シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2014年02月21日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回はアメリカ人とヨーロッパ人の違いのシュタイナーの話を紹介した。今度は、日本人の話を続ける。

 ☆  ☆  ☆

いま、シュタイナーの「民族論」をどう読むか

日本人の唯物論は欧米人の唯物論を凌駕してしまうだろう(改変)

 日本人の霊的な思考が物質界のなかに侵入し、唯物論を形成していくだろう。その唯物論がヨーロッパ-アメリカの唯物論と結びつき、ヨーロッパの唯物論が霊化(精神化=脱唯物論化)されなければ、その唯物論は確実にヨーロッパの唯物論を凌ぐだろう。

 ヨーロッパ人は、日本人が持っているような霊能力を持っていないからである。このような霊能力を、日本人は太古の霊性の遺産としてもっている。(P76-P77)

 (ヨーロッパ人がもたない霊能力とは、以心伝心などのこと。ホンモノのユダヤ人の一派が、太古の日本に漂着したようである。)

日本人(改変)

 歴史上、民族移動の時代(4世紀後半)と呼ばれる時代にヨーロッパに住み、移住した人々がいる。この住民の魂は、(前世で)南から北に広まってきた(霊的な)キリスト教を受け入れた魂に似ている。つまり、初期のキリスト教化のなかで成長した魂のことである。



 いま述べたことは、1910年代の恐ろしい破局(第一次世界大戦)のときに、特にはっきりと現われている。特に日本人に、そのような魂が受肉していることを知ると、現在の地球文明を新たな洞察法(霊視)で考察できる。

 かつてヨーロッパで特別な(霊的な)方法(秘儀参入法)でキリスト教化を体験した魂は、いまキリスト教と
はあまり関係がない地域に住んでいる。そのような魂は、当時の霊的なキリスト教に感化された潜在意識をもつと同時に、現在の退廃した物質文明によるアジア主義の雰囲気を纏い担っている。

 だから、今日のヨーロッパに対立する意識も内に担っている。その意識は、本質的には、かつては偉大であったのに退廃した東洋の叡智と、南から北上してくる霊的なキリスト教を受け入れた古代ヨーロッパの民族の純粋な叡智とが共鳴した結果なのである。

 アジア人特に日本人の意識を理解するには、民族移動当時(4世紀後半)の前後に古代のヨーロッパに生きていた人々に注目し、この人々が、この民族移動の頃に、南から広まってきた霊的なキリスト教に遭遇した古代ヨーロッパ人であることを知る必要がある。

 彼らはキリスト教を今日とは違って、根源的に直接、生命全体に作用する巨大な力を持った霊の形で受け入れた。当時の霊的なキリスト教は、現在の抽象的で理論的な神学にまだ侵略されていなかったので、魂のなかの土台となる潜在意識に働きかけることができた。

 この当時ヨーロッパにいて、このような霊的な方法(秘儀参入法)でキリスト教を受け入れた魂の大部分は、他よりもやや長い期間にわたり、死後と再受肉(転生)の間、霊界で過ごし、今日(1920年代)アジアに受肉している。特に当時キリスト教化された魂の多くは今日、日本人の身体に受肉している。

 多くの謎を提出しているアジア独特の生活を理解するには、今日アジアには前世で霊的なキリスト教の感情を受け取った魂が、子どもの頃から、既に言語を通して退廃した古代の東洋文化に囲まれている状況を明らかにする必要がある。(P78-P79)

 (アニメや漫画の文化は古代の霊的なキリスト教の世界と退廃してしまった古代のアトランティス文明やレムリア文明などを表現しているように思える。)

神秘学オデッセイ

20世紀初頭の日本人(改変)



 シュタイナーはこんなことを言っている。

 「今、ヨーロッパでヨーロッパ人として生きている人の大半は、かつて(前世では)アメリカのインディオたち(アメリカ先住民族)だった。当時スペイン人たちに虐殺された無数の人たちが今、20世紀初頭のヨーロッパ人となって生きている。」

 シュタイナーの日本人に対する考え方もこれと似ている。

 「現在の日本人はキリスト紀元後、1世紀から4世紀頃までの間、南ヨーロッパ-北アフリカも含めて、ギリシア、ローマ、イベリア半島の辺りで原始(霊的)キリスト教徒として敬虔な宗教生活を送った人たちの魂の再来と考えないと、20世紀の日本人の霊的な意識は理解できない。」

 といっている。それからまた、



 (以前紹介した神智学徒のドリールなどだろう。)

 とも言っている。

 (再び)


色と形と音の瞑想

惑星の軌道は螺旋状であり、太陽の軌道を中心にして進む(改変)

 唯物論では、惑星は一定の速度で太陽のまわりを巡っているといわれているが、太陽も動いている。太陽の運動は、惑星の運動とともに、秘教学者により研究されてきた。研究の結果、太陽は中心となる神霊(銀河の中心)のまわりを動いていることが分かった。

 惑星の軌道は螺旋状で、太陽の軌道を中心として追いかけることがわかった。個々の惑星が軌道を進む速度には、特定の調和(律動)的な関係がある。この調和(律動)が音となり、交響曲を奏でる。その交響曲を、ピュタゴラス派の人々は「天球の音楽」と名付けた。

 この和音・音楽は宇宙の模像である。ピュタゴラス学派が教えているのは、なんら空想ではなく、真実である。

 古代の秘教学者たちは、「星天は静止しているように見えるが、実際は動いていて、神霊(銀河の中心)を中心にして、100年で〈1度〉進む速度で巡っている」と考え、諸惑星の速度を次のように算出した。

 土星の速度=木星の速度の2.5倍

 木星の速度=火星の速度の5倍

 火星の速度=太陽・水星・金星の速度の2倍

 太陽の速度=月の速度の12倍

 土星の速度は、星天全体の速度の1200倍で、1年に〈12度〉前進する。(P66)

 (この数値の意味がよくわからない。音階とも関係するようである。)

教育術2

宇宙は螺旋を描く(改変)

 唯物論からくる(太陽や惑星についての)見方は次第に意味を失っていくだろう。太陽や惑星の運動についての今日(1920年代)の考え方は間違っているからである。本当は次のように運動している(下図)。

img043.jpg

 例えば、第Iの位置に太陽があると、その軌道の上位に(太陽から)火星、木星、土星、そして、下位に(太陽から)水星、金星、地球(月)が位置する。

 さて、これらの天体が、矢印の方向に螺旋状に相前後して動いていくと、太陽が第IIの位置にきたとき、上図では、左右反対になり、太陽の左側に、(太陽から)火星、木星、土星、そして右側に、(太陽から)水星、金星、地球(月)がそれぞれ位置するようになる。

 それから更に、太陽が第IIIの位置にまで行くと、また、左右逆転し、つまり元に戻る配置となるので、あたかも地球が太陽の周りを廻っているかのような外観を生じさせる。実際は、太陽の軌道を中心として、その後を螺旋状に、地球などの他の惑星がついていっているにすぎない。(P202)

 (このことは銀河が渦巻き状になっていることからもわかるはずである。DNAが螺旋構造なのも、天体の軌道、つまり太陽光から体験が転写され、遺伝情報として記録されていることがわかる。)

星と人間

コペルニクス(改変)

 中世まで、東ローマ帝国がコンスタンチノープルにあった。ポーランドのユダヤ人がカフタンを着て、古い巻物を持ってやってくるのは御馴染みの光景である。彼らは著名な学者(ラビ)ではないが、ユダヤ教の基礎知識を持っている。

カフタン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%B3

 霊の叡智全てが根絶やしにされたとき、このような人々がコンスタンチノープルにやってきた。彼らは、多くの叡智が記された大きな羊毛紙の巻物を携えてきた。それらの羊毛紙の巻物は、すべてコンスタンチノープルで買い取られた。

 バビロニアとアッシリアから伝わってきた叡智が、コンスタンチノープルで倉庫に入れられた。やがて誰も気にとめなくなった。

 ヨーロッパでは、精神文明全てが根絶やしにされた。12世紀、13世紀、中世になって、東ローマ帝国は没落していき、羊毛紙の巻物は再び白日の下に曝された。様々な人が、羊毛紙をくすねた。その羊毛紙がヨーロッパに流れた。当時の学識のない人々が、それらの羊毛紙に書かれた文字を解読した。

 そのようにして、中世に、叡智が断片となった「小さな知識」が広まった。その小さな知識が、探求精神を持った人々を刺激した。羊毛紙がヨーロッパに流れ、高額で買われなかったら、ファン・ヘルモントやパラケルススなどは出現しなかっただろう。こうして、多くの古代の叡智が小さな知識という形で、ヨーロッパにもたらされた。

 このようにしてヨーロッパにもたらされた小さな知識が、今日でも秘密結社のなかに伝説として残っている。フリーメーソンやオッドフェローなどの結社がある。高価な羊毛紙に由来する知識が、コンスタンチノープルからヨーロッパに来ていなかったら、それらの秘密結社は何の知識ももたなかっただろう。

 (以下を参照に。

 『結社の時代』マーク・カーンズ著(1993年 法政大学出版局)原題はSecret Ritual and Manhood in Victorian Americaで、フリーメイソン、オッド・フェロー、レッド・メンといった結社への参入儀礼が興味深く紹介されています。)

 しかし、当時の人々は、その知識を高く評価しなかった。コペルニクスのような学識のある司教座聖堂参事会員(カノン)は、高価な羊毛紙の巻物を買い取った人々のところには行かなかった。そのようなことをすれば、人望を失うからである。こうして代わりに、古代の科学は人望を失った。コペルニクスらが打ち立てた科学が、今日でも通用している。

 コペルニクスは天文学を樹立したが、古代に知られていた叡智については何も知らなかった。コペルニクスに続く世代(弟子たち)は、コペルニクスの主張を理解できなかった。コペルニクスが綴った二つの文(法則)はなんとか理解できたが、三番目の文(法則)は理解できなかった。

 コペルニクスが書いた二つの文をかろうじて理解した弟子たちは、「太陽が中心にある。太陽のまわりを水星・金星・地球などがまわっている」と信じた。この法則は今日、どの学校でも教えられているが、コペルニクスの主張全体を理解したら、この理解は中途半端であることがわかる。

 太陽の後に水星があり、その後に金星、そして地球(月)があることに、コペルニクスは注目した。それらの惑星が、太陽とともに、宇宙空間を螺旋状に動いている。

 以上のように、コペルニクスの本を読み取ることができる。

 (上述したとおり。)

 コペルニクスは昔の科学を蹴飛ばしたが、近代人は、コペルニクスも理解できなかった。コペルニクスは二つの法則だけを述べたのではなく、三つの法則を述べた。三番目の法則は、当時では理解できなかったので、今日の天文学は単なる数学になった。(P144-P146)

 ☆  ☆  ☆

 次回に続く。 





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Last updated  2014年02月21日 14時52分29秒
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