シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2015年11月19日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回紹介した、巷にインチキ統計が跋扈している要因はダマスゴミらが恐らく文系出身者が多く、せいぜい高等学校レベルの数学しか学んでいないので数学に無知なのと、というのは高校では無限大をほとんど扱わないからだが、なんでも統計を当てはめてしまう生兵法は怪我のもとになっているせいである。

 統計というのは扱うサンプル数で全く異なってくる。そして、統計を適応するなら、最低限、国勢調査のように全体をくまなく調べないと駄目な代物で、集合論で、サンプル数を少なく見積もれば見積もるほど曖昧になってくる。

 それに中央値と平均の違いさえもわからないデータが多く、そもそも、この物質界で起こる現象は時間の進行を基に止まることはないから、日々発展する非線形現象なんで、統計のような線形解析を用いるのは土台無理な話で、現在の全体の大まかな傾向や方向性しかそれも断片的にしかわからない。

 オカルトでは、物質界以外も想定しているが、統計は唯物論のそれも生物の循環を度外視し、時間変化をほとんど吟味せずに大量な同じ物質の機械的進展の傾向を評価するものである。死んだデータというか、過去に固定されたデータの解析には役に立つが、現在進行中の事象や未来などの予測には、ほとんど役に立たない。

 それでも統計教の信仰者は、天気予報を挙げるだろうが、あれはほとんど現在の天候観測を基にしたもので、天気図からもわかるように、経験によるデータ蓄積の賜物で、人間の経験からの予測と似たモノで、純粋な統計データとは言い難く、人工知能に近いもので、数学というよりは、気象物理学で、それでも100%当たるわけではない。

 さて、ダマスゴミといえば、唯一みる新聞は日刊ゲンダイだけなのだが、昨日統計を全く理解できていないヘンテコな記事が載っていた。それは、先のWHOの加工肉の発がん性に対する発表への食肉界の商業主義によるWHOへのネガキャンのようなものだった。

 このブログでも紹介したが、WHOの発表は加工肉だけの発ガン性を述べたものでなく、加工肉だけが独り歩きをしているダマスゴミの報道に問題がある。

 その記事は誰が書いているのか不明だが、ネガキャンのやり方が疫学調査への無知蒙昧から生じているもので、統計データに対して、加工肉の発ガンの仕組みを発表しないのはおかしいと、論点のすりかえかたが常軌を逸し、子供のような反論なんで思わず笑ってしまった。

 発ガンの仕組みがわかってないから疫学調査しているわけで、もし発ガンの仕組みがわかったら、食肉業界は全滅である。統計データとは、大筋の傾向を現わすもので、加工肉を食べると必ず発ガンするとはいっていない。過剰に反応するのはかえって疾しいことをしているのではないかと勘繰ってしまう。



 統計データからわかることはガンが身近になったということである。それは肉食を商業化し、定着化させたツケでもある。今更菜食しろといっても、生活環境が激変してしまうのに肉体がついていけないだろう。

 むしろガンに罹るのを恐れるのではなく、ガンに罹る前にしておくべきことや、ガンに罹ったら何をすべきかを考えるべきである。

 間違えて欲しくないのは、限度を超えて摂取すると、どんなものも毒になるというホメオパシーの原理である。

 恐らく、昭和初期の日本の生活と比較すれば、当時の日本人の体質には肉の摂り過ぎで毒になるだろうが、三世代続けば、それを無毒化するだけの免疫が進化するはずだから、現代では少々の肉食で疾患を誘発することは少なくなっているはずである。

 そういうわけで、科学的データというのは表面だけを取り上げても意味がなく、隠れた意味を炙り出してやらないと駄目なんである。

 その一連の顛末の話を以下に紹介する。

 ★         ★         ★

ハム業界の逆襲でうやむやに…加工肉発がん性問題の真相
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151118-00081849-diamond-nb

ウィンナーの販売が2割減!  「加工肉に発がん性」は本当か?



 まず、口火を切ったのは業界トップの日本ハム。末沢寿一社長は10月30日の決算会見で、「基本的に日本人の摂取量では問題ない」という原発事故後の政府答弁のような表現で安全性を強調、国内研究機関の調査を引き合いに出し、発がん性は確認されていないと反論をした。

 丸大食品もこれを援護射撃するかのように今月10日の決算会見で、IARC公表直後の数日、ウインナーの販売が2割ほど落ちたことを明かし、科学的根拠のない風評によって営業妨害をされる「被害者」という立場を強調した。

 北米食肉協会(NAMI)はIARCの発表を、望む結論に誘導していると厳しく批判するだけではなく、「IARCが発がん性がないと断言するのは、ヨガのパンツくらいだ」などとコケにしている。それに比べるとかなり控えめな反撃だが、言葉の端々からも「世間知らずの学者がバカな研究結果を公表したせいで大迷惑だよ」という怒りが伝わってくる。

 そんなムードは当然、メディアの論調にも色濃く反映されている。

 「加工肉に発がん性」評価、情報の見方には注意が必要(朝日新聞11月19日)



 こういう報道を見るたび、毎日ベーコンやらソーセージやら、なにかしらの加工肉を食している身としては「ですよねえ」と胸をなでおろしているのだが、そういう個人的嗜好を差っ引いて、ここまでの論調を客観的に振り返ってみると、 加工肉業界側の緻密な「広報戦略」の存在に気づく 。

 どのようなものかというと、 IARCの公表に対してただ闇雲に反論をするのではなく、微妙な「論点ずらし」をおこない、時間が経過するにつれてまったく異なる話題へ見事にすり替えるという戦略だ 。

 IARCの公表の真意は 一体どこにあるのか? 

 そもそも、 WHOは「ハムやベーコンを食ったらガンになる」とは一言も言っていない。ややこしい話になるが、全世界で約800ある研究論文や科学文献などを精査してみると、「ヒトに対して発がん性がある」と評価するのが妥当だと述べているのに過ぎないのだ 。

 細かい程度はわからないが、発がん性があるよというわけで、そこで「容疑者」として挙げているのが、「加工や調理の過程で生成される化学物質」だ。名指しはされぬものの、これが「亜硝酸ナトリウム」だというのは容易に想像できる。

 加工肉が黒ずむのを避けて美味そうな艶を出す発色剤「亜硝酸ナトリウム」単体は発がん性物質などではない。ただ、魚などに含まれるアミン類と反応すると発がん物質となるという研究もあって、1970年代から加工肉批判の根拠とされている。

 そんなトラディショナルな疑惑をIARCが蒸し返しているのは、牛肉や豚肉という「加工前の肉」が「発がん性がある」と評価されていないことが大きい。要は、肉に問題がないのなら、加工時につけられる添加物がクサいという消去法である。

 こういうIARC公表の「真意」を受け取れば、普通の感覚では「添加物」に関心がいく。しかし、どういうわけかほとんどのメディアが「公表結果を鵜呑みにするな」とか「業界は猛反発している」などというポジショントークに終始しているのだ。ぶっちゃけ、かなり不自然だと言わざるをえない。

 いやいや、それは「加工肉=添加物」だから、わざわざ改めて添加物問題を取り上げないのよと考える人もいるかもしれないが、添加物を使わない「無塩せきハム」や、「無添加ソーセージ」も世の中にはちゃんと流通しており、立派に市民権を得ている。たとえば、信州ハムという中堅企業が販売する無添加ハムシリーズ「グリーンマーク」などは、IARCの発表が出る少し前、誕生40周年を迎えている。

 そういう市場の現実や消費者の健康志向をふまえれば、「添加物」の是非を問う記者がひとりくらいたっていいのだが、みなさん気持ちがいいくらいにスルーしている。なかには、「食事はバランスが大事」とか本題とあまり関係のない結論へ誘導するメディアもある。

 つまり、IARCが「加工肉は化学物質がクサい」と暗に示唆したのだから「添加物ってどうなのさ」という話題になるべきところを、いつの間にやら「ソーセージやベーコンでがんになるなんて極端な話、みなさん信じられますか? 」という二者択一の議論へとミスリードされているのだ。

 実際に、加工肉業界も明らかにそれを意識していたフシがある。業界団体の日本ハム・ソーセージ工業協同組合が出した「加工肉に関するIARCの発表について」というステートメントでも、国立がん研究センターの研究成果なども引き合いに出して安全性を強調しているものの、そこには「化学物質」や「添加物」という文言は一切登場しない。これは平時の加工肉業界の姿勢から考えると、かなりしっくりこない。

 (後略)

 ★         ★         ★

 確かに加工肉の添加物は発ガン性を高リスクにするが、赤肉だって、加工肉ほどではないが、発ガン性を高リスクにするとWHOの発表関連で続けて公表されている。結局、バランスのよい食事をとりなさいといっているだけである。

 このように統計を用いて人類を騙す悪魔を、シュタイナーはアーリマンとして説いている話を以下に紹介する。

 ★         ★         ★

アーリマンと統計学

 現代人の知性は事物の表面的な理解にとどまり、事物の真相が存在する奥の層にまで参入しない。この奥にまで参入するには思考力を高め霊視を獲得する必要がある。

 現代人は、特有の悟性で、事物の表層にとどまるのを好み、悟性よりも深い霊力を用いて、更にその奥にある事物の本質がある層に参入するのを好まない。自分の周囲の外界のなかの奥にまで参入できれば、この事実に気づくはずだが、外界の外見や上辺だけにとどまるのを好むので、その好みにより、真理に達せずに、欺かれていることがわかる。

 現代人は学問を用いて数字で評価するのを好み、社会生活の霊的な感情が関わる色々な場面ですら、数字で評価するのを好む。社会学をみてもわかるが、それらのほとんどに統計が用いられ、成り立っている。そして重要な事例を、統計から、つまり数字から推論する。

 なんでも数字を用いて証明し、信用を獲得しようとする。数字は証明の手段ではなく、詐欺師が人を欺く手段なのである。

 現代人が、数字から事物の質そのものへと目を向けず、数字を越えて質そのものを見なければ、数字に騙されることになる。数字が証明の手段に持ち出され、証明の手段と見なされることで、アーリマンは目的である人類の支配を達成してしまうだろう。(P207) 

 ★         ★         ★

 統計が蔓延る現状では悪魔の支配が確立してしまう。 





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Last updated  2015年11月19日 16時55分16秒
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