シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2015年09月28日
XML
カテゴリ: 神秘体験空間
 最近忙しいのでなかなかブログを更新できないが、先日、巷のダマスゴミの報道番組をついうっかりみていると、五輪の追加種目の速報とかで画面が変わったのに、グダグダダラダラと聞きたくもない話を、財界人のアホ豚が偉そうにやっていたので、あまりにうっとおしいのでチャンネルをかえた。

 巷の話題はあまりに低俗で、もはや人間とは思えない地獄行きの連中が闊歩しているのでスルーすることにした。どうもパクリンピックで一部の利権者は大儲けしたいようである。そんなことしても地獄に行くだけなのにね。ご苦労なこってす。正直、景気回復が先決で、パクリンピックどころではないのが大衆の感覚だろう。

 その景気回復だって失敗することがわかっているアホノミクズにより日本経済は破壊され、日本の二の舞を恐れた他国は米国覇権から離脱し、米国ドル支配体制の終焉を迎えている。

 全ては反知性主義などという愚かなアホのなせる業である。国連などにいっても、幼稚園児が大学に何しにきたの? お父さん、お母さんでも探しにきたの? と迷子のアホを誰も相手にするものはなくスルーである。

 さて、前回のシュタイナーの話で、高次の世界から低次の世界まで、いわば平行宇宙のように様々な世界が宇宙を共有し、各々に霊の進化を遂行していることがわかる。

 この物質界でも、天国まで覗ける高度な知性をもった菩薩のような人もわずかにいれば、物質界の、それも金儲けしかアタマになく、自分のことしか考えられない愚かな痴性の低俗なアホが盛り沢山いる、のと同じである。

 本来の人間の使命は、地球紀といわれる現進化段階に、物質界を卒業する天使になるために、霊我(マナス)を完成し、獲得すべく、この物質界に生まれ、いかに平和を築くかを学ぶために、経験を積んでいるといえる。

 この本来の使命を思い出すために、そのような話の紹介を続ける。 

 ★         ★         ★

大天使

 人間も遠い将来、霊我を完成した天使レベルに到達するのを見込まれているが、更にその後の進化の展望もシュタイナーは説いている。その次の段階は、霊我(マナス)の上の生命霊(ブッディ)という新たな霊の要素(器官)をもったレベルである。

 現段階から考えると、途方もない先の話で空想に思えるが、このレベルでは創造力が使え、様々な存在を創り出せる、とシュタイナーは述べている。

 現在既にこのレベルに達している霊が大天使である。大天使は、生命霊、霊我、自我、アストラル体から構成される。現在の人間にも、極わずかだが、未発達な生命霊をもち、特にゴルゴタの秘儀以降、少しづつ成長しつつあるという。この生命霊はエーテル体を変容(発達)させることで生じる。

 エーテル体に働きかけることで、霊聴力(インスピレーション)という霊の認識力が身につくが、これは秘儀参入の1段階でもあり、いわゆるエーテル体内のエーテル流を眉間にあるチャクラから放射し、霊を知覚する能力のことである。霊聴力は、アストラル体のチャクラが目覚め、回転し出すことで得られる。

 (十字が右回転するので、卍となる。十字は霊界と物質界のエネルギーが通る出入口。霊聴力は観音ともいえる。)

 さて、現在既に生命霊を完成させている大天使の霊の役割は民族の指導である。大天使は民族霊でもある。大天使には物質体もエーテル体もないので、物質界も植物界も見えない。

 植物はエーテル体と物質体からなるので、大天使には見えない。大天使の「視野」は人間のアストラル体が発する輝き(一種のオーラ)の集積からできている。

 人間の視野は物質界にある岩や石などの鉱物や、草木や動物や人間の物質体などの映像で構成されるが、大天使の視野の「画面」を構成するのは、無数の人間のアストラル体の光り輝く核である自我と、それをとりまくアストラル体の輝きである。

 (端的にいえば、大天使は、人間の心をみている。だから邪な心には邪な大天使がとりつくことになり、善良な心には善良な大天使が指導を与えることになる。)

 この大天使の視野の話を知りたければ、雑誌「人智学」(日本人智学協会事務局発行)第10号に載っている「民族魂の使命 -ゲルマン神話との関連において- 」(高橋巖訳)で参照できる。

 なお、大天使の役割は民族の指導だけに限らない。大天使にはウリエル、ガブリエル、ラファエル、ミカエルなどが知られているが、他にも、秘儀参入者を守護し導くファヌエル、都市や地域に蔓延る悪徳を根絶し、徳に変えるサラキエルなどがエノクの書(聖書偽典)に出てくる。

権天使

 人間の霊の進化の更なる延長上に、生命霊より更に一段高次の「霊人(アートマン)」という霊器官を完成した権天使レベルが遥か遠くに眺められる。この霊人も未完な状態でごくわずかに、人間ももっている。霊人は、物質体を変容(発達)させることで生じる。

 この霊人を既に完成させている霊が、権天使(アルヒャイ、アルカイ)である。権天使は、霊人、生命霊、霊我、自我から構成される。人間の物質体(肉体)に相当するのが、権天使では、自我になるので、遥かに想像を絶する存在なのがわかる。

 権天使の霊の役割は時代を導くことで、権天使は時代霊とも呼ばれる。短期には世界観も導く。人間より三段上の高次の霊をイメージするのは困難だが、権天使から見た人間は、人間から見た石ころ(鉱物)だと思えば、その違いが少しは実感できるかもしれない。

 人間に直接関わりがあるのは大体、権天使までで、その上の能天使、力天使レベルは、ごく限られた霊だけが人類に関わり、更に、その上の主天使、座天使、智天使(ケルビム)、熾大便(セラフィム)となると、現在では直接的な接触はもはやあまりない。

 以上に挙げた主な高次の霊の構成要素で、霊人以上の要素には名称がない。人間の進化と直接関わりがないからである。

夢をみる眠りに現れる高次の霊のイメージ

 夢の背後には広大なイメージの世界が広がり、そのイメージが波打ち境界のない世界を覗くには、霊視力(イマジネーション)という認識力が必要だった。その力を使って、夢の世界を覗くと、先に述べた高次の霊がイメージとなって現れてくると、シュタイナーは述べている(全集211番、『太陽ならびに死と復活の秘儀』の「睡眠中の意識の三状態」)。

 夢を見ている人は誰でも、意識には残っていないが、この現象に遭遇している。この現象は、ある特定の瞬間から始まり、次第にイメージが明確になり、輝きを増すようになる。そして、その光り輝くイメージのなかに何らかの霊が潜んでいるのを窺わせる。そして、また潮が引くようにイメージは後退し消えていく。

夢を見ない眠りに現れる霊

 夢を見ない睡眠中には、〔自我、アストラル体〕は物質界になく、アストラル界に参入している。更には、アストラル界より高次の世界にも達することがある。この夢を見ない深い眠りの世界を霊聴力(インスピレーション)を用いて覗くと、再び先ほどの夢の世界のイメージと同じような遭遇を体験する。

 しかし今度は、遭遇した高次の霊のイメージは更に明確になる。そして、波打つイメージの海の上に、霊界を司っている霊が浮かび上がってくる。霊視力ではわからなかった意味が、霊聴力で読みとれる。これをシュタイナーは「霊界の内なる存在の出現」と呼んでいる。

天界のシンフォニー = 原音

 霊聴力で読み取れた霊たちの姿が再び消え去るまでの間、同時に「天界のシンフォニー」と呼ばれる現象も生じる。これは大宇宙の音楽の一種だが、人間が作るメロディーやハーモニーからはおよそ想像もつかない原音である。

 この音楽の存在は、紀元前6世紀のギリシア時代に秘儀を修めたピタゴラス学派も主張していた。シュタイナーの本を読んでいるミヒャエル・エンデも『モモ』の中で、天界の音楽が聞こえてくる場面を想定している。この音楽はシュタイナーによれば、天使や大天使、権天使などが行動時に出す音なのである。

 (それぞれの天使は天体を司っているので、天体の運動と共に生じる音で、中世では天動説から音階で天体の運動を表記したそうである。つまり中世以前は、数学が音楽だったのである。ステインナイメール氏がタンパク質と素粒子を題材に数学を音楽化している。)

 彼ら高次の霊は、人間が出す音のレベルでの不純な要素を全てクリアした後、宇宙の法則や調和の世界のなかに深く参入し、いわゆる雑音を超越した存在なので、その行い全てが、旋律や和音の源泉ともいうべき原音を体現するまでに進化している。

 (植物などに音楽を聴かせると生育が進むというのは、天使が音楽に引き寄せられて、生長などを促すからだろう。共鳴現象は、物質的にもわかっている)

 全集211番の「睡眠中の3つの意識状態」の他にも、102番の『霊が人間に及ぼす作用』の第13講では、また異なる観点から「天界のシンフォニー」について述べている。シュタイナーは人間のアストラル体が「天界のシンフォニー」の中に浸る時、アストラル体は自身の存在を感じとる、と言っている。

 感情の担い手であるアストラル体が、その原音に陶然となっているのかもしれない。自我は自身を意識できないからアストラル体を必要とする。

 創造的な音楽家は、夜間の睡眠中に感じとった、この原音を、アストラル界での体験の思い出として、昼間の覚醒意識のなかに、もち込める才能をもつそうである。音楽や芸術は全て「天界のシンフォニー」の体験を表現したもので、音楽の才能があるのは、 夜間の睡眠中に浸っていた音楽を、昼間にも感じとれるアストラル体をもつことにある。

 またシュタイナーは人間が奏でる音楽と霊との関わりについても述べている。音楽の鳴り響きわたる空間は、大天使を呼び寄せるという。

 大天使を構成する一番下位の要素がアストラル体なのを思い出せば、この大天使のアストラル体が音楽にひかれるのがわかる。大天使と人間をつなぐ絆は音楽である。

 (音楽を聞くとリラックスしたり、感動するのはそのせいか?)

 天使は、一番下位の構成要素であるエーテル体を霊界から地上に顕わにしている。この天使のエーテル体を地上に結びつけるのを可能にする物質構造があり、例えば、ギリシア建築の寺院やゴシックの大聖堂などである。ギリシャ建築とゴシックがもつ曲線美と黄金比率などからなる物質構造が、天使のエーテル体を引きつけ、その構造の中へ参入させる、とシュタイナーは言う。

第三の眠り

 朝起きた後とても頭が重く、回復するのに暫く時間がかかるような深い眠りを、シュタイナーは第三の眠りとして挙げている。この眠りは大変深く、その内実を知るには神通力(イントゥイッション)という認識力が必要とされる。

 神通力は物質体に働きかけ、変容させて得られる能力である。霊聴力の段階でも、高次の霊の姿を「見れる」が、神通力となると、霊の内部までわかるようになる。この霊能力で見れる高次の霊の領域(神界=天国)で、人間の次の人生が決められる。

 なお、霊視力から神通力までの修行法の概説は、『神秘学概論』の第五章 「高次世界の認識」に記述されている。

 非常に深い眠りから覚めた時は、寝起きが悪く、頭がぼおっとしているのが自然科学の睡眠の研究でもわかっている(『眠りとは何か』、講談社、ブルーバック、95ページ)。

 自然科学の睡眠研究では、眠りの深さを脳波で判断している。夢を見ない眠りは脳波のパターンから徐波睡眠と呼ばれ、1度から4度まであるが、そのうちの3度、4度が深い眠りに相当する。

suimin.png

 ★         ★         ★

 現代人は睡眠時間が少なく、眠りが浅い傾向にあるが、もっと睡眠を研究し、深くし、時間をもっととるべきである。寝る子は育つともいうしね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015年10月01日 15時18分25秒
コメント(0) | コメントを書く
[神秘体験空間] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: