シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2015年07月07日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 再び、シュタイナー絡みで古代アトランティスの話を続ける。シュタイナーによると、動物と異なり、人間は個人の自由な意識をもつために、神々と直接つながった集合意識と離れる必要があったという。

 以前、7つの封印の話で紹介したが、封印とは恐らく意識のことだと思う。つまり7つの意識が眠っているということなのだろう。7つの封印を解く、つまり7つの意識を獲得するにはキリストのような生き方が望ましいということなんだろう。

 その7つの意識については、以前紹介した以下の話を参照にしてほしい。

シュタイナーの呼吸の講義その1 改訂
http://plaza.rakuten.co.jp/5dolphin/diary/201505070000/

 原始つまり処女の土星意識から、現在の地球意識までの大きな変化といえば、集合意識から各個人の意識へと分派してきたことである。個人としてはっきりと外界を捉えられるようになったが、反面、集合意識や仲間意識が減少してきた。

 古代人は集合意識で行動していたので、仲間の気持ちを族長を通じて体験していた。端的にいえば、もし、他の誰かを傷つけたら、族長を通して、その痛みと罪悪感を感じたわけである。それが形骸化し、権威化して、族長の意見にのみ従う悪しき伝統が生まれた。

 そのために、集合意識から個人を切り離す必要が生じ、御釈迦さんなどは、族長や家系の血縁から離れる、出家を説いたわけである。

 そして、現代人は、古代人よりも個人の自由を意識できるようになったが、反面、他者の気持ちがわからなくなりつつある。特に他者の痛みを理解しない闘争的な火星意識がうまれてきた。この火星意識が行き過ぎないように人間には死が与えられた。肉体を離れれば、もはや個人という概念が乏しくなるからである。



 その明けの明星と呼ばれる水星意識と、かつてもっていた潜在意識のなかに眠る霊能力の月意識が融合され、木星意識を獲得するようになると預言されている。

 その木星意識はマナス(霊我)と人智学では呼ばれている。地球人である現代人はいまこの意識を手に入れるための修行をしに、この地球の物質界にきている。

 さて、では古代アトランティスについて、その経緯をシュタイナーの話から紹介する。

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アトランティス時代(改変)
http://blog.goo.ne.jp/steineranthroposophy/e/81114cb6c5396b3ad0b39d18ea7a3482

 レムリアの破局から助かった人々は西に向かい、アトランティス大陸に行った。霧の国である。

 古代アトランティス時代前半は、人体はいまの軟体動物のようにまだ柔らかく、心の意のままになった。アトランティス大陸の人類のうち、精神が未熟で官能的であった者は巨人の姿になった。精神が発達していた者は逆に小さな姿になった。そして、アトランティス時代に言語が発達した。

 進化から逸脱した霊的な堕天使アーリマンが、アトランティス時代中期から、物質のなかに混ざり込んだ。物質は透明さを失い、煙のように濁り、人間はもはや神を見ることができなくなった。アーリマンは人間の魂を濁らせ、天界を人間の目から隠した。

 人間の内面から心を惑わせようとするルシファーと、外から人間に向かい外界を幻影、つまり物質として現わすアーリマンがいる。



 アトランティス人は記憶力が(現代人よりも)発達していて、先祖の体験を明瞭に記憶していた。アトランティス時代の後期に、エーテル体の頭部と肉体の頭部がほぼ一致することで、自己の意識が発生した。

 (エーテル体と肉体が一致するのがラジャス状態。肉体がエーテル体より優勢なのがタマス状態。肉体よりエーテル体が優勢なのが、サットヴァ状態で、ボーディ「BODY」サットヴァのことで、菩薩「ぼさつ」と呼ばれる。)

 アトランティス時代の終わりに人類は二つに分かれた。

 第一はアトランティス文化の高度な技術をもつ霊能者である。彼らは魔術を通じて活動し、天界を見ることができた。

 (黄金伝説をつくった秘儀参入者の祭司の子孫たち。)



 (神殿伝説をつくったヒラム・アビフの子孫でフリーメーソン「フラムの子孫」ともいわれる。)

 アトランティス人は意志により植物の種子の力(発芽や生長力)や大気(気体)と水(液体)の力を支配できた。

 アトランティス人の意志が次第に邪悪になり、心の(意志)力を利己的に使うようになり、水と大気の力を地球に解き放ったために、アトランティス大陸は崩壊した。

 (現代人も、原子力を利己的に使うようになり原発事故を起こしている。)

 アトランティス大陸には秘儀参入の場(神殿)があり、そこではアトランティス大陸の叡智が育成された。様々な天体から下ってきた人の意識(心)に従い、七つの神託(土星、太陽、月、火星、水星、木星、金星、ウルカヌス星)が設けられた。

 太陽神託の秘儀参入者(マヌ=ノア)は、もはや霊能をもたず、魔術を用いれない無垢な人々を集めた。そのような人々が、アトランティス大陸の沈没から救出され、新しい時代を築いていった。

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 シュタイナーによれば、マヌは別名寡婦の子と呼ばれるそうで、寡婦とは夫を亡くした者で、つまり夫(霊能力)を遺伝的にもたない人たちという意味にもとれる。

 ポストアトランティス時代は、霊能者でない者たちから、マヌの指導を下につくられていったそうである。シュタイナーは、そのことをイランとツランの話などで述べている。

 では続けて、ラムサの話の紹介を続ける。

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仮の場

 被害意識や暴君や自己憐憫といったものでさえも本来は、人間が神へと成長するための束の間の聖なる食べ物(マナ)である。

 あなたのいる物質界は神の意識に到達する為の世界であって、とても重要な場である。

 ところが、霊的に未熟な人々は、被害意識や暴君や自己憐憫に執着し、これらに自己同一化してしまい、獣性がもつ雌雄(陰陽)性の餌(えさ)にしている。

 これら霊的に未熟な人々は死後、仮の場へ行く。

 そして、彼らは神の意識に到達するのでは無く、仮の場にある獣の意識に堕落する。

 しかし、その仮の場は、彼らにとっては休息で回復の世界でもある。

導師(覚者)の思考

 導師には被害者や苦悩者はいない。

 だからあなたは導師に同情を求めても無駄である。

 導師は、人生のあらゆる行為が自由意志による個人的な選択の結果であるのを知っているからである。

 導師は自己のなかの神から思索し、瞑想するのであって、自己が被害者や苦悩者などとは思いもしないからである。

障害物の正体

 あなたが出会う障害物の正体は、あなた自身で造り出した思念のエネルギーの塊なのである。

 自分が障害物をつくる―この気付きを通じて、障害物の除去のために自己に神の愛を与えなければならない。

 神とは与えることである。愛である。喜びである。

 覚えているだろうか?

思念は生物

 思念とはエネルギーの場であり、それ自体が1つの生物である。

 一度、その生物を創造すると、取り消すことは出来ない。

 それは創造され、既に造られたものなのである。

 そして、我々は自身が生み出した思念のエネルギー内部に浸っている。

審判の日

 あなたはその日、あなたが生前行なった行動と思考全てを回顧する。

 それは全てであって、隠れて行なったことも含まれる。

 そして光の回顧と呼ばれるこの審判は、あなたが誰かに放った冷酷さ、誹謗中傷、誤った戒め、復讐、非難、怒り、など全てに対して行なわれる。

 その時、あなた自身がそれらを受けた相手全てになる。

 光の回顧のなかでは、あなたは主客分離しない。

 一体なのだ(自分がなしたこと総てが自分に返る)。

 我々皆が生命の糸で結ばれていることを理解する瞬間である。

至福の天界

 あなたにこれだけは言っておく。

 至福の天界には、あなたに対して、正しいとか間違っているなどという者はいない。

 この天界には何の善悪も無い。

 あなたの意識がただあるだけである。

地獄

 理解力をもたず、教えを求めることの無い者たちは、地獄と呼ばれる領域に入って行く。

 全てが罰し罰せられる可能性のある中で生きるのを望む者たちである。

 しかし、この地獄と呼ばれる領域もまた至福の天界のなかに有る。

叡智の導師

 至福の天界で、あなたが導師を求めるのを許されているのに気付き、実際に導師を求めれば、あなたの眼前に、あなたが思い描いた導師と教えを学ぶ場が現出する。

 そして、あなたの知性レベルに合致したことを教えてくれる。

 あなたは導師の教えを完璧に理解する。

叡智

 自己の全ての所業が自己を造っている、という真実に立ち入った者は、至福の天界で深い叡智の中に入っていく。

 或る者は高い山上で、或る者は巨大で気高い木々の陰で、或る者は雑木林に囲まれた美しい湖のほとりで、また或る者は巨大な図書館で、周囲に何かが有るのが耐えられない者は虚空に浮きながら。

 深い叡智とは、内面に向かう技術であり、常に真実についての閃きの後に起こる。

自分のシナリオを完了させる

 これから地上界に起こる壮大なドラマを既に知る存在がいて、天界から地上に浸透している。

 そしてあなたは、そのドラマの1つの役を演じ、自分のシナリオを完了させるために、この地上界にやって来た。

 そうでなければ、この地上界に居るはずがない。

執着からの解放

 憩いの場所では、あなたは家族を(地上に)残してきたことに何の悲しみも感じない。

 あなたは、あらゆる執着から既に解放されているので、そのような感情をもつことが無い。

憩いの場所

 至福の天界は、想像を超える想像がなされる場所である。

 そこにいる存在たちは、遅い時間や遅い物質という厄介なものから完全に開放された状態にある。

 そこでは、あなたは自分が望むどんな姿にでもなることが出来る。

 だから、美しいなどという言葉も全く無意味な世界である。

 それは、次の戦いのための憩いの場でもある。

 この天界を天国と呼ぶ存在もいるが、私(ラムサ)はもっと偉大な天界を天国と呼んでいる。

肉体に宿るタイミング

 進化が停滞している存在たちがいる。

 未完了の仕事を沢山抱えているために、進化が遅れている存在たちである。

 彼らは、あなた方の進行の遅い時間で振動する物質界で機能する肉体を持たなければ、その仕事を完了させることが出来ない。

 至福の天界の叡智の部屋で、彼らは肉体を持つタイミングを待ち続けていた。

 それが、あなたである。

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 この世に生まれてくる人は皆悪魔の子だったというわけである。しかし、悪魔も元々は神の子なんで、悪魔になる前は神の子だった!

 悪魔の子同士が仲良くやることで、再び神の子に戻っていく。





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Last updated  2015年07月07日 12時06分40秒
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