シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2015年11月04日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 前回の続き。前回はスポーツの闘争心を肉食から考え、更にガン発症リスクの可能性へと紹介し、デンマークの高いガンリスクが、肉食の牛肉食に関係するのではないかという考察を紹介した。

 では続けて、デンマークの特徴を調べる。

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デンマークの生活と医療・福祉
http://www.faelles-design.co.jp/study/society/medical/medical.html

 (ガンに関係すると思われる特徴を抜粋する。)

デンマーク人は自分の主張を押し通す意思が強く、また自分に非があることを認めるのを嫌う 。



 そのため夏の間は陽気で大らかなデンマークに暮らす人々も、冬の間は鬱気味になりふさぎ込むことも多い。

 多くの国民が15時には仕事を終えて帰宅をする背景には、夏は残りの半日を明るい屋外でスポーツやバーベキューなどの余暇に、冬は気候的にも精神的にも暗くなるため、労働意欲をそがれるといったことも理由のひとつにあげられる。

 このような気候風土的なものと自由な国民気質とが重なり、 デンマークでは喫煙・飲酒者が非常に多く、国民だけでなくマグレーテ2世女王もヘビースモーカーとしてよく知られている 。

 一方で 飲酒者の割合は2000年の調査では男性が15%、女性が9%と1994年の調査から増加している 。

 また高水準福祉社会、国民の満足度世界一などと言われるデンマークではあるが、 実は国民の平均寿命は西欧の中では最も低い数値にあり 、2004年の平均寿命は男性で75歳、女性で80歳、平均では78歳となっている。

 これらは 気候風土から来る精神的ストレスや過度の喫煙やアルコールの多量摂取などのライフスタイル と、 高水準の医療・福祉サービスに頼りすぎている といった2つの要因があるのではないかと考えられている。



 また ガン患者の数も年々増加し、2000年には新たに約32,000人がガン患者として登録され、総合では約209,000人のガン患者が登録されている 。

 最も多い症状は、女性では乳がん、男性では皮膚がんとなっている。

 (大腸ガンが多いというサイトもある。)

デンマークでは国民の1/3は定期的になんらかの医薬品を服用し、うち50%は2週間に1度は服用している。割合は男性よりも女性の利用が多く、年齢が高いほど服用が多くなっている

最も多く利用されているのは血圧を下げるための薬や鎮静剤(痛み止め)で、これらは処方箋なしで購入が出来る 。

 医薬品の売り上げはここ10年で確実に増加し、1995年では71億DKKだったものが2004年では116億DKKと63%の増加をしている。

 風邪を引いた場合など、在宅医の診察では数分の診察をした後に「コーラを飲んで寝なさい」と診断され帰される。水分や糖分をとってよく休めば治る、ということである。

 これが一般的であるデンマークでは、風邪程度で医師の診察を受けることはほとんどなく自然治癒にまかせるのが一般的である。日本のように病院に通い、市販の風邪薬を買い求めて服用するといった習慣はデンマークにはない。

 またデンマークでは専門医への診察にはまず家庭医の推薦が必要になるのだが、病状がよほど深刻にならない限りは家庭医は専門医へ推薦することをしない。

 さらに 国内では専門医の慢性的な不足が問題となっており、他国から医師を招いて対応せざるを得ないといった課題を抱えている 。

 また人種や技術的な面でも、デンマークに限ったことではなくヨーロッパ諸国でも当てはまることではあるそうだが、 ガンを煩った場合、その治療技術の発達からヨーロッパではなく日本に帰国して手術を受けた方がはるかに治癒率が高いと言われている 。

 デンマークと日本においては文化・暮らし・風土・歴史など、その生活は根本から大きく異なっている。そのため、優れているとされるデンマークの福祉や医療制度をそのまま日本の社会システムの中に持ち込むことは不可能だと感じている。

 日本とデンマークとではあまりにも国民の人間性や生活の質、大人の成熟度が違うからである。

 ただ両国の比較から日本がデンマークに学ぶべきものは多い。デンマークと比較して検討していくと、日本ではまずなによりも、国民の意識を変えるための“気づき”や“きっかけ”を与えることが重要であると感じさせられる。

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 上のサイトでは最後に日本と比較した違いを述べているが、日本と大きく異なる点は、一言でいうと個人主義の国という面が強い。日本は滅私奉公といわれるぐらい没個性主義の国である。

 しかし、あえて肉食からくる個人主義を度外視して考えると、高いガンリスクの要因と考えられるのは、日本にも共通だが、 高水準の医療・福祉サービスに頼りすぎている面 と、特に 「国民の1/3は定期的になんらかの医薬品を服用し、うち50%は2週間に1度は服用している。割合は男性よりも女性の利用が多く、年齢が高いほど服用が多くなっている 」という薬づけ依存状態が、ガンリスクの要因と容易に考えられる。

 また人智学では、ガンは自我の細かな分裂とされているので、エゴを大きくさせる肉食などがガンリスクを高めるのは当然と考えられる。つまり個人主義も行き過ぎて独善になるとエゴになるから、肉食も腹八分にしたほうがよい、というわけである。

 しかし、デンマークは幸福度ランキングにおいては常にナンバー5には入り、2015年は3位で、長生きするよりも短くても自分らしい生き方ができるのを好むと、あるサイトに書かれていたように、平均寿命は世界でも短いほうの38位(2010年調査)だが、個人主義が行き届いているので、ガンリスクが高いことや比較的短命など全く気にしないようにみえる。

 まとめると、個人主義で生きられれば寿命などあまり気にとめない国といえる。

 この特徴は平均寿命ランキング1位なのに幸福度ランキング46位(2015年調査)のこの国とは真逆といえる。だからデンマークからこの国をみると、だらだらと長くつまらない生き方をしているようにみえるか、あるいは内情を知らないデンマーク人なら、価値観があまりに違いすぎるので、かえって新鮮にみえるかもしれない。

 ちなみに日本とデンマークを比較するのによいサイトを以下に紹介する。

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また住みにくくなるかもね
http://blogs.yahoo.co.jp/whitestone67/32902705.html

 最近ヨーロッパからのニュースと言えばやはり難民問題。ここまで難民問題が急速に深刻な事態になるとはだれも想像していなかったのではないだろうか。

 妻の国デンマークも今年上半期だけで2500人近くが難民申請をしたそうだ。4年間の中道左派連立政権の間に移民・難民への各種法律が緩くなり、難民としてデンマークに来る外国人も急増した。しかし、6月の右派政権への交代でこれらの外国人に対する法律が大幅に変わるようだ。

 デンマークでは政権交代で毎回一番影響を受けるのが外国人。その変わり様とは結婚してデンマークに住むことを諦めさせたり、永住権を取得するように頑張ってインテグレーション(同化)しようとしてきた人に対して土壇場で更に厳しい条件を課したりなど、決して生易しいものでは無い。

 古いデンマーク、すなわち寛容で社会保障が充実したデンマークを想像している人達からすると驚くかもしれないが、デンマークも他の資本主義の国々と一緒で「お金持ちで税収で国家に貢献できる人」または「高学歴、高収入でデンマークのイノベーションのために役立つ人」だけを受け入れたいのが本音。まあ、それは当たり前というか、文化や習慣も違う外国人を受け入れる社会の負担を国民に説明するにはやむを得ないことなのだろう。

 まあ、それにしてもデンマークの外国人政策はいつもドラスティックだ。毎回振り回わされる人も少なくない。しかし、政権がまた変われば外国人政策もある程度は変わる。

 一つはっきり言えることは、デンマークに住む外国人は帰化するまで(すなわちデンマーク国籍になるまで)決して、自分の法的なステイタスは安全では無いということ。そこまでの強い覚悟と決心が必要。社会はユルユルだが、外国人はユルユルでは済まされない国だということを強く認識する必要がある。

 と偉そうに書いているけど、毎日を有意義に過ごしている外国人の方々もたくさん居るので。

デンマークの医療はやっぱりベスト?
http://blogs.yahoo.co.jp/whitestone67/32819304.html

 デンマークの医療というと日本では「無料」というイメージがある。もちろん、イメージではなくて本当に無料(歯科は除く)なわけだが、医療の質、病院内の環境、待機期間などに関しては聞く人によって意見が大きく分かれる。

 去年、カミさんの兄嫁が急性白血病になり、一時は絶望的とまで言われたが、超早期にドナーが見つかり、骨髄移植・抗がん剤治療をやった結果、事実上の寛解状態になり、最近社会復帰を果たした。

 義兄一家はデンマークのフュン地方に住んでいるので最初はオーデンセにある大学病院OUHに入院、その後、移植手術のためコペンハーゲンの中央病院Rigshospitalに転院した。義兄は「何でも遅いデンマークの医療システムでこれだけ早くドナーが見つかり、早期に移植できたのは奇跡に近い」と言っていた。白血病の初期治療、抗がん剤治療、そして移植手術、日本では目が回るような高額医療費になるだろうが(自己負担は少ないが)デンマークでは全てが無料だ。更に付き添いの家族用に無料の宿泊施設もある。

 その反面、公立病院では病室が足らずに入院患者が廊下にベッドを置かれて寝かせられるという事態も発生している。無料の医療制度は全て税金で賄われるわけで、至れり尽くせりというわけにはいかない。

 どのような病気でも最初は家族医にかからないといけない制度に不満を持つデンマーク人も少なくない。結果的に治療や処置が遅れるケースが多いからだ。

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 また長くなってしまったので、次回に続く。





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Last updated  2015年11月04日 15時18分47秒
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