シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2015年07月02日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 ラムサ珠玉の言葉は、この世と宇宙の構造を説いているようにみえる。いわゆる霊理学というか、宇宙論である。

 それによると、聖書の創世記に記述されているように、宇宙は、7つの神々、誤訳だと「宇宙は7日でつくられた」と訳されているが、シュタイナーによると、7つの神々が正しい。

 つまり、宇宙は7つの神々、ラムサによれば、意識によりつくられている、という。聖書では、意識を言葉と呼んでいる。神の言葉である。

 だから、「人間はパンのみに生きるにあらず。神の言葉により生きる。」の意味は、人間は、物質界で生きるだけでなく、7つの神々の意識から生きる、である。神秘学では、意識を天体で表し、物質界は、地球意識と呼ばれる。

 7つの意識は、土星意識、太陽意識、月意識、地球意識(火星意識、水星意識)、木星意識、金星意識、ウルカヌス意識と呼ばれる。つまり、人間は本来7つの意識をもつ。それらをチャクラとも呼んでいる。

 俗的にいえば、宇宙は7つのチャンネルのTV放送をしているわけで、人間は本当はその7つのチャンネルを受信できるはずだが、いまは地球チャンネルしか受信できていないわけである。

 地球チャンネルは、更に、火星チャンネルと、水星チャンネルに分かれ、火星チャンネルは、「奪う人」に支持された番組が多いTV局で、競争や戦い、金儲けなどのバトルや娯楽が多い番組ばかりを放送し、別名、悪魔TVと呼ばれ、対照的に、水星チャンネルは、教育や教養、自然保護や、社会から貧困をなくすなどの道徳や生命を尊ぶ、「与える人」に支持された、天使のようなTV局といえる。

 これら7つのTV局をみることで、人間が神であったことを思い出し、再び神に戻るのが目的である。1つだった神が、いまや72億もの個別の意識をつくっているわけである。それら72億が再び神の意識になれば、宇宙はどれだけ救われ、生命が躍動し、喜びに溢れるかわからない。要するに多様化するのである。

 ではその霊理学(メタフィジックスでもよい)を続ける。



エネルギーを何に注ぐか

 あなたが世俗的な現実を無視し、見えるものでは無く、期待していることにエネルギーを注ぎ続けると、現実になる。

 (視聴率の多い番組ではなく、自分のみたい番組をみていれば、その番組が現実となる。)

エネルギーを何に注ぐか その2

 いまのあなたのエネルギーはどこに使われているか?

 あなたのエネルギーは、世俗的な現実の受容に使われている。

 (他人と自分を比較したり、カネがあるか、物質をどれだけ手に入れたか、などに、ほとんどエネルギーを使い果たしている。)

 世俗的な、自分の不健康、自分の問題、自分の制限を受容している。

 (自分で自分を裁いている。)

 あなたがそれらを受容したために、それらが現実化し、エネルギーを使って、それらとの関係を固定したのである。

赤外線の体

 あなたが死を迎え、肉体から去るために、その7つ目の時間の進みが最も遅い体を脱ぎ捨てる。

 すると、あなたの体(外被)は、光の一種である赤外線になる。

 その赤外線の光の体には、残りの6つの時間の進みが異なる体が折り重なり、凝集している。

6つの進行が異なる時間が凝集した体

1つの原子の場(ポテンシャル)は7つの異なる時間進行の場から構成されている。

 (現代物理の標準模型では原子は、素粒子と次の4つの場の「重力場、電磁場、核力の弱い力の場、核力の強い力の場」から構成される、とされ、場と素粒子の統一理論では、場と素粒子を入れ替える超対称性を用いて、群論表記で記述されるが、このラムサの話だと超対称性=3つの場が加わるようである。

 また、統計物理では、時間はエネルギーの逆数としている。)

あなたの体もまた、7つの異なる時間進行の場から構成されている。あなたが見ている肉体は、この7つの場の中の最も遅い時間進行の体である 。

 (目から鱗の宇宙論である。7次元の世界。)

 その肉体には7つ全ての時間進行の体が折り重なり、凝集している。

赤外線の領域

 あなたが肉体から去ると入って行くのは赤外線の領域である。それは超感覚の領域である。

 しかし、あなた方の多くは、下から三つ目の天界までの意識しかもてない。

 上の四つの天界の意識は依然として折り重なり、隠れたままである。

 (神秘学では天界を天使名で呼んでいる。人間界の一つ上が天使、その上が大天使、その上が権天使である。権天使=アルヒャイはよく万物を見通す目のホルスの目で表せられる)

光の回顧

 あなたが肉体から去ると、意識は光の体に入り人生の回顧を行う。

 折り重なった生命という意識が解かれ、エネルギーが解放され、人生が走馬灯のように映し出される。

 何をしたか?

 どんな人物だったか?

 何を達成したか?

 どう進化したか?

 約束していた何を進化させなかったか?

 その反省は光の回顧と呼ばれる。

観察者への返信

 現実に影響を与えるには、あなたは、感じたイメージを、神、つまり観察者に送り返さなければならない。そうすれば、時間は解消し、あなたの外面は消える。そして内面全てがあなたになる。

 観察者とはあなたの内なる神なのである。

ゼロ点との融合

 ゼロ点と融合する瞬間、「永遠の今」を体験する。

 完全に自己を知ること、完全に自我に集中すること、完全な無意識のなかで、自分が人間であることを悟るのは、本当に稀である。

 観察者と実践者が同時に働く時にだけ、これらが起こる。

エネルギーの放射

 あなたが「永遠の今」に遭遇した瞬間、神の反射意識(鏡)である、あなたから神の意識に向けてダイナミック(力学的)なエネルギーが放射される。

 それがクンダリーニである。

 人間の意識が真に覚醒(開悟)することがほとんど無いのは、大抵の人間が意識の上で静止できずに、無意味な振り子運動をしているからである。

 (明鏡止水のこと。)

永遠の今

 ネガティブ/ポジティブ、ノー/イエス、低い/高い、闇/光など、あなたの意識が、二元性(陰陽)の世界を揺れ動くとき、その丁度真ん中で、始源のゼロ点に遭遇する瞬間がある。

 この瞬間を「永遠の今」と言う。

 喩えるなら磁石の中心でもある。

大脳の聡明さ

 大脳皮質が発達して、よく機能する人はいるが、それでもエネルギーの渦は低次のシールド(障壁)に留まったままである。

 大脳の聡明さとは、大抵、既に確立しているものへの同意(確認)にすぎない。

 それは創造とはほとんど無関係な能力である。

 (官僚は創造性がない)

腹ぺこの子供

 腹ぺこの子供のようになって食事をしてほしい。

 態度がすべてだ。

 食事を飲み込む一口毎に、幸せでありなさい。

クンダリーニのエネルギー

 あなたの脳の後ろの扉から、クンダリーニのエネルギーがやって来て、あなたが描いたホログラム(イメージ)に完全な実現性を与えてくれる。

 エネルギーが無ければ、あなたのホログラム(イメージ)は行き場を失う。

 あなたが許せば、そのホログラム(イメージ)に最大のエネルギーを与えることも出来る。

 あなたが少しでも疑念をもてば(ネガティヴなら)、ホログラム(イメージ)は弱まる。

エポケー(判断の停止)

 もしあなたが自分の描いたホログラム(イメージ)に判断や価値をつけたらどうなるか?

 もし、そのホログラム(イメージ)を分析したら何が起こるのか?

 あなたはもはや、そのホログラム(イメージ)を二度と描くことが出来ない。

 それが分析され、審判され、価値評価されるようなら、現実化することも無い。

 検討され、議論されれば、それは自由では無いからである。

 自らで自らを支える自由ではないので、存在できない。

霊我(霊的な自己)

 この世の旅の目的を果たすには、自己の中に霊的な自己を探求していかなければならない。霊的な自己が、人生を完成に、力溢れる人生(転生)に導くからである。

 (シュタイナーの人智学では、人間は誰しも霊我という神をもっていて、この霊我が輪廻転生を導いて、人間を神に近づける働きをするという。だから霊我は人間が神になるために必要な体験を与える。)

錯誤の霧

 後悔や他者への非難(責任転嫁)は自己の力を弱める。

 その際、自己に生じていることを錯誤の霧と呼ぶ。

 その霧の下に霊我が隠されるからである。

 他者への非難や被害者意識というような精神的側面は、自己の力の場を奪う(ネガティヴ化する)。

他者の所有物

 人に命じられたかして、私(ラムサ)の教えを聞いても、人生の目的はみつからない。

 というのは、そのような人の目的は、他の人々の目的を目的にしているからである。

 だから、そのような人の目的は、他人の所有物のような存在になることになる。

 すると、他の誰かの選択に従って生きるようになってしまう。

霊的な進化

 あなたはこの人生で、自分を霊的に進化させることを選択した。

 霊的な自己(霊我)の開発(探求)の人生を選択した。

 人生の意味、つまり旅の目的、言い換えれば、目指すべき運命、特に人生の真の目標とは、その到達にあるのでは無く、成し遂げていく過程にある(努力にある)ことを理解すれば、あなたは十分に力を得るだろう。

 つまり努力こそが、この人生で最も大切なことなのである。

教えを受ける準備

 あなたが私(ラムサ)の教えを受けにきたのは、私(ラムサ)が予めそれを夢に見たからである。

 私は夢を現実化した。

 だが、あなたもまた、教えを受ける準備をしてきたからである。

自分の霊的な責任

 自分の人生に責任を持つことは容易では無い。

 人は恐怖を感じると、逃げ出し、他人を指差す。

 しかし、それでは卑怯(落第)者となってしまう。

 それがどれほど苦しくとも、勇気を持って自分の霊的な責任を果たさなければならない。

流行に従う安易な人生

 栄光であれ屈辱であれ、過去に執着すること、また、あなたが属する社会が脅迫してくる社会通念に従うこと、もしくは両親やら上司に褒められたいという奴隷根性などに従うのは、霊的に生きるのとは全く無関係である。

 それらは流行に従う安易な人生に過ぎない。

 霊的に生きる者にとっては許されない、卑怯なことである。

自己(神)をみつける

 霊的な旅をあなたが選択したことは、神をみつけることを選択したことになる。

 なぜなら、それがあなたの目指す長い旅の最終地点に他ならないからである。

 旅の目的地を明確にしなければ、あなたはどこにも辿(たど)り着くことはない単なる浮浪者である。

 では、神をみつけるとはどういうことか?

 それは、霊我(霊的な自己)をみつけることである。

 霊我をみつけた時、あなたは想像を超える力を獲得できるだろう。

 その時までは、そのような力の一粒たりとも得ることは決して無い。

 ★         ★         ★

 霊理学を学ぶべきである。次回に続く。





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Last updated  2015年07月03日 12時46分19秒
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