シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年05月29日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 人体の二元性(陰陽)に対して、色々なアナロジーによる説明が考えられるが、次のようなアナロジーによって、人体の下部過程と上部過程の間の二元性の本質が、どんなものなのかを明確にできれば、理解できるかもしれない。或いは、もしかすると、何らかの偏見にぶちあたるかもしれないが、いまは、あえて、次のアナロジーを用いる。

 どういうかたちであれ、目の前にある何らかの物質が、人体に効力を及ぼす際の特性を考えるなら、人体に吸収(消化)され、活動の一部として摂取された、消化後に生じる栄養物を考えるだろう。

 さて、ここでホメオパシー(同種療法)を行うことができる。栄養として摂取された物質の集合性や潜在的な関係性(ポテンシャル)を止揚(免疫化)できる。栄養として摂取された物質を、何らかの方法で希釈すれば、いわゆるホメオパシーの極微量を用いれば、物質が本来もつ集合(結晶)性や潜在的関係性(量子効果)が生じる。

 ホメオパシー的な極微量を用いるとき、いま(1920年)の自然科学全般では、まともに観察されていない事実が明らかになるが、現代人は全てを物質(3次元)的に観察することに慣れっこになってしまっている。

 (宇宙からくる微量な天体の作用を知るには、物質の液体「波動」性に注目する必要がある。生命の受胎は実際に、この量子レベルで行われるようである。つまり量子効果が充分に利くメゾスコピック領域にまで、物質を還元する。

 例えば、SQUIDと呼ばれる量子干渉計「トンネル効果を利用した電気回路」は有名である。現代でいうところのナノ「10のマイナス9乗」領域。

メゾスコピック領域
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BE%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E9%A0%98%E5%9F%9F

量子干渉計
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E4%BC%9D%E5%B0%8E%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%B9%B2%E6%B8%89%E8%A8%88

 超伝導状態になると、電子がクーパー対をつくり、電子殻の束縛状態から抜け出し、1種の自由な波動をつくることがわかっている。

 余談だが、ホメオパシーについても現代人は曲解している。ホメオパシーは、アロパシー「逆症療法」の反対の療法を意味する用語で、生体の陰と陽を理解できない人が、使うべき言葉ではない。そもそも、霊能力のない人には使用できない。

 ホメオパシーの効果は重力を喩えにして考えるとよくわかる。例えば、重力子は、実験装置では非常に極微なので、観測されていないが、重力は存在している。

 重力子は、そのマクロ性の無限遠への到達距離をもつために、数理的には、観測が困難で、量子場(量子)のように解釈し、ヒッグス場(粒子)という対称性の破れを用いて、質量を定義している。

 これと同じように、ホメオパシーを定量化するのも困難で、要するに質的問題なのである。重力は、物質的空間の質に効いてくる作用で、ホメオパシーは、生命的空間の質に効いてくる作用と捉えるとわかる。数理的にいえば、いずれも幾何学的なベクトル(ファイバーバンドル)で考えるとよいだろう。

 以下のウイキペディアの内容は、現代人の曲解から生まれている典型的な解説である。現代的解釈では捉えられない。

ホメオパシー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%BC

 ホメオパシーとは、現代科学でいうところの、極微の量子効果のことを述べている。生体内では、異物の免疫化のことに相当する。)

 従って、現代人は、例えば、1つの光源があったら、光はあらゆる方面へ広がっていき、無限の彼方で消滅する」と考え、太陽光についても同じように考える。

 以上のような、現代人の典型的で、抽象的な考えは、間違いである。太陽光の活動は、いかなる無限の彼方であっても消え去ることはなく、ある限界の範囲にまで達するだけで、その後、まるで弾力をもっているように、跳ね返ってくる。



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 自然のなかにはリズミカル(規則的)な経過があるだけで、無限の彼方に通じる経過は存在しない。リズミカルに再び、自身に跳ね返る存在だけがある。

 (3次元空間で考えるのではなく、4次元で考えればよい。4次元とは、3次元でいうところの、例えば、左から進めば、右から帰ってくるような逆転の現象が起こる「場」である。空間というより位相といえる。メビウスの環などを考えるとよい。

 だから、3次元で行った過去の行為は、未来の行為として現れるわけで、仏教の輪廻の教えにも合致する。つまり、現在の自分は、過去に行った自分の行為の反映であり、過去の行為が、逆になって、未来から現れてくる。

 しかし、未来から現われる行為は、自分とは逆の立場になる。自分が過去にしたことを、今度は、相手にされることになる。だから、過去を悔いるのではなく、前向きに生きればよい。間違いかどうかはいずれ自分の身に降りかかることでわかるからだ。



 この宇宙の原則は、単なる量的な拡散にだけあてはまるのではなく、質的な拡散にもあてはまる。

 例えば、ある物質を分解しはじめる際の最初の段階では、その物質の結晶(集合)体としての特性を持つ。この特性は、分解するに従い、無限に減っていくのではなく、ある限界点に至れば、必ず跳ね返ってきて、分解前とは質的に反対の特性をもつ。

 (3次元のなかに4次元の質的な反転の効果があるのは、常に変動する時間からもわかる。だから、どんどん金持ちになるということは、いずれどんどん貧乏になるポテンシャルをもつ。

 金持ちは物質的には恵まれているが、逆に自分で何1つつくりだせないから、精神的には怠惰になっているわけで、また間接的に多くの人の不幸をつくれば、今度は、多くの不幸を背負うことになる。)

 人体の上部と下部の間の対比も、上記のような内的なリズムに基づいている。上部はホメオパシー的な下部の反射の原理にある。ある意味、上部は、通常の消化過程とは正反対で、下部の反対の機能、すなわちネガ(陰)を形成する。

 (下部を陽とすれば、上部は陰、逆に、上部を陽とするなら、下部は陰となる。)

 従って、ホメオパシーを用いる薬剤師はホメオパシーを用いた生体内希釈(量子効果の使用)[Verduennung]をおこなうことで、通常は人体の下部に関係する特性を、上部に関係する正反対の特性へと、実際に導くことができる。これは大変興味深い内的な関係である。この関係については次回以降、更に述べていく。

 (ホメオパシーとは、生体内にSQIUDをつくり、量子干渉を用いていると思えばいい。シュタイナーによれば、量子効果は、天体の運動から生じるようで、まさにミクロ世界は、マクロの世界から生じるようである。

 「下にあるものは上にもある」というオカルトの格言が思い浮かぶ。つまり、万物は素粒子からなるのではなく、マクロの天体の運動がミクロの量子を生み出すから、万物は天体の運動に帰着されるのである。

 量子である素粒子は、天体の運動がコンパクト化されたものにすぎないと考えられる。だから素粒子論は、宇宙論に帰着する。例えば、粒子のスピンは、天体の自転に由来し、粒子の軌道角運動量は、公転に由来する。

 また生体内の量子効果は例えば、神経細胞集団の同期発火、心筋細胞の同期拍動などからも想定できるし、生命現象では、蛍の集団発光現象などからも伺える。)





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Last updated  2013年05月29日 11時26分55秒
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