シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2015年11月05日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 当初はシュタイナーの話から、菜食と数学の関係が、肉食とスポーツの関係と同じくらいスンナリと、ネットでデータを探せば紹介できると思い込んでいたが、それが困難であることがわかった。

 菜食についての国別ランキングを探してもネットにはいまのところ目ぼしいのがみつからないのと、また国別の数学ランキングを、例えば、数学オリンピックやフィールズ賞の受賞者の国籍から探しても、データとしてサンプル数が少なく、更にフランス、アメリカが上位なのだが、それが純粋にフランス人、アメリカ人かといえば、インド系のアメリカ人だったり、東洋系のフランス人だったりして、国別ランキングに無理があることがわかり、いずれにしろ、菜食と数学の関係は統計データからは調査困難となってしまったというか、アメリカ、フランスともに肉食の上位に入る国なので、当初の目論見の当てが外れてしまった。

 というわけで、ピュタゴラスと同様に個人に絞って、数学者のなかの菜食主義者を探すことにすると、「シュリニヴァーサ・ラマヌジャン」というこれまた何の因果か、質問を受けたブルゴーニュワインからシュタイナーさんの質問のなかの人物が以下のようにウイキから浮かび上がった。

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シュリニヴァーサ・ラマヌジャン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%8C%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3


 「ラマヌジャンは敬虔なヒンドゥー教徒であり厳格な菜食主義者だった」



 たった2人ほどの数学者から、菜食と数学の関係を説くのは見通しがたたないんで、以前紹介したシュタイナーの以下の鉱物薬の話から数学の意味を再掲する。

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 この特性は、地上の日常生活では、滅多に起こらず、非常に稀である。宇宙が行う固体の解体や溶解を、地上で行うのが多いのは数学者で、特に図形をイメージし、幾何学的な思考に慣れている自我をもつ者である。

 というのも、幾何学な思考は、鉱物の解体が根底にあるからである。数学的思考に反感をもち、むしろ塩化(鉱物化)に甘んじるなら、鉱物を思考で解体し、分解する数学者や、解析を専門とする技術者にはなれない。

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 シュタイナーはこの話と似たような「糖尿病や老化の予防には数学がよい」と述べている。というのは、糖尿病も老化も人体が鉱物化することなんで、鉱物化に対抗する解体や溶解の働きを、数学をすることで、自我に獲得させるからである。

 自然のものはなるべく調理せずに、生で食べるのがよいと、この国ではよくいわれてきたが、それは鉱物や植物に限る話で、それも自我に、鉱物や植物を解体できるだけの、数学的な理解力をもつ場合に限ることがわかる。

 調理すればするほど、自然の生のものを、分解、解体する理解力を、自我は必要とせずに、体内になかば放置する形で取り入れるので、苦労がなく、楽をできるが、自我をそれだけ甘やかすことになり、怠惰になる。だから弱っている自我には、できるだけ調理した粥などの液状の食べ物がよい。

 肉食は既に紹介したが、動物のなかで一度消化しているので、この消化の過程を省いて体内に取り入れることになるので、自我は楽になる。だから肉食すればするほど、自我は楽なので、喩えるなら、なんでもカネで買う苦労知らずの金持ちのような快適な生活を送ることに相当するが、それだけ怠惰になりエゴが増加してしまうので、この怠惰が、闘争心に置き換わる。

 結局、カネでは問題を解決できないのである。カネはただ経済状況によっては代替手段とはなり得るが、問題を先送りしているにすぎないから、将来複雑な問題として再び現れる。

 一見すると、鉱物の分解や解体を、破壊力と捉えるなら、闘争心と似たようにもみえるが、人体のなかでは、全く逆で、数学は構築のための破壊であって、スポーツの闘争心は、自己の価値観を押し付け、自己責任を逃れるための破壊であることがわかる。



 それは質素で目立たない生活を好む数学者と物質的快適さを求め、派手な生活を好むスポーツ選手の生き方の違いにも現れている。どちらが、この世に執着しているかといえば、恐らくスポーツ選手だろう。

 つまり、スポーツの反対が数学をすることなんである。それをシュタイナーの肉食と菜食の話から解き明かそうとしたのだが、中途半端に終わってしまった。

 実はかつての古代ギリシア時代では、数学もスポーツも同じ哲学という分野だったのである。シュタイナーの話では、哲学の目的は、宇宙の理解で、そのための理解力のツールといえる霊能力の獲得にある。現在のオリンピックは、肉体をどう動かせば、天界を見通せるほどの高度な霊能力が獲得できるのかという、哲学の舞台が源流だったという。

 つまりオリンピックは哲学の舞台で、いまでいう総合芸術の場、演劇やスポーツ、並びに数学や音楽というリベラルアーツの実践の場だったという。ヨガや座禅などもこれに含まれた。

 だから、高度になればなるほど、スポーツと数学も同化してくるはずである。逆に、低俗化するほど、分派していく。現在では数学とスポーツは全く反対になってしまっている。



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オイリュトミー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%BC

概要

 意識と身体のギャップを埋め、言葉または音楽の力を全身の動きに変換し、内臓(ミクロコスモス)を動かすエネルギー、惑星(マクロコスモス)を動かすエネルギーを関連付ける。 また、言葉または音楽の持つエネルギーを身体表現によって具象化する。

 子音や母音には、一つずつ動きが定められており、子音の動きと母音の動きを組み合わせることで、言語を立体的に表現することを可能としている。

 オイリュトミーは運動であるが、英語ではplayを使わずdo-する、行うと表現する。ダンスにも見えるが、厳密には「オイリュトミーを踊る」という表現は適切でないとされている。

オイリュトミーの動画
http://video.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&dd=1&p=%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%BC

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 オイリュトミーを一見すると非常に怪しいオカルト的な雰囲気になるので、正直、あまりお薦めはしない。現代には合わないと思う。一人で隠れてやるか、現代創作ダンスにアレンジしてやるのがよいと思う。

 シュタイナーがオイリュトミーを開発したのは恐らく、古代ギリシア時代の哲学を再現したかったのだと思う。古代ギリシアの哲学は、身体を使って言葉を表現し、文章を演じたのである。いまでは、すっかり形骸化し、現代人は語るとき、口先とせいぜい顔の形を変えるだけである。

 語りに熱くなりすぎ、手を動かす人も稀にはいるが、逆に無表情で、できるだけ機械的にぼそぼそと語るだけの人もいる。

 もしシュタイナーがこの様子をみるなら、熱く語りすぎるのはルシファー的であり、機械的にぼそぼそと語る無表情な命令のような語り口はアーリマン的であるというだろう。

 必要最小限に洗練されしかも語られる者の心を捉える語り方が、それらの中間のキリスト的語り口となるだろう。

 思考力から切り離され、熱く語りすぎた身体が現代人のスポーツであり、逆に機械的に冷酷非情に語りすぎた身体が現代人の唯物論の奴隷となった数学といえる。

 スポーツはもっと自由になるべきであり、数学もまた自由であるべきだ!

 そうすると自由のなかで、スポーツと数学が融合し、ギリシア時代の哲学となるだろう。

 数学も本当は全身全霊で表現されるべきものなのである。スポーツもまた数式で表現されるものなのである。

 シュタイナーが何を考えていたのかの話は、なんのシュタイナーの知識もない人のために以下の話を紹介する。

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ルドルフ・シュタイナー遺された黒板絵
http://1000ya.isis.ne.jp/0033.html

 シュタイナーは何をしようとしたのだろうか。

 それを手短かに語ることは勘弁してほしい。

 シュタイナーを語るにはシュタイナー主義者になる必要がある。それはいまのぼくにはできそうもない。そのかわり、シュタイナーが仕掛けた発信装置がいまや世界各地のゲーテアヌムとして、オイリュトミーとして、シュタイナーハウスとして根を下ろしていることを伝えたほうがいい。黒板絵の前に立ってみることもそのひとつだ。

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 最後にいっておきたいが、私はシュタイナー主義者ではなく、オカルト主義者である。オカルトを馬鹿にする人に対して、馬鹿に仕返したいだけである。そのためにこのブログを書いている。

 シュタイナーはゲーテ的だが、私はニーチェ的立場をとりたい。





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Last updated  2015年11月06日 11時03分56秒
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