シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2017年05月05日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
先日、犬HK特集で平和憲法をやっていたが、当時の政治家が敗戦の経験もあり、現在の金権権力バカ政治家よりも非常に真面目であったことがわかる。

 不戦の誓いを立てることで、子孫が戦争に巻き込まれる事を避けようとする配慮で、第9条の「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し」という文言が付記されたという。

 「国際平和」とは何かといえば、以下の国連憲章が元になっている。

国際連合憲章

 われら連合国の人民は、われらの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から将来の世代を救い、基本的人権と人間の尊厳及び価値と男女及び大小各国の同権とに関する信念をあらためて確認し、正義と条約その他の国際法の源泉から生ずる義務の尊重とを維持することができる条件を確立し、一層大きな自由の中で社会的進歩と生活水準の向上とを促進すること並びに、このために、寛容を実行し、且つ、善良な隣人として互いに平和に生活し、国際の平和及び安全を維持するためにわれらの力を合わせ、 共同の利益の場合を除く外は武力を用いないことを原則の受諾と方法の設定によって確保し 、すべての人民の経済的及び社会的発達を促進するために国際機構を用いることを決意して、これらの目的を達成するために、われらの努力を結集することに決定した。

 「共同の利益の場合を除く」を、「国際平和を希求し」に変えれば、ほとんどそのまま9条になる。共同の利益とは、国際平和を実現することである。

 国際平和とは何かといえば、これを端的にいうなら人類から恐怖心や憎しみをなくす、ということである。恐怖心や憎しみのようなネガティヴな想念をなくすために、人間はこの世に生まれてくると、神智学者のドリールは説いた。

 さて、地獄行きの連中が、改憲など子供騙しのような事をしようとしているが、A級戦犯たちがいま地獄の苦しみを味わっている事さえ知らないのだろう。



 戦争をすれば必ず犠牲者がでる。戦争を指揮する事は、自らの指揮により、生み出した犠牲者たちと死後に霊界で出会うことになる。それはその犠牲者たちの苦悩を感じる運命を選ぶ、ということなのである。

 つまり、戦争をしたモノは自ら犠牲者の苦悩の地獄へと堕ちていく、ということなのである。

 キリストのような強靭な精神の持ち主ならば、地獄に行っても持ちこたえることができるかもしれないが、武力にすがろうとする軟弱な脆い精神では苦悩に苦悩を重ねるだけしかできないだろう。つまり永遠と地獄を彷徨うことになるだろう。

 なにしろ霊界では心が丸裸になるからである。

 だから戦争をしたモノは本能から極度に死を恐れることになるだろう。何物も自分を守るものはなく、自分で守るしかない。

 自分を守るものは、何かといえば、この世で誰かを守ってきた心である。

 キリストの「汝の敵を愛せよ。隣人を愛せよ。」である。

 誰かを守る心、特に弱者を守る心が、自分を守るのである。

 与えられるのではなく、与えることである。

 さて、人智学では既に明らかになっているが、天国も地獄も存在し、端的にいえば、心が作り出す、のである。

 天国と地獄は、人間の心のなかにある。心の眼をもてば、この世が、地獄と天国の狭間にあり、TVのチャンネルのように切り替えてみえることがわかるだろう。



 それは繰り込み理論で明らかだろう。無限大と無限大が繰り込まれて、有限の空間をつくる。

 天国と地獄が繰り込まれて、この世がある。

 さて以前、何度となく天国と地獄を紹介してきたが、再度紹介することにする。

 シュタイナーの「天国と地獄」の紹介である。わかりやすく抜粋改変した。

 ★         ★         ★

地獄

進化を停滞させる闇の力(ネガティヴな想念)

 進化を阻む力を考えてみると、この闇の力を、人間は、死後、根本から捨て去らないといけない、もし、この闇の力を少しももたなければ、人間は、過去から、未来へと霊(精神)的進化の原動力だけを運んできただろう。

 人間は、過ぎ去った人生に自分を縛り付ける闇の力から離れないといけない。その闇の力、欲望、欲求から離れ、それを捨て去るべきだが、今生の闇の力だけは残ってしまう。

 死後に捨て去るべき闇の力が、今生のなかで準備される。その闇の力は地上に誕生する前にはもたなかった。

 人間は地上に生まれ、物質界のなかで成長していく。物質界での享楽への愛着(執着心)は、今生の経過のなかで次第に身につけ、自分の霊魂のなかに引き入れた闇の力なのである。

 しかし、そのような物質界への愛着(執着心)は、人類の精神的進化には寄与しないものなのである。それどころか、この物質界への愛着に囚われると、人間は進化できなくなる。

 物質界への愛着を人生に持ち込むと、闇の力に囚われる。だから、人間に闇の力をもたらすのは、今生なのである。

 (今生、つまり現世が、聖書でいうところの、知恵の実なのである。知恵の実を食べると、人間は自分が裸であると知り、肉体という物質を身にまとうようになるが、その物質に愛着をもつと、宇宙の進化から逸脱してしまう。

 権力は、この肉体の最たる象徴といえる。)

 闇の力は、人間に、人生経験という果実をもたらす反面で、物質界に縛り付け、輪廻転生から、人間の霊魂を逸脱させる。物質界へと人間を結び付ける愛着を、人間が完全に克服するまで、闇の力は絶えず誘惑として人間を揺らし続ける。

 人間は、この闇の力と、これを克服し、宇宙の進化へと前進していく精神力を合わせもっている。人間の中には、この闇の後退力と、この光の前進力があり、つまり人間は、地獄と天国をつくる二極の力をあわせもっている。

 (続く)





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Last updated  2017年05月05日 20時35分23秒
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