シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年08月28日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回の続き。

 ☆  ☆  ☆

 特異点とは、すなわちエネルギーの集中した点ということなのです。下位の特異点はごく普通に見られ、実際に貴方がたの日常的な出来事に影響を与えています。家屋他の建造物を建てるにしても、いわゆる建築に好ましい場所というものがあります。

 たとえ他の条件が同じでも、そうした場所では良好な健康状態が保たれ、活力が増し、植物もよく育成繁茂します。またそこでは、あらゆることが有益な状況に収まるように思える場所でもあります。

 (俗にいうパワースポット)

 下位の特異点の近くにいることが、直感的にわかる人々もおられます。そうした場所は複数の特異点の間にできる、ある(位相)角度の内側(位相差の内部)に生じます。特異点自体は、明らかに物質的な存在ではありません。

 つまり不可視である、ということですが、数学的な演算により推定は可能です。それで、かような場所はエネルギーが強い地点として感じることができます。

 同じ部屋のなかでも、光などの必要条件は一切同じなのにも関わらず、他と比べて特に植物の生育がよい場所がある、ということがあります。貴方がたの空間には、全てにそうした特異点が行き渡っているため、みえない特異点同士の間に(位相)角度(位相差)ができている場合があるのです。

 非常に単純化してお話しますが、特異点の間にできる(位相)角度(位相差)でも、他と比較して「はずれ」に位置するものもあり、その場所では、貴方がたの成長や活動に関わる全ての条件を好ましい形で満たしてくれるとは限りません。



 こうした角度(位相)の性質を述べることが本書の主要な題材ではないため、ここで細部まで説明しません。特異点には、その力が強まる時代とそれほどでもない時代がありますが、そうした差異が生じる理由は、特異点や時間の性質とは関係ありません。

 特異点に影響を及ぼす要素は別に存在しています。ですが、それについては今ここで触れる必要はないでしょう。

 そういったエネルギーが集中した時点または地点は、感情の鮮烈さの増大によって活性化されます。増大と言っても、貴方がたの正常域に充分収まる範囲です。特異点の存在に気づいていなくても、貴方がたの感情や思いは、特異点の活性化に一役かっているのです。

 活性化された特異点は、当初の感情や思いに大量のエネルギーを付加することになり、エネルギーを与えられた感情や思いは、物質への投影が加速されます。さて、ここに関わってくるのは感情や思考の性質の如何(いかん)ではなく、その鮮烈さ(強度)だけなのです。

 特異点は、言うなれば目に見えない発電所のようなもので、充分な鮮烈さを帯びた感情的な思いや思考が接触してくることで活性化されます。特異点に関しては、何によって活性化された場合でも、それ自体の増幅は極めて中立的に起こります。

 この題材についての情報の口述は、幾分手間を要します。それはこの題材が新しいものであるため、主に、言語への置換ができるだけ的確に行われるように、取り計らうことからくるものです。

 しかもルパート(霊媒)の側においては、できるだけ科学的背景の介在なしに翻訳がなされるよう望んでいます。私の側にも創意工夫が求められているのです。

 さて極めて単純に申しあげますが、意臓による主観的体験は、いずれも(電)磁気エネルギーの塊(波)として反射的に外に示されます。それらは物質の領域の「下位」に存在しますが、「未だ物質として表出していない前駆粒子」という表現を好まれる方々もおられるかも知れません。

 このエネルギーの塊(波)は全ての意識から自然に発せられており、あらゆる刺激への反応の結果として生じる、目に見えない形成体なのです。それらは滅多に遊離して存在することはなく、ある特定の法則下に結合しています。

 (オカルトでは、エーテルと呼ばれている。)



 ここでもまた非常に単純に申しあげるのですが、一定の条件下において、エネルギーの塊(波)は凝結して物質となります。電磁気エネルギーの波のうち充分な強度をもつものは、既にお話してきたところの下位の特異点を、自動的に活性化できます。

 そうした場合には、エネルギーの塊(波)の物質化がより加速推進され、貴方がたの言葉で言えば、強度の低いエネルギーの塊(波)に比べて、物質化の速度がかなり増すことになります。エネルギーの塊(波)にとって、分子はまるで惑星のように巨大なものとして映ります。

 しかし原子も分子も、惑星も電磁気エネルギーの塊(波)も、それらを、エネルギーが生起したのと同じ原理の、異なった「現われ」にすぎません。そのことが到底ありそうもないことにみえるのは、貴方の置かれている位置が相対的なもので、見せかけの時間と空間のなかに意識の焦点を合わせているからなのです。

 従って、個々の思考や感情は、一定の条件下では電磁気エネルギーの塊(波)として、あるいは、それらの複合体として存在し、しばしば特異点の助勢を賜っていることになります。

 それらは物質を構成する、建築素材(ブロック)として出現するのです。ただし物質の顕在化は、思考や感情の性質に関わらず、中立的な「結果」として起こります。



セッション525……1970年4月22日(水曜日)午後9時14分

 感情、思考、もしくは観念的なイメージの鮮烈さ(強度)は、青写真の役割を果たすので、後に続く物質の具現化を決定づけるのに、究めて重要な要素になる。

 このようなイメージの鮮烈さ(強度)は、(電)磁気エネルギーの塊(波)ができる時の核になりますが、貴方がたの表現をお借りすれば、核の強度が大きいほど、物質の顕在化も早く起きることになります。

 このことは、恐怖に覆われた観念的イメージであれ、喜びに包まれたものであれ、いずれにもあてはまります。

 さて、そこで重大な問題が起きてくるわけです。もし、貴方の気持ちが非常に強烈な状態で起こり、感情を伴いながら、明確な観念的なイメージをもって思考がなされる場合、それらは即座に物質的な事象として具現化されます。

 そこで、もし貴方が極めて悲観的な性格で、潜在的に災いばかりに思考や感傷を巡らしているとしましょう。すると、そうした思考は極めて忠実に、現実において再現されることになってしまうのです。

 従って、貴方の想像力や内なる体験の鮮烈さが大きいほど、その内なる体験を物質的に具現化する方法を、正確に把握していることが重要になってきます。貴方の思考や感情は、心に浮かんだ瞬間に、物質的な顕在化に向かう旅を始めます。

 もし貴方が、私が先に述べたような異常に伝導性の高い特異点の影響を強く受けるような場所にたまたま住んでおられたとします。そして、もしも貴方に病気や災難ばかりが気になる傾向があるとすれば、そうしたものばかりが押し寄せてくるでしょう。

 なぜなら、かような環境のもとでは、あらゆる思考が、大きな具現力を有するからです。反対に、もし貴方の感情や主観的体験がかなり均衡のとれたもので、なおかつ貴方自身、建設的な意味で、かなりの楽天家であり創造性豊かだった場合には、自分にとって望ましい想念が即座に具現化するため、並外れて幸運に恵まれているように思えるでしょう。

 簡潔に申しあげますと、貴方がたの国内[アメリカ合衆国]において、特定の理由あって活性化に秀でた特異点の存在する場所は、西海岸、東海岸の一部、ユタ州、五大湖地方、シカゴ周辺、ミネアポリス周辺、そして南西部の一部などの地域です。

 それらの場所では物事の具現化の速度が速く、従って建設的要素と破壊的要素のいずれの潜在性も高いということになります。

 そうした特異点そのものは、譬(たと)えて言えば太陽が植物の成長を助けるがごとく、原子や分子の作用を活性化します。特異点は、原子や分子の生成を活性化し、それらの調和力を促進させます。言い換えれば、それらが調和した構造群や組織となるべく集まる傾向を促すということです。

 特異点は、物質固有の機能や潜在的な自発性を強化、増大させます。それらは超自然的な生成装置として作用し、物質化を促進するのです。

 さて、私には本書を専門書にする意向はありませんので、特異点の活動や作用や影響、あるいは、私がお話している、自然な、意識の放出物である(電)磁気エネルギー群(波)について、今ここで徹底して論ずることはいたしません。

 しかしながら、現在まだ知られていないにせよ、思考や感情というものが、極めて確実な方法と確かな存在理由を有する法則によって、物質へと形づくられていくことを、貴方がたに知っていただくよう、強く望んでいます。

 特異点や電磁気エネルギー群(波)についての疑問を追究されたい方々や、科学的見解に興味をお持ちの方々に対しては、セス情報(マテリアル)の別の箇所で明らかにしていくつもりです。

 ここであえて触れておくことにしたのは、単に人格存在(パーソナリティ)の多次元的側面についての話が、特異点や(電)磁気エネルギー群(波)にまで及んだからにすぎません。特異点や(電)磁気エネルギー群(波)は、貴方がたが特定の主観的体験を、三次元の現実で具現化することを可能にします。

 しかし、私がこの話題についての論及を終える前にぜひ強調しておきたいことは、そうした(電)磁気エネルギーは全ての意識から様々な程度で放出されているのであって、貴方がたの意識のみから放出されているものではないということです。

 全ての意識のなかには当然ながら細胞の意識も含まれますから、(電)磁気エネルギー群からなる目に見えないネットワークは、貴方がたの環境の隅々まで行き渡っています。そして、そのようなネットワークから物質の粒子が形づくられていくのです。

 (超弦理論から素粒子ネットワーク理論を構築できるのだろう。ファインマン図などは、そのことを示している。摂動をネットワーク化すればよい。宇宙トポロジー論に発展するだろう。)

 さて……この話題については、容易に一冊の本が書き上がってしまうほどです。例えば主要特異点や絶対特異点の「位置」についての記述は、莫大な利益を生むことも可能でしょう。

 貴方がたは自分たちのテクノロジーや、長持ちする製品、建物、道路を造り出せることを誇りに思っておられるようですが、それらは「過去」の建造物と比較してみれば、取るに足らない自慢話にすぎない、ということも少なくありません。

 (数千年経っても現存している古代遺跡をみれば明らか。)

 ☆  ☆  ☆

 次に続く。





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Last updated  2013年08月28日 10時45分26秒
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