シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年09月25日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回の続き。

 ☆  ☆  ☆

生まれ変わりでは私たちは必ず産道を通らねばならないのか?

 ―もう1つ質問がある。この世に戻ってくるには、私たちは必ず産道を通って生まれてこなければならないのか?

 その質問に答えるには、まずこの場所が三次元の知覚に適した次元であることを、貴方にわかってほしい。この世は、思考を、物質という三次元の形を通して、目で見ることができる次元である。

 この次元が物質の密度を持つのは、思考が、光という特定の周波数の波動にまで拡張され、光が減速され、電磁場となり、更にそれが物質の総体となり、この次元での固体(固有振動数)となるに至ったためである。

 (量子論でいえば、光子が、陽電子と電子の対に分かれることを意味する。この減速を数値で見積もると、負のエネルギーが算出されるが、この負のエネルギーが、3次元感覚の位相空間の質量を意味し、人間の低次の意識から生じる。)

 つまり、 この次元の物質というのは、光の周波数を遅くして、それを最大の密度の形態まで落としたもの 、ということである。



 (同じ周波数を集めてくることは、算術的に、エントロピーの熱力学でいえば、負のエネルギーを生成していることになる。勿論、物質のないところにも波動はあるが、ただ、人間の3次元感覚が、同じ周波数を集め、物質と定義しているだけにすぎない。)

 本質の貴方は、物質の密度よりも高い周波数を持つ光のエネルギーだから、もし物質でできた化身を持っていなければ、この次元にある物質のなかを通り過ぎてしまう。つまり、身体が、その密度と感覚器官を通して、この次元にある物質を知覚し、体験し、それと関わっていくことを可能にしている。

 (自分のなかの高次の光エネルギーから、低次の光を取り出して、この際に負のエネルギーが生じるが、物質的意識をつくりだしている。簡単にいえば、鏡をつくり、自分の顔を映している。だから、負のエネルギーが、正のエネルギーに置き換わる。)

 だから、この波動の一部でいたいなら、実存する身体に宿り、その一部とならなくてはならない。化身を持つための1つの方法が、産道を通って生まれてくることなのである。

 (自分を反射する鏡をつくりつづけないといけない。)

物質の周波数領域を出て光の周波数領域に入る昇華

 脳の能力が全て使用可能な状態になれば、身体をコントロールして、その波動の周波数を上げ、物質の周波数領域を出て、光の周波数領域に入ることがいつでもできるようになる。これが「昇華(アセンション)」と呼ばれているものである。

 「昇華(アセンション)」とは、貴方という存在全てを、自分が受け容れる意識のもう1つの次元に移行させることである。死は、確かに、その次元に行く1つの方法だが、そうすると自分の化身を老いて退化するに任せ、消滅させることになる。すると、もう化身がなくなってしまう。「昇華」というのは、自分の身体を別次元に持っていくことなのである。

 この次元から昇華した者たちは、死という、究極的な意識を支配したのである。

 思考の力を通して、身体の分子構造の周波数を高め、身体とともに、光の存在の世界に行けるレベルまで持っていくことで、死を完全にバイパスしてしまうのである。

 (セスの話では、夢見の意識と、覚醒時の意識を統合すること。)

人間は本来誰もが昇華を体得できる能力を備えている

 「昇華(アセンション)」を体得してしまえば、貴方は自分の身体を永遠に保ち、自身は化身のままで、(別次元へと)自由に往き来ができる。つまり、またこの次元に来たい、と思ったら、ただ自分の波動を、この次元と同じ周波数の振動まで下げてやれば、もうその瞬間、貴方はこの世にいる!

 この世にいる人たちは皆、昇華できる力を備えている。肉体という幻影の陰には、全宇宙の創造主が隠れているからである。貴方は自分の意志で、限界のない(無限の)想念を通して、この現象を起こすことができる。

 自分自身の思考に対して審判を下したりせずに、全ての想念を受け容れることを許せば、自分が夢見る理想の姿になる能力と力を持つことができる。そうすれば、何にでもなれるし、何でもできるようになる。

 ある想念を取り上げ、それを身体の中に濃縮し、身体の振動を早めるよう指令を出すこともできる。すると、思考が堅固に保持していた理想に向かって、身体が上昇していく。

 身体全体が更に早い速度で振動し始める。その間、体温は上がり、身体が光り始め、更に振動を早めて行くにつれ、身体の物質が純粋な光の領域に入り、そして純粋な想念へと入っていく。そうすると、それまで見えていたものの姿が見えなくなってしまう。

人が死ぬのは、老いることを真実として認めているからである

 今生で、昇華に達する人は、ほとんどいないだろう。それは、ここで教えられていることの真の意味を悟り、それを理解する人がほとんどいないからである。ほとんどの人は、死ぬだろう。

 それは、老いること、衰えていくことを真実として認めているからで、自分を運んでくれている、この素晴らしい機械(肉体)も、見栄えのいい間しかきちんと世話をしないからである。だから彼らは年老い、身体は段々と衰弱し、死を迎える。すると精神と魂は身体との連結から解放される。

 (肉体はよく鏡に喩えられる。鏡をよく磨くことが大切だ!)

 でも、この物質密度の次元にまた戻ってこようとするなら、自分を表現する媒体がまた必要になる。こうして、再び主(意識)が沢山生まれてくるようになる。

 ほとんどの人は死ぬが、だからといって、それで全てが終わりではない。それは単に、1つの化身という仮面が取り去られ、また別の仮面を見つける必要があるというだけのことである。

 しかし、もし、この世に戻ることを選ぶならば、昇華を促すような意識として戻ってくるだろう。もうすぐ、その真実は、よく理解され、当たり前の現実となるからである。

光の周波数を下げる、或いは減速すると固体物質になる

 皆のまわりにあるものは全て物質と呼ばれている。物質とは、父なるもののことだ。あらゆるものは神だからである。しかし、物質を創造した者、その姿を定めた者とは、最高の技能を持った職人で、神々である貴方たちなのである。

 なぜなら、元始の存在の始まりから、思考を通して思い描くことができた観念を全て物質へと創造していくという、明確な目的をもった知性が貴方にあったからである。

 さて、全ての物質は光により囲まれている。この世の科学者たちも、光の周波数を下げる、あるいは減速してやると、どうも固体物質(固有振動数)になるらしい、との感触を持ち始めている(この感触は正しい)。

 では、この光は一体どこからやってきたのか? 思考である。つまり神だ。ある想念を持ち、感情の中に、これを抱くとき、その想念は光の波長を持つ波動へと拡大していく。

 光子の動きを遅くし、凝縮すると、プラスとマイナスの極がある電磁場、つまり皆が電気(電子)と呼んでいるものになる。想念を電磁場よりも更に減速、凝縮させると物質になる。

 そして物質は、生命体と呼ばれる分子・細胞体となる。そして、この生命体は、創造に必要な観念として、魂が思い描く想念によって、1つの形に保たれている。

 万物の創造過程は、速度をもたない、思考をもとに、それを速度のある光へと拡大し、その光を減速して、皆の周りにある万有を創造する、という形をとる。

 ☆  ☆  ☆

 以下はラムサの話ではないが、参考になるので、抜粋紹介する。

 ☆  ☆  ☆

貴方も庭に出て妖精を探してみてください

 いかなる存在といえども、人間よりも遥か遠くにあると考えてはいけない。自然界であれ、アストラル界であれ、霊界であれ、天界であれ、みな同じで、万有万物は貴方自身の意識の中に存在しているのだから。

 これらの世界は、人間の息が届く範囲よりももっと近くに位置し、我々が心の中に深く受けとめ、人生の中で身をもって生き抜かなければならない一つの教訓は、 天国は自らの中に存在する 、という真実である。

 この王国に入るために、大袈裟な知的な探求は必要ではない。必要なのは、幼児のような純朴な心だけである。だから、貴方の子供に、妖精のことを教え、話して欲しい。貴方も庭に出て、妖精を探してみて欲しい。そして、妖精も、その一部となっている自然の普遍的な生命と一体になってみて欲しい。

 (考えるな、感じろ!)

 最後に、もう一つの別の考えを話す。単純さが鍵である。単純であること。生命は複雑ではなく、無知さが、物事を複雑にしている。生命は、その単純さにおいて偉大であり、その偉大さにおいて単純であり、ただ、「在る」だけである。

  アイヴァン・クック編『コナン・ドイル 人類へのスーパーメッセージ』

低い波動の存在は自分の能力を超えたものは認識できない

 人間が現在の低い波動の存在にとどまっている間は、自身の能力を超えた高次元世界にあるものは認識できない。濁った水のなかを泳いでいる魚と同じように、死の向こうに異なった存在がいることも知らず、手探りで前進しているだけである。

 人類は、この太陽系のなかにあるエーテルからなる美しい惑星にも全く気づいていない。物質界の傍らに存在する、この新しい宇宙は、非常に拡大した高い振動の意識にしか感知できない。ちなみに、この新しい宇宙は、物質界をも貫く死後の世界とは別次元である。

 地球は太陽系のなかで最も暗い惑星である。ということは、地球に住んでいる貴方がたは、今よりも明るい未来を期待できる。私たちに心を開き、死の恐怖を払いのける機会を、私たちから受け取れば、貴方がたは美と驚異と喜びの世界に向かって、もっと勇敢に足を踏み出すことができる。

  アイヴァン・クック編『コナン・ドイル 人類へのスーパーメッセージ』

 ☆  ☆  ☆

 宇宙を司る意識が唯一神で、そこから分派してきた意識が神の子である人類であるようだ。唯一の意識を、ラムサは、「意識の流れ」と呼ぶ。人間の意識は、この「意識の流れ」のなかを生きるので、永遠である。

 この「意識の流れ」を古代人は不死鳥(フェニックス)と呼んだようだ!

 手塚治は火の鳥という漫画に描いている。

 しかし、多くの人間は、鏡が壊れたからといって、自分も鏡のようになったような錯覚に陥っている。そのような錯覚が、死を招く。人類よ! 目覚めなさい! 

 次回に続く。





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Last updated  2013年09月26日 13時26分49秒
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