シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2014年01月09日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 前回の続き。前回は、量子力学のエヴェレット解釈を用いると、神秘学の自己意識がわかり、聖書が、古い自己意識からの脱皮、つまり新しい自己意識の獲得を説いていることがわかる。

 つまり、聖書とは、新しい物理学の教科書であることがわかる。

 さて、前回の素晴らしくわかりやすい「黄金の金玉をしらないか?」さまの量子力学の話の抜粋紹介を続ける。

 ☆  ☆  ☆

引き寄せ科学おさらい その2 良く考えると怖い量子力学
http://golden-tamatama.com/blog-entry-1284.html

 さて、ちょっと間が開いてしまいますた。前回の続きです。

 量子力学が導きだす答えははっきり言えば異様です。
 よくよく考えると怖くなってくる話なのです。



 書いていてワタスも怖くなってきてしまいますた。
 震えつつも、分かりやすく書こう努力しますたので読んで見て下さい。

 さて、前の二重スリットの話は結局何が不思議かというと

 波なら普通に以下のような干渉縞ができますよね。
a21Dj2013_000448.jpg

 これは普通に直感で分かる話です。

 でも、電子は粒(つぶ)。粒子でしょ?
 なんで波と同じように干渉縞が出来るんだ?

a21Dj2013_000449.jpg

 1個1個、電子を発射しているのに、粒子が壁に当たった跡の場所の分布が、なぜか干渉している。。

 これはどういうこと?という不思議な話なのです。


a21Dj2013_000450.jpg

 同時に2つのスリットを通り抜けて干渉を起こす。

a21Dj2013_000451.jpg

 そしてまた、スクリーンにぶつかる時に1個の粒子に戻ると言う話になってしまうのです。

a21Dj2013_000452.jpg


 この二重スリット実験により、科学者たちは、1個の粒子が、観測していないときは波のようになって、2つのスリットを同時に通ったのだというヘンテコな解釈をせざるえなくなったのでした。

darumasan_1s.jpg

darumasan_2s.jpg

 つまり電子はあそこにもここにもある。見てない時には、どこにでも同時に存在するもの。
darumasan_3.jpg

 物質とは観測されていない時点ではフワフワ、モヤモヤ。何だか訳の分からないどこにあるか分からない波で、誰かに観測された時点で粒子となる。

 こういうだるまさんが転んだみたいな解釈をせざる得なくなった。

 これをコペンハーゲン解釈と言います。

 デンマークのコペンハーゲン大学の人達が唱えた解釈と言う事でそういう名前がついたのでした。

 さて、その後、シュレーディンガーさんという人が出て来ます。

 シュレーディンガーさんは波動方程式というものを発見した人でした。

 シュレーディンガーは ド・ブロイの物質波 (ド・ブロイ波) の アイデアに興味を持ち、 この波動がどのような 方程式で 記述されるのか検討した結果、1つの波動方程式を得ました (1926)。 これがシュレーディンガーの波動方程式です。通常は単にシュレーディンガー方程式と呼ばれています。

 シュレーディンガーの波動方程式
3dim_Sch_eqf.gif

 (「δψ=Hψ;Hはハミルトニアン」と省略して書ける。導出は以下を参照に。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1410981074
 最小作用の原理を用いてラグランジアンを組み立て導出している。) 

 上に示した シュレーディンガー方程式 をさまざまな系 (例えば水素原子) に適用し、その結果が 実験データに 見事に一致することが わかり、シュレーディンガー方程式が 「量子力学」の基本方程式 であり、ミクロの世界を支配する 基本原理であることが 分かって来ました。確かにこの基本方程式 を使ってミクロの世界の様々な構造が見事に説明できました。

 この波動方程式によって電子やら原子やらの粒子はどこら辺で観測される確率が高いのかを計算することができた。

 しかしシュレーディンガーさんという人は変わった人で、自分でこのような波動関数を発見しておきながら、この量子力学の考え方が好きではなかった。結局、シュレディンガーさんはこんなヘンテコな量子力学などという学問に携わって損したと後に量子力学をやめてしまいました。

 シュレーディンガーさんが、このだるまさんが転んだ解釈=コペンハーゲン解釈をやりこめるために以下のようなパラドックスを考えました。

 これは、有名なシュレーディンガーの猫というパラドックスの話です。

 良い説明があったので張ります。
http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/index.html
slide10-1.gif

 この「シュレディンガーの猫」の思考実験では、
 ・電子が位置Aにあるとき → 毒ガスでる  → 猫は死ぬ。
 ・電子が位置Bにあるとき → 毒ガスでない → 猫は生きる。
 というように、「電子の位置で、猫の生死が決まる」ように関連付けられた装置を想定している。

 ここで、量子力学のコペンハーゲン解釈では、観測していない電子は、『位置Aにあるかも』『位置Bにあるかも』といった複数の可能性として、同時に存在していると考えているのだから、

 「その電子の位置によって、生死が関連付けられている猫」だって、当然、『生きているかも』 『死んでいるかも』 といった複数の状態として、同時に存在しているということになるはずだ。〔だって、電子の状態で、猫の状態が決まるのだから〕

 しかしながら、「生きている猫」 と 「死んでいる猫」が同時に存在するなんて、日常的な感覚としては、「ありえない」ように思える……。

 結局、目に見えないミクロの電子が、「複数の状態で、同時に存在している!」

 と言われても、「へぇ~、そんなもんなんだ~」ぐらいの印象しか持たない人だって、電子が猫に置き換われば、「ありえないよ!こんなの明らかにおかしい!」と思うわけで、シュレディンガーの狙いもそこにあった。

 ようするに、シュレディンガーは、「量子力学というミクロの物質についての不可思議な理論が、 猫とかのマクロな物質にまで影響するような実験装置」を考えることで、量子力学が、いかにメチャクチャなものであるかを示したかったのだ。

 つまるところ、結論として、量子力学のコペンハーゲン解釈が正しいのだとしたら…、観察する前の1匹の猫が、『生きている』 『死んでいる』 という複数の状態として、同時に存在しているという、あまりに常識ハズレなことを受け入れなくてはならない…。

 普通に考えれば当たり前の話です。猫は観測しようがしまいが、死んでるなら前から死んでるんであって、生きてるなら前から生きてる。

 観測する前は生きてるのと死んでるのが重なった状態。猫を観測した時点で、生きてるか死んでるのかどちらか確定するなんておかしい。そういう至極当たり前の突っ込みをシュレーディンガーさんはしたのですた。

 ☆  ☆  ☆

 次回に続く。





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Last updated  2014年01月09日 15時38分24秒
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