シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2014年06月28日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 以前、知性の再帰化ならぬ叡智化について、シュタイナーの話を紹介したが、また紹介を続ける。特に、ルシファーとアーリマンと病気の関係について、ネットを検索しているうちに、興味深い話に遭遇したので、以下に紹介する。

 ★   ★   ★

シュタイナー語録-アーリマンとルシファーを退ける力について(改変)
http://blogs.yahoo.co.jp/sakimorikeikan/18209276.html?newwindow%25253Dtrue

 ルシファーを退ける力がある。

 それは道徳である。

 道徳はルシファーを焼き尽くす激しい炎となる。

 また、アーリマンに対抗する手段は、人智学によって修練された判断力と認識力以外にはない。

 人間が地上で獲得する健全な判断力や認識力はアーリマンにとって脅威であり、健全な判断力や認識力の前にアーリマンは退くほかない。



 というのも、アーリマンは、人間の健全な認識力をとおして発展させた世界とは遠く隔たった世界に住むからである。

 人間が地上において獲得した健全な認識力に遭遇すると、アーリマンは大変な恐怖を感じる。

 (洗脳を見破られると恐れをなす。)

 アーリマンにとっては、健全な認識力は、全く未知のものなので、大きな恐怖を感じるのである。

 (他者を犠牲に金儲けしていることが見破られると金持ちが恐怖を感じるのと同じである。)

■コメント

 この講義は、「天変地異とカルマ」の一節なのですが、カルマから生じる病気の現れ方を基に、悪魔が人間に対してカルマをどう利用するのかを説明し、その対抗策を論じた内容の抜粋です。

 シュタイナーは、人間が精神界に関心を持ち過ぎると、ルシファーによって利己主義的な情念、衝動、欲望、虚栄、高慢などに捕われるようになり、更には外界を歪んでみるような器官を形成してしまう可能性すらあることを忠告しています。

 そのため、『道徳的』な判断力を身につける必要があるというのです。

 また、物質主義的な思想に固執した場合には、アーリマンによって、幻想につぐ幻想で誘惑され、唯物論思想に陥ったり、物質欲や戦争といった社会的誤謬に陥ります。



 「攻撃は最大の防御なり」ではありませんが、世界を混乱に落とし入れるアーリマンとルシファーが、それぞれ、人智学と道徳を恐れる、というのは、人間にとって重要な智慧です!

 日本の古神道などでは鎮魂帰神法といって、神霊を身体に憑依させる「霊媒」(れいばい)と、その霊の正邪を判断して言葉を交わす「審神」(さにわ)の二人で神霊との交信を行なう方法があります。

 シルバーバーチの霊訓の場合は、現実界ではバーバーネルという霊媒、霊界ではインディアンが霊媒となり、3000年以上前に地上生活を経験した地球の指導的立場の階級に属する霊[時代霊~形態霊の次元の天使か?]と、人間との交信をしていたといわれます。

 (時代霊は権天使、形態霊は能天使、エロヒムと呼ばれている。神秘の目、万物を見通す目は、権天使のこととされる。)

 しかし、こうした方法は、通常では「霊媒」も「審神」も共に、優れた道徳的常識と霊的知識がなければ、善霊が「霊媒」に降りる可能性は低くなり、万一、頭の良い邪霊が降りた場合には「審神」が邪霊の言葉に簡単に騙されてしまう危険性が高いといわれています。



 ◆◇◆進化から逸脱したヒエラルキア(改変)◆◇◆


  一般的に『悪魔』と呼ばれる霊のこと。

 シュタイナーの書籍『悪の秘儀』によれば、以下の4種の悪魔について説明を述べている。

ルシファー(ルツィフェル)

 翻訳によって、ルシファーやルツィフェルとも呼ばれる。

 ユダヤ教・キリスト教の堕天使で、人間の目を物質界から逸らせて夢想のなか、官能のなかに誘惑しようとする。

 人智学ではルシファーは、人類の進化のために第2ヒエラルキアの中間に位置する力天使(運動霊)が神の命令に従って悪の役割を演じたことに起因する。

 ところが、力天使(運動霊)以下のヒエラルキアは、これを利用し、悪神の働きとして闘いが始まり、これを神話では、「ミカエルと龍」、「ミトラと牡牛」として形姿している。

 (天界の戦い)

 [註:これは、人類の進化に多様性を持たせるための、須佐之男命の働きにも類似している。]

 従って、一般的に呼ばれる心底から悪霊化したルシファーとは、第2ヒエラルキアの能天使(形態霊)以下の階層の存在である。

 これは、地球の進化過程の月紀に進化を断念したヒエラルキアで、人間のために犠牲となって進化から取り残された存在となった。

 レムリア時代(アトランティス時代の前の時代)に、能天使(形態霊たち)に対立し、現在の人間のアストラル体(魂体)に関与し、無条件の進化を妨害しつづけている。

 これを、旧約聖書では『原罪』の起源として描いた。

 よって、エデンの園でアダムとイヴを誘惑したのは、この存在。

 人間の自我を膨張させるようなすべて、欲望、利己心、名誉欲、高慢心、虚栄心はルシファー的な誘惑に陥る状態を示す。

 ルシファーの妨害によって、人間が感覚的な欲望や関心に無制限に落ち込まないよう、能天使(形態霊)は人間の欲望と関心の数だけ病気や苦痛を伴なうように対策を講じた。

 また、人間の人体を物質的に濃縮し、人間に『死』を経験させるというアストラル次元のカルマ的な原因となった存在。

 将来、人間が自己意識的で、自由な自我を獲得(霊界に自由に参入)するために存在したともいえる。

 人間が高次の霊的能力を身に付け、愛と叡智を獲得した時、ルシファーに愛を注ぎ癒し、恩返しをする事が可能になる。

アーリマン

 人間の目を精神界から逸らせて、物質界に縛り付けようとする、人間にとっては悪魔の働きをする存在。

 アトランティス時代のサタンのこと。

 その名は、ゾロアスター教の闇の霊アンラ・マンユ(アフレマン)に由来。

 この霊たちを「メフィストフェレスの霊」という名称で呼ぶ事もできる。

 人間が「意識的な罪」と呼ぶことができる誤謬の中に陥るようになったのはこの存在のため。

 アーリマンの霊の集団は、アトランティス時代の半ばから、人間に働きかけた。

 人間が物質的なものを通して、物質の真の根拠である霊を洞察できなくなるように誘惑する。

 アーリマンの誘惑によって人間が唯物的になったために生じた損害を埋め合わせるためのカルマを担い作用させる可能性(贖い)が生じた。

 高次のヒエラルキアは、人間に「自らのカルマによって、あらゆる過ちを再び自分で取り除き、自分で引き起こしたあらゆる悪を再び消し去る可能性」を与えた。


 これが、アーリマン的な誤謬を修復するための作用となるエーテル次元の『カルマの法則』となった。

 アストラル体に波及したルシファーの影響が、エーテル体に不調和を生じさせ、そこにアーリマンが働きかけるようになった。

 『死』を生じさせたルシファーに対し、人間を唯物論的にしているのがアーリマンといえる。

 (ルシファーは死を無だとし、その無の基に物資界しか存在しないとアーリマンが洗脳している。)

アスラ

 まもなく到来する時代に、人間の意識魂と、人間の自我の中に忍びこむ存在。

 現代においては、「いまを支配している単なる感覚の中で生き、その背後にある真の霊や霊界を忘却する精神」と呼べる自我の認識の中に、すでにアスラの力が予兆となって現れている。

 (金儲け主義など、自分さえよければ他がどうなろうが知ったことではないという考え方など。)

 アスラの力は、「人間の自我とは、単なる物質界が生み出したものに過ぎない。」ということを人間に信じこませる。

 そのほか、「単に人間の姿が動物に類似しているだけでなく、人間のすべての本質は動物に派生する。」ということをアスラは教えるようになる。

ソラト

 黙示録の666の野獣。

 キリストの敵対者であり、太陽悪魔とも呼ばれる。(アスラと同意異名の存在か?)

 黙示録の筆者は、”400、200、6、60”をいう数字の秘密を666と記載し、これを秘儀参入者以外に知られないように隠したとされる。

 400を【タウ・Taw(自我)】
 200を【レシュ、Resch(アストラル体)】
   6を【ヲウ・Waw(エーテル体)】
  60を【サクメ・Samech(肉体)】

 での意味であり、ヘブライ語として右から左(この場合、下から上)に頭文字を読むと、SWRT、「ソラト」と読める。

 アトランティス時代に、人間は7つの進化段階を通過しながら、エーテルを凝縮する際に、集合魂に七つの頭と十本の角を形成してきたが、現在の肉眼では、エーテル体は見えず、秘儀参入者にだけ見ることができる状態となっている。

 現在の人間がキリスト原則を受け入れる時、それらの動物的な性を克服し、絶滅させることが可能となる。

 しかし、キリスト原則を拒んだまま、性的本能を克服できないままの人間は、地球がアストラル的な状態に移行したときに、七つの頭と十本の角を持った獣として現われる。

 また、人間の精神の気高さが、逆のものに変わり、霊(精神)力が低次の自我(欲望)に仕えるようになったとき、二本の角を持った動物が人類に対して勢力振るう。

 この霊力の誤用、つまり黒魔術へ向かうことによって、人類は、白魔術師と、黒魔術師とに二分される。

 二本の角を持った獣(ソラト)の手に落ちた、七つの頭と十本の角を持った獣(黒魔術的人間)が、地球紀から木星紀に向かう過程で排除される。

 (現在の月に住む進化から逸脱した悪魔と同じように地球と木星が分離し、木星の衛星となった地球に残る。)

 ★   ★   ★

 というように、内容はトンでもに近いが、簡単に要約すると、人間は、様々な他者と和解するために生きていると思えばよい。他者の立場に立ってみないと、他者を理解できないわけである。独りよがりの解釈ではダメってことです。





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Last updated  2014年07月01日 13時26分45秒
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