シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2014年05月23日
XML
カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回の続き。

 ★    ★    ★

1700年代の後期に陰謀の中心地として選ばれたのは、ドイツのフランクフルトであった。マヤール(メイヤー)・アムシェルがロスチャイルド家を創始したのもこの地である 。アムシェルはロスチャイルドと名乗り、文字通り悪魔に魂を売った他の国際的な資金提供者と手を結んだ。

1786年にバヴァリア政府によって計画が暴露されてからは、本部をスイスに、その後ロンドンに移した 。 第二次世界大戦後(ヤコブ・シフとアメリカに住むロスチャイルド家の子弟の死亡後)、アメリカ支部の本拠は、ニューヨーク市のプラット・ビルディングに移った 。もともとシフの下で活動していたロックフェラー家は、イルミナティのために、アメリカにおける金融操作を引き継いだ。

 陰謀の最終段階において、世界統一政府の指導部は、陰謀の実現に身を捧げていることが証明された独裁者なる王、国連のトップ、CFR、少数の億万長者、経済学者、科学者によって構成されるだろう。その他の人々はすべて、実質的な奴隷としてこの体制に組み込まれるだろう。

 アメリカ連邦政府とアメリカ国民はどのようにイルミナティの世界統一の計略に飲み込まれていったのだろうか。常に念頭においていただきたいのは、国連は、この世界統一を目的とした、いわゆるリベラルな陰謀の舞台として設立されたということである。

合衆国の乗っ取り計画の基礎作りは、南北戦争の時代に始まった 。すでに述べたように、ヴァイズハウプトと初期の首謀者たちがこの新世界を見過ごしていたということではない。 ヴァイズハウプトは彼のエージェントたちを、独立戦争の時代にこの地に送り込んだが、ワシントンは彼らより上手だったということだ 。

 陰謀家たちがはじめて具体的な活動を開始したのは、南北戦争の時代であった。ジェファーソン・デイビスの主任顧問ジュダ・ベンジャミンは、ロスチャイルドのエージェントであった。 アブラハム・リンカーンの内閣にはロスチャイルドのエージェントたちが侵入し、リンカーンを説得して、ロスチャイルド家と貿易取引をするように勧めた 。

 しかし リンカーンは、彼らの計略を見抜き、きっぱりと拒絶したため、ロスチャイルド家の恨みを買った。ロシア皇帝がウィーン会議で最初の国際連盟を作る計画を挫折させ、恨みを買ったように。リンカーンの暗殺に関する調査の中で、暗殺者ジョン・ウィルケス・ブースが秘密陰謀組織の一員であることが明らかになった 。

 政府高官が非常に多く含まれていたため、ジョン・F・ケネディの暗殺の時と同様に、その組織の名前は明るみに出ず、事件は迷宮入りした。しかし、私は、それが迷宮入りのままで終わるはずがないと確信している。

 とにかく、南北戦争の終結により、ロスチャイルド家によるアメリカ金融システム支配の計画は一時的にではあるが頓挫した。イギリスやヨーロッパの他の国々のようには行かなかった。「一時的」と言ったのは、ロスチャイルド家と陰謀の首謀者たちは計画をあきらめなかったからだ。彼らは捲土重来を期し、ただちに活動を再開した。

南北戦争直後、ヤコブ・H・シフと名乗るある若い移民がロスチャイルド家の特命を受けニューヨークに到着した 。彼は、ドイツ・フランクフルトのロスチャイルド一族に生まれたラビ[訳注:ユダヤ教教師]の息子であった。

 彼の背景について詳細は省く。重要なのは、ロスチャイルドがこの若者の金儲けの才能だけではなく、マキャベリストとしての能力も見抜いていたということだ。それは、世界統一政府設立の陰謀において重要な役割を演ずる上で大いに役立つはずであった。





 2. 金銭的報酬のために陰謀のエージェントとして働く用意のある有望な人間を探し、彼らを連邦政府、議会、合衆国最高裁、すべての連邦政府機関のトップの座に据えること。

 3. 人種・民族的少数派集団の間に、とくに白人と黒人の間に、対立を作り上げること。

 4. 合衆国において宗教を破壊する運動を始めること。主なターゲットはキリスト教である。


 最初の、そして最も重要な目的「 合衆国の金融システムを掌握する 」を遂行するためにまず彼は、完全に掌握でき、その目的遂行に合わせて作り変えることが可能なある銀行に潜入した。

 入念な調査の後に、 ヤコブはクーン・アンド・ロエブという会社と取引関係を結んだ 。シフと同様、クーンとロエブも、ドイツのユダヤ人ゲットーからの移民であり、1840年代にアメリカに移住、行商から身を起こした。1850年代初期に、集めた資金をもとでに、インディアナ州ラファイエッテに西部開拓者向けの有蓋ワゴンを扱うクーン・アンド・ロエブ商会を設立した。その後、シンシナチやセントルイスに同様の会社を設立、さらに貸金業を開始した。

 シフが業界に加わった頃、クーン・アンド・ロエブはすでに民間銀行として有名であった。クーン・アンド・ロエブとの取引を開始した直後、シフはロエブの娘テレサと結婚した。その後、クーンの会社を買収し、クーン・ロエブ・アンド・カンパニーと名前を変え所在地をニューヨークに移した。

外面的にこの会社の唯一の所有者はヤコブ・シフであったが、その背後にはロスチャイルド家がおり、さらに、国際銀行家たちが関与していた 。ユダとマキャベリの性格を合わせ持ち、アメリカのイルミナティに君臨したこの男は、その職業人生全体を通じて、寛大な博愛主義者、大聖人の仮面をつけ続けた。

 前述のとおり、陰謀計画の第一目標は、アメリカ金融システムの掌握にあった。この目的達成のために、シフは、アメリカにおける大銀行の完全な協力を得る必要があった。これは、言うは易し、行うは難しであった。

 当時もウォール街は、アメリカの金融市場の中心地であり、J・P・モルガンが独裁者として君臨していた。第二の有力者は、フィラデルフィアのドレクセル家とビドル家であった。他のすべての大小の融資家は、これらの3つの家族(とくにモルガン)が奏でる音楽に合わせて踊る踊り子に過ぎなかった。3家族はみなプライドが高く、傲慢な君主として振舞っていた。

 最初の数年間、彼らはドイツのゲットーからやってきた小柄な髭面の男を蔑んでいた。しかし、ヤコブはそのような軽蔑を尊敬に変える術を知っていた。つまり、 ロスチャイルドの人参を彼らの目の前にぶら下げた 。彼は、ヨーロッパの株式と債権をアメリカにおいて発行すると持ちかけた。その際、自分にはさらに次のような武器があることに気づいた。

 南北戦争後数十年間に、アメリカの産業が勃興し始めた。鉄道建設への需要が高まり、石油、石炭、鉄鋼、織物業が芽を吹き始めていた。これらの事業は大規模な融資を必要としたが、融資の多くを外国に頼らざるをえなかった。つまり、これは、ロスチャイルド家が必要とされているということであり、シフがその本領を発揮する時が来たということである。シフは、この仕事をきわめて巧みにこなした。

彼は、ジョン・D・ロックフェラー、エドワード・R・ハリマン、そしてアンドリュー・カーネギーの後援者となり、ロックフェラーのスタンダード・オイル社、ハリマンの鉄道帝国、カーネギーの鉄鋼帝国に融資した 。しかし、シフの主な目的は、クーン・ロエブ・アンド・カンパニーの勢力拡大のために他のすべての産業を貪り尽くすことではなく、モルガン、ビドル、ドレクセルに、ロスチャイルドへの扉を開けてあげることにあった。

 ロスチャイルドは、自らの傘下の会社と提携を結ぶことを条件に、ロンドン、パリ、ヨーロッパと他の地域において、彼らの支店作りに協力し、さらに、3者全員に対して、「 シフをニューヨークのボスにする 」と告げた。

 かくして20世紀のはじめに、シフは、ウォール街の銀行連合全体を掌握した。この連合には、ロスチャイルド家が選んだ人間が支配するリーマン・ブラザーズ、ゴールドマン・サックス、他の国際銀行も含まれていた。つまりこれは、シフがアメリカの金融業界を完全にコントロールできるようになったということ、そして、次の偉大なステップ――アメリカの金融システムの完全掌握――に踏み出す準備ができたということを意味する。

 さて、 合衆国憲法では、アメリカの金融システムの支配権はもっぱら議会に属する。それゆえ、シフの次なる重要な一手は、議会を罠にかけ、憲法違反に導き、金融システムの支配権をイルミナティ組織に譲り渡させることであった 。

 この譲渡を合法化し、国民がこれに対して抵抗できないようにするためには、特別な法律を議会に通す必要があった。これを実現するために、シフは、議会両院にエージェント――つまり、そのような法律を議会において可決させることができるほどの力のあるエージェント――を送り込まなければならなかった。

 これと同じくらい、いや、もっと重要なことは、もう一人のエージェントをホワイトハウスに送り込むことであった。つまり、このような法案に署名できるほど堕落し、良心のかけらもない人間を大統領の座に据えることであった。それには、共和党と民主党のいずれかを支配する必要があった。

 共和党は、民主党よりも弱体でハングリーであった。南北戦争前から、グローヴァー・クリーヴランド以外に、共和党がホワイトハウスに送り込むことができた代表は一人もいなかった。これには2つの理由があった。

 ★    ★    ★

 次回に続く。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014年05月23日 19時19分47秒
コメント(0) | コメントを書く
[軟弱日本を斬る!] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: