シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年10月29日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回の続き。食物偽装事件が巷を賑わせているが、地産地消の農業保護政策を今すぐにでも進めるべきで、特に炭素循環農法のようなあまり営利につながらない農業こそ自然保護の視点からも推奨すべきである。

 このような有機農法が、逆説的にいえば、なぜ営利につながらないかといえば、自然破壊をしないからである。人間以外の生物をも養育することを目的としているわけで、その分効率が悪くなるからである。

 人間だけを、それも金銭をもっている輩だけを相手にし、高額な報酬だけを目当てに、他を一切無視するから、利益を上げることができるが、それは全体からみれば、報酬の奴隷となっているだけで、報酬以外のことを犠牲にし、破壊しているにすぎない。視野が狭くなっているだけである。

 このことは、現に、大企業が国家の財政に寄生し、破綻させていることでわかる。経団連のブタたちをみればわかる。醜悪な妖怪のような顔をしている。自分のことしか頭にない鬼のような人相である。

 連中が国家を破壊する戦争を欲するのは、報酬、儲けしか頭にないからで、儲け馬鹿なのである。連中の天文学的高額な報酬をみれば明らかである。その多くが他を犠牲にして、自己目的を遂げた不浄行為による。

 「金持ちが天国にいくのはラクダが針の穴を通るよりも難しい。」

 自分のことさえよければいいというのは、独房に住んでいるのと同じということなのである。少なくとも自分の行為が他人や、社会、自然や宇宙にどう影響するかを考えないと、この世の仕組みや、この世に生きる意味がない。

 「カエサルのものはカエサルに返せ」

 不浄のモノは、不浄に返せ。自然の恵みは、神が与えたものであり、人間がつくったものではない。自然の恵みは自然に返せ、つまり、カネは天下の回りモノ、社会的信用で成り立つものだから、銀行に預けるのはもっての他で、神殿で商売してはいけない。



 つまり、自然が与える農作物で商売をしてはいけない、ということなのである。地産地消を忘れ、ついには、食材偽装までやる始末である。人を健康にするためではなく、自分が不浄の報酬を得るために仕事をしていることになる。そのような仕事は、創造ではなく、破壊である。さて、前回の抜粋紹介を続ける。

 ☆  ☆  ☆

15. 鮮度?〔“古鮮”が本物〕

野菜は「採れたて・・・」。これは欠陥野菜〔虫の餌〕での話。本物〔人の食物〕には関係ありません。鮮度を決めるのは収穫後の経過時間ではなく、作物の活力〔生命力=健康度〕だからです。

 (ホンモノの作物には、自然環境のエキスが生命として宿っている。)

 新鮮は当たり前、“古鮮”が本物。新しくても古くても、鮮度が良くなければなりません。「新」と「鮮」は分けて捉える必要があるのです。


 「朝採りだから新鮮」との宣伝文句は「直ぐ腐るから早く食べろ」と言ってるのです。昔からの生活の知恵、本物は一定の熟成〔発酵〕期間をおかなければ本当の美味しさが出ません〔枝豆3日、スイートコーン5日ほど〕。

 「新しさ」を売り物に、殊更それを強調しているものは要注意、新しさは「人の食物」の選択基準ではありません。

 果菜類は熟度の関係上、長期保存が出来ないものもありますが、冷蔵庫が当たり前の現在、活力のある良質なものなら、葉野菜で一ヶ月前後〔結球ものは長い〕、茎根類なら半年以上、鮮度は保たれます。

 レタスやハクサイ、キャベツなどは、外側の古い葉の養分を、より若い内側の葉や、最も大切な成長点に移行させます。収穫後は外葉を枯らすことによって、少しでも長く生き続けようとしているのです。外葉が枯れるのは、活力があり良質な証拠で、内側は美味しく食べられますから捨てないでください。



 ところが「虫の餌」はエネルギー代謝能力が劣り、低温下でも収穫後から速やかに糖〔エネルギー〕を使い果たし、水っぽくなり不味くなります。

 そして、バクテリアにより生きながらにして処分されます。つまり腐敗です。本物を“味分ける”自信がなければ、バクテリアに判別してもらえば間違いありません^-^。  

16. 二酸化炭素?〔堆肥化は環境破壊を助長〕

 気温上昇が大気中二酸化炭素濃度上昇より、半年~1年先行している事実や、人為的二酸化炭素の大気中への蓄積量、温室効果ガス全体に対する二酸化炭素の割合〔温室効果の90%は水蒸気〕などから考えて、二酸化炭素だけが温暖化の主犯のように騒ぐのは大いに疑問〔環境破壊の真の原因の隠蔽?〕ですが・・・。

 また、エネルギー収支を無視した削減や、対症療法的な地下封入などはエネルギーの浪費です。そもそも、二酸化炭素濃度増大が本当にマイナス現象なのかも分かっていません。むしろ現在の地球の生物圏は貧炭素状態とも考えられます。

二酸化炭素だけが: 温暖化の原因の15~30%は黒色炭素〔煤〕?。氷河融解の主犯は煤。煤の排出は途上国のバイオマス燃料〔薪炭〕による調理や石炭火力発電、ディーゼルエンジンなどの都市の煤煙、焼畑農業、バイオマス燃料用作物の栽培や牧畜のための森林伐採焼却など。大気中に放出された煤は他の塵や水蒸気と結合、単独の場合より2倍の太陽エネルギーを吸収する。高温の雲を作り上昇、標高の高い地帯や極地に流れ込み局地的に暖める。

 しかし化石燃料からの熱放出、人口集中・都市化による熱源の局所偏在化。森林や農地の砂漠化。自然の地表被覆物の破壊や人工被覆物への変容。大気・水循環に伴う物質循環の変化や汚染。このような人の活動に由来する現象の変化が気候変動に与える影響は甚大と考えられます。

 これらの環境破壊を起こす活動に伴い、大量の二酸化炭素が排出されているわけですから、削減自体はエネルギー資源の節約であり、環境保全のためには必須であることに変わりありません。

大気中への蓄積量: 大気中のCO2は陸や海に年間 30%が吸収され 70%が残る。この70%の70%が次の年に残る。これの繰り返しは、
 0.7+〔0.7〕2+〔0.7〕3+・・・=0.7/〔1-0.7〕=2.33
 となり、人為的排出量の2.33〔当年分を加算しても3.33〕年分以上が大気中に残ることはない。これは全体の増加量27年分の8.6%。1958年からの増加量55ppmの内の 5ppm程度が人為的増加分。残りの50ppmは自然増加量である。
 槌田敦「反論・CO2濃度と気温の因果関係」より

 日本での堆肥に必要な有機物資材は、二酸化炭素換算で総排出量の5.9%相当量です。その内の3.5%相当量は堆肥化の際に大気中に消え、実際に圃場に投入されるのは残り2.4%相当量。現物〔水分60%の未処理の有機物資材〕で24.0t〔3.8tC〕/haになります。これだけあれば微生物の餌として十分な量で、生あるいは短期高温醗酵処理の高炭素資材やキノコ廃菌床なら、畑で緑肥作物などを作る必要もありません。

 なお、水田は炭素固定能力の高いイネ科の特徴として、稲ワラを持ち出さなければ何も入れる必要はありません。ただし、自然の循環を全く理解せず、稲ワラを未利用資源などと勘違いしない限りにおいてです。

【非堆肥化によるCO2 〔 〕内はCO2総排出量に対する割合】
 堆肥に必要な有機物資材の総量: 5135万t堆肥/0.4歩留まり=12838万t有機物資材〔5.9%〕
 堆肥化時〔現行〕のCO2排出量: 12838万t - 5135万t=7703万t有機物資材=4519万tCO2〔3.5%〕
 非堆肥化時の単位面積当たり施用量〔2.4%〕: 5135万t/213.9万ha=24.0t/ha

 一律に堆肥と呼ばれていても、高炭素〔低窒素〕のバーク堆肥〔最低C/N比35以上〕などなら土壌改良資材と言えます。しかし慣行農法や有機農法で奨励されている、一般的なC/N比30以下での堆肥化は環境破壊を助長していると言えます。

 非堆肥化のサラダ〔自然〕農法に転換すれば、一度も土と関わらず無駄に大気中に消えた3.5%相当量は不要になります。これこそバイオ燃料に転用すべき資材。食糧作物のバイオ燃料化と違い、真の節約分です。実質は倍〔7%〕の二酸化炭素削減につながります。

【試算のデータ】
 耕地面積及び、ha当たり堆肥施用量の推定値
    面積〔2004〕  /ha    計
 水田: 257.5万ha  1.25t   322万t
 畑地: 213.9万ha  22.5t  4813万t
 合計: 471.4万ha  11.0t  5135万t
 有機物資材の炭素量: 現物〔水分60%〕16%、〔乾物 40%〕
 堆肥の炭素量: 現物〔水分60%〕16%、〔乾物 40%〕
 C/CO2換算率:12/44
 CO2総排出量: 12億8000万t〔2004年〕
 堆肥施用量: 畑地の全面積に22.5t/ha〔中間値〕。
 堆肥化によるC歩留まり: 平均40%。

【堆肥施用量の推定】
 農水省の地力増進基本指針の標準施用量〔稲藁堆肥換算〕は、普通畑 15~30t/ha。水田 10~15t/ha〔実績は1/10 平成9年 農林水産省[農業経営統計調査報告]〕。畑では過剰施用がみられるが不施用、少量施用も考慮し、中間値で試算。水田では稲ワラを持ち出さない現状であれば妥当な量と言える。なお、非常に大雑把な試算のため堆肥化時のエネルギー損失や高温醗酵処理時のCO2発生は推定誤差内と考え相殺、無視。

【堆肥成分の参考値】
 畜糞堆肥〔牛〕= N源が主材 [第3回広島県堆肥共励会 2003]
 バーク堆肥  = C源が主材 [NPO法人日本バーク堆肥協会 2006]
 畜糞堆肥 バーク堆肥 〔損失率 [のこ屑およびチップ屑の堆肥化試験 高橋弘行・吉田兼之]〕
 水分 61.1 % 62 %
 C 15.7 % 17.5% 〔50~55%〕非木質の場合は更に大。
 N 0.72% 0.5% 〔15~20%〕

 緑肥を作れば更に省資源。当然のことながらN,P,Kなどの肥料製造に伴う排出分〔工業的窒素固定 = 世界の全エネルギー消費の約2%〕も削減されます。施肥による流出も無くなり、耕作自体が環境浄化・修復・保全。環境負荷に対するエネルギー損失〔二酸化炭素放出〕分も大幅に削減可能です。無堆肥〔自然農法〕に転換すれば削減量は、総排出量の10%?を超えるものと考えられます。

施肥による流出: 生物的窒素固定では流失は起きないが、施肥栽培では投入窒素の30~40%が流失し環境汚染・破壊の一因となっている。

 更に重要なことは、死んでいる炭素〔CO2〕を生〔活〕かすこと、即ち生物化。せっかく掘り出し放出した、大量の炭素の有効活用です。生物はタダのエネルギーを使い、タダで生物化〔エネルギー化〕してくれます。この際、大気中二酸化炭素の高濃度化や温暖化は有利に作用する筈です。

 つまり人類は大量の有用資源と、滅多にない機会を得たとも言えるのです。ただ、それを活かしたらの話で、一つ間違えれば自滅しかねません。何時までも殺し合い〔全ての殺し行為〕をやっているようでは・・・。

 ☆  ☆  ☆

 次回に続く。





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Last updated  2013年10月29日 13時53分57秒
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