シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2025年03月06日
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カテゴリ: 神秘体験空間
キリスト教と仏教というと、日本では、キリスト教禁令やイエズス会の人身売買もあって、一見、水と油のようにみえるが、信長が、当時の仏教徒たちによるカースト制度の弊害からくる、被差別民たちを人身売買から解放し、それまで仏教徒たちの専売業だった職業を、楽市楽座で、信長の出自の、八の民族に与えたのは、八切史観から明らかで、当時のキリスト教と仏教が同じ穴の貉で、信長がキリスト教の布教を許可したのは、戦で捕虜とした仏教徒を、やられたらやり返すとばかりに、奴隷売買として倍返しして、代わりに火薬や西洋式の最新兵器を、キリシタンから手に入れていたのは、信長の家臣たちが、カースト律令制度の官式名の、日向守や筑前守などを名乗り、信長自身も、平氏の棟梁の、上総介を名乗っていたことからもわかる。

武家官位 - Wikipedia

織田信長はなぜ「上総介」と名乗っていたのか。「鎌倉殿~」に出てくる「上総介広常」との関係は? | えいいちのはなし ANNEX


とどのつまり、八切氏によれば、信長は、キリスト教を利用して、日本の仏教のカースト制度から、天下布武という武力による、いわゆる部落解放運動をしたのだが、イエズス会のアジア植民地政策の目論見を越えてしまい、次第に危険人物とみなされるようになったのは、ルイスフロイスの書簡からもわかる。当時の世界情勢から、日本の植民地化を巡って、スペインとポルトガルが争っていたのは、ヴァリニャーノのイエズス会と、当時アメリカのサンフランシスコを植民地化したポルトガルのフランシスコ会やドミニコ会の日本への進出からもわかる。

ルイス・フロイス - Wikipedia

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フェリペ2世

天正遣欧使節

本能寺の変 - Wikipedia

カガヤンの戦い (1582 年 ) - Wikipedia

アルマダ戦争/アルマダ海戦

アルマダの海戦 - Wikipedia


面白いのは、本能寺の変の1882年の同じ月に、フィリピン(当時ルソン島)の北部で、カガヤンの戦いが起こっていることである。ググると、以下のことがわかる。スペインは反乱を何とか鎮圧するが、その後の1588年にエリザベス女王のイギリスにアルマダの海戦で敗れて、衰退するのは有名である。

カガヤンの戦いは、フアン・パブロ・デ・カリオン提督率いるフィリピン・スペイン軍と、日本人タイ・フーサ率いる倭寇との間で行われた一連の衝突である。
1573年頃、日本人はフィリピンのルソン島、メトロマニラ、パンガシナン州の各州、リンガエン地方で金と銀を交換しており、1580年には多数の倭寇がカガヤンの原住民を服従させていた。

これに対しフィリピン総督ゴンサロ・ロンキージョ・デ・ペニャローサは、スペイン海軍の艦長であったフアン・パブロ・デ・カリオンに海賊対策を要請した。
ロンキージョは1582年6月16日にフェリペ2世に次のような手紙を出している。
「日本人は最も好戦的な人々だ。彼らは銃を持ちこみ、鎧を着て、多くの弓兵や槍兵を連れてくる。すべてはポルトガル人から提供されたものだ」

このカガヤンの戦いの前にも、マニラの戦いが、2度起こっているが、一度目は、スペインとポルトガルが権益を巡って衝突し、二度目は、スペインと、現地の先住民や倭寇の連合軍との間で起こっている。

マニラの戦い (1574 年 ) - Wikipedia




スペインのポルトガルの併合


結局、スペインの日本への植民地進出は、仏教カースト律令制度を崩壊させ、公家と武家が対等になり、江戸期の公武合体政策へと受け継がれるようになった。スペインの世界制覇の夢は破れ、代わりにオランダ、イギリスが世界制覇へと台頭していく流れになり、アジアの権益を巡って、ポルトガルとオランダが衝突し、日本にも三浦按針を通じて、徳川家康の江戸幕府が、太閤秀吉の豊臣政権を、大阪の陣で倒すことで、公武合体を兼ねた日本の統治機関と認識されるようになった。公武合体に不服な豊臣政権の生き残りや朝廷側ものちに、三代将軍家光のときに、島原の乱で、ポルトガルの援軍を得ようと巻き返しを図るが、オランダと幕府が結託し、鎮圧されてしまう。

ウィリ アム・アダムス - Wikipedia

島原の乱 - Wikipedia

キリスト教と仏教の話から、世界派遣を巡る権力闘争の覇道の話を紹介したが、いずれにしろ、信仰の違いから、論争、闘争、戦争へと低俗化していく、歴史の流れが見通せるのがわかる。歴史を通じて、何が言いたいかといえば、権力は腐敗する、ということなのである。権力は腐敗するので、人体には新陳代謝が必要なのと同じように、政権交代が必要なわけなんである。

人智学では、時代を司る権天使の命により大天使が、政権交代と同じように、交代するのがわかっている。1190年から1510年までサマエルで、1510年から1879年まではガブリエルで、1879年からミカエルとなってきた。日本では、1185年辺りに鎌倉幕府がはじまり、1467年に応仁の乱がおこり、そして、1877年に明治維新となるのでわかるように、鎌倉幕府から武士政権が台頭し、武士政権が戦国大名として、朝廷の従来の仏教カースト制度を崩壊させ、そして、明治維新の倒幕により、武士階級がなくなり、形の上では、従来の身分制度を改めた、四民平等の政権交代が起こってきた。

つまり、時代霊による天使長の交代とほぼ呼応するかのように、ほぼ1190年前後のサマエル統治に武士政権台頭、ほぼ1510年前後のガブリエル統治に戦国大名台頭、そしてほぼ1879年前後のミカエル統治に、明治維新の四民平等政府が台頭してきたのがわかり、新陳代謝の政権交代が起こっているわけなんである。権力は腐敗するので、交代する必要が生まれる。神秘学では、この新陳代謝を、上にあるものが下になる、と解き明かしているが、これが、キリストが行った最後の晩餐の、師が弟子の足を洗う意味でもある。

弟子たちの足を洗ったイエス ヨハネ 13:1-17 | 湘南セントラルチャーチ 公式サイト

ヨハネ 13 章 1 〜 20 節「究極の愛ー弟子の足を洗うー」 - 立川福音自由教会


このキリストが、弟子たちの足を洗う行為は、仏教にも、足を洗う、という言葉で有名で、八切史観では、ヤクザは、八(や)の民族の屑(くず)が語源としているが、任侠ドラマなどで、ヤクザの、「足を洗う」というセリフが、仏教の、足を洗う、から来ていて、その意味が、悪事や悪行をやめる、なのもお馴染みである。また、仏教には、足を洗う、のと同じ意味で、「出世」がある。

出世・足を洗うとは?~身近な仏教用語~ | 【大阪の仏壇店】お仏壇の滝本仏光堂

仏教では、本来の意味で、出世とは、出家とほぼ同じ意味で使われるが、巷の世間では、出世は、偉くなり、権力に従うことで、出家は、坊主になることで、微妙に本来の意味と間違って使われている。これは仏教徒が、キリスト教徒と同じで、俗世に染まって末法になって、霊能力を失ったせいでもある。仏の意味を勘違いしている。仏とは、万物の根源の意味なので、万物の根源の、仏に至るには、今いる物質界を出なければいけないわけで、だから、物質界から無になる、という意味なわけである。この意味が転じて、死ぬ、つまり物質的に無になるのが「仏となる」といわれるようにもなる。

出家も出世も、仏教やキリスト教でも、本来の意味は、この世の物質界から出ることなのである。出家の家は、血縁の関係を断つ、という意味も併せ持つので、自他の区別も無くすという意味でもある。いずれにしろ、物質的に無になるのを、仏というわけなんである。というのも、般若心経の、色即是空でわかるように、万物の色は、その根源の空の、無から生じるので、これは量子力学の電子の空孔のディラックの海でも、以前紹介した、古代ギリシアの、デモクリトスの「空虚(ケノン)」でもわかるが、また、プラトンが説いたイデアでもある。空や無や、空孔、空虚、イデアは、万物の根源の仏であり、それらは物質界を超えた、物質界を出た、プラトン曰く、啓示としてのイデアの世界の存在を意味するものなのである。

ディラックの海 - Wikipedia

デモクリトス - Wikipedia


万物の根源の仏がみえないのは、霊魂のまだ修行が足りずに、霊魂が物質界に執着し、肉体に束縛されているためで、ソクラテスが説く無知を知らずに、無知のままなのである。つまり物質界に洗脳され、染まり切っているわけで、物質界にいるのは、前世で落第したためで、人生をやり直すために、タイムリープして、霊魂をブラッシュアップしているためなのである。だから、目の前にあるものに目が眩んで、承認欲のために、権力闘争を繰り広げてしまうわけなんである。まさしく、破壊活動や詐欺行為などは、無知蒙昧の為せる業で、キリストが弟子たちに成した、足を洗う必要があるわけなんである。

このように、あの世の観点からすれば、キリスト教も仏教も、イスラム教も皆ほとんど同じことを説いているのである。その証拠に、神智学によれば、イエスの母はマリアだが、釈迦ゴーダマシッタルダの母も、英語読みのマリアで、マヤなのである。マヤは幻の意味をもち、物質界を指す。つまり、イエスも、釈迦も、母なる物質界に生まれた、というのが本当の意味なのである。それは黒い聖母として有名でもある。

摩耶夫人 - Wikipedia

黒い聖母 - Wikipedia


仏教もキリスト教も、あの世の教えを説いているのに、そこに布教者の独自の見解が、承認欲として付け加わるから、しかも、その布教者が、修行中の身で、物質界に染まり切って、無知を知らないので、権力志向に走ってしまい、論争、闘争、戦争に巻き込まれてしまうわけなんである。要するに、自分色を出したがり、仏になり切れてないのが、間違いの元なのである。

では、なぜ、物質界がマヤで幻というかといえば、万物は流転する、といわれるように、権力は腐敗し、時代霊が交代で、物質界を新陳代謝しているように、時間に応じて、変化するからである。物質の運動や変化をみて、地球人は時間を観測するが、そもそも時間が存在するというのは、物質が永遠でない証拠なのである。だから、幻を生んでいる時間に囚われない、物質の根源を、探求しないとお話にならないのである。時間のない世界とは、物質界では唯一の、「死」がお馴染みである。



さて、現代科学でも、並行宇宙論というのがあるが、神智学が解き明かした古代叡智によれば、現代人にお馴染みの物質界の他に、中間界、バルド界、キリストの意識(天国)界があるという。人智学では、アストラル界、下位神界、上位神界と呼んでいる。神智学の中間界、人智学のアストラル界は、物質界での化学反応の際に、中間状態があるのと同じで、陽の物質界と、陰のバルド界の間にある、中間状態のような世界だという。あの世については、スウェーデンボルグが、霊界日記で、詳しく書いている。

多元宇宙論 - Wikipedia

反応中間体 - Wikipedia

スウェーデンボルグの語る「死後のプロセス」| Chisen.D

スウェーデンボルグの世界と原理観 ①  霊界とは何か


中間界で、人間の霊魂は、生前の人生を振り返り、その自分の経験を糧にして、自分が天国、もしくは地獄をつくりあげるという。つまり、自分の哲学や宗教観がそのまま、自分が生活する世界をつくりあげるわけなんである。だから、自分では自分が天国にいるのか、地獄にいるのか、わからない。つまり、物質界とほぼ同じで、ただ、物質的感覚がないだけ。この感覚を物質界から説明するのは不可能で、例えば、ノックアウトマウスに、ノックアウトした能力を問うようなものである。

中間界の霊魂の浄化修行を経て、再び、物質界に転生するか、もはや転生を必要とせずに、ホンモノの天国、キリスト意識に上昇できるか、が決まるようである。例えば、スウェーデンボルグは以下のように簡単に分けて述べている。

④ 魂の行き先が決まる
スウェーデンボルグは、霊界には主に三つの領域があると述べています。


愛と善に満ちた人々が向かう場所。
ここではすべてが調和しており、思念によって環境を作り出すことができる。
霊的に高い存在は、天使として働くこともある。

2. 地獄(低次の世界)
利己的で他者を傷つけた人々は、暗く重い霊的世界へ行く。
ここでは、欲望に支配された環境が続くが、決して永遠に閉じ込められるわけではない。
成長や救済の可能性は常に残されている。

3. 中間の世界(中間界・煉獄)
どちらの世界へ行くかがまだ決まらない魂が滞在する。
ここでは霊的な試練があり、最終的にどちらの世界へ進むかが決まる。

物質界との大きな違いは、時間がないことである。そこでは霊魂の浄化度合いだけがあるようで、霊魂をどれだけ清め、浄化でき、光り輝くようになったかの違いで、世界がわけられているようである。物質界でも、心の温かい人や、心の冷たい人に出逢うのと似ている、といえるかもしれない。あの世は、心が作り上げた世界だからである。あの世で人生プランを立てて、この世で実際に人生を経験し、死んで、またあの世で、人生プランの立て直しをして、また、この世で経験しの、繰り返しで、思い通りの人生を送ることができ、霊魂も光り輝く、多くの人々に愛を与えられるようになったら、ようやく天国に行けるようである。生まれ変わりについては、まだまだ紹介したいが、要するに、自分のしたことは、自分に返ってくる、自業自得で、成り立っていることは確かであるようだ。

だからできるかぎり、生きているうちに破壊行為や暴力や詐欺などの行為を諦めるようにならないと、天国にはいけないわけで、地球紀を卒業できずに、また落第するだけなんである。落第し続けると、退学させられるように、地球から追放されて下位の惑星に転生する宿命を背負うわけなんである。原子力に関わった霊魂たちが下位の世界に堕ちて行くようである。





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Last updated  2025年03月11日 14時47分37秒
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