シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年06月18日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 グローバル化が盛んにいわれているのとは逆に、責任感に乏しい日本人が醜態を曝し続けている。日本人は、本当は、世界一無責任なのではないか、と思うようになってきている。なんらかの公的な責任をとって降格、もしくは辞職した人が世界一少ない、のではないだろうか?

 特にスポーツ界に目立つ不祥事への無責任さは、若者への教育に悪しきものを与えるのではないだろうか?

 それもこれも、勉強しないのを、環境のせいにしている若者が頻繁に見受けられるからである。つい最近まで、なぜ勉強しなければいけないのかと屁理屈を述べる生徒がいたくらいである。世界には勉強の機会すら与えられない境遇の子どももいるのだ。

 グローバル化というのなら、そういう反対の立場にも思いやれる気持ちをもてなければおかしい。大人の社会では、まずは実績や義務を果たしてから、自己主張や社会に対して要求すべきことはいうまでもない。

 そもそも、勉強とは、キリストが悪魔からの誘惑と戦ったように、あらゆる誘惑と戦う忍耐力の養成にあると、私は思っているからである。

 それを一言で、「環境が悪い」と環境のせいにしてしまえば、まるっきり忍耐力の養成が無に帰してしまうからである。

 環境が悪いのなら、自分の責任は一体どこにあるのか? そのような環境を招いてしまった自分には責任がないのか? ゴミを散らかしたのは、散らかさせる環境のせい、などというような無責任な自覚のない輩は、果たして人間といえるのだろうか? 

 このことは特にスポーツ界において見受けられる。

 プロ野球の某コミュショナーは、これと似たような発言をしている。しかも大の大人で、指導的立場にある。



 W杯で優勝を狙う、と大言壮語したのとは、全くアベコベの、日本男子サッカーはぜんぜん進歩していないのではないか、と思われても仕方のないものだった。フリーキックとセットプレーが10年前より少し進歩しただけ、という感想をもった。

 しかし、なぜ日本女子サッカーがW杯で優勝できたのか、を同時にわからせてくれるものだった。

 女子サッカーができて、男子サッカーができないのは、忍耐力の欠如にあることがわかったからだ!

 競技レベルが高い国際試合ほど、忍耐力が求められる。だからコーチは自然と精神論にならざるをえなくなる。むしろ、一流のレベルになれば、技術的なことは既に習得済みで、あと教えられるのは、精神しかないからだ。

 練習も満足にできない環境でも、世界一になれることを、一時とはいえ、女子サッカーは証明した。環境が苛酷なほど、それを上回るために能力が向上する。ある女子サッカー選手は、肉体力では海外選手に劣る分、判断力で上回れるように心がけたといっていた。そして、自分を生かすために、周囲の選手のプレーを研究したといっている。

 つまりこの女子選手の発言から、劣悪な環境により選手のプレーが下がるどころか、むしろ飛躍することがわかる。先を読む力、展開をつくる力をつければいい。劣悪を躍進に転じる。

 そういう意味で、現在よりもドーハーの悲劇の日本男子代表の方が精神力は上なのではないか?と思う。というのも、当時の環境の方が、いまより遥かに劣悪だったからだ。

 また、一流のスポーツ選手は挫折やスランプを乗り越えてはじめて一流といえるのだと思う。それほど高水準を求められない二、三流には挫折やスランプなどははじめからないからだ。

 国際試合では1つのミスが大きな失点につながる。だから日頃からプレッシャーを与えられる過酷な練習をして忍耐力をつけていないと、ミスの連鎖がつづくと同時に絶えず相手にプレッシャーをかける姿勢が必要になる。



 つまり、男子日本人選手は自分さえよければいいというプレーが目立つ。勿論、自分のプレーを生かすのは重要だが、そのために周囲のサポートをいかに引き出すかがないのである。だから、海外の日本選手は代表で孤立してしまい、相手に潰される。それに代表戦とクラブ戦では戦いと見世物(興業)の違いがある。

 ブラジルの環境といえば、日本に比べて、決して良いとはいえない。一流サッカー選手の多くが貧しい境遇から這い上がってきた。

 ブラジルの選手はタフだが、日本の選手のプレーは、どこか自信のなさを感じさせる。自分で這い上がったのではなく、金銭でつくられた感じがした。サッカー環境が万全に整備されて、その上に乗っかっているだけの空虚さがある。サポートに依存する姿勢、他力本願の借り物なのだ。ましてやそれがダメマスコミの偽サポートである。

 それが、自分の現在の水準の自覚もない世界一などという大言壮語につながったのだろう。その重みに潰されないことだけを願う。詐欺師になってはおしまいである。

 スポーツとは、過酷な環境や条件を克服する能力を磨くためにあるのではないのか? それを環境のせいにしてしまうのなら、そもそもスポーツをやる意味がない。





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Last updated  2013年06月18日 15時09分05秒
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