シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2025年07月17日
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カテゴリ: 神秘体験空間
BSの「いまからサイエンス」は、現代の科学の進捗状況を知るのには、なかなか面白いのでみているが、先日、「疲労」についてやっていた。このような現代人の物質科学による知見は、覚醒意識の発達具合を知るのに参考になる。この番組によれば、現代科学による疲労は脳の感覚を基に定義しているという。だから、現代では、疲労とは、脳の感覚なのである。

いまからサイエンス | テレ東・BSテレ東 7ch( 公式 )

その脳の感覚による疲労度を調査すると、面白いことに、日本人では、若者ほど疲労を感じているという。脳科学の専門家は、思い通りに進まないストレスに、疲労の蓄積の原因があるようなことを解説していた。また若者が経験不足のため、ストレスの回避法や疲労をセーブし、リカバリする方法を知らないためとも言っていた。

確かに、現代社会には、迷惑メールのような煩わしい情報が流れ、ともすれば情報過多により、無駄な作業などをしなくてはならないことも多々ある。気が付くと何も進展せずに、無駄な作業ばかりしていたことに気づき、疲労感を感じることもあるだろう。換言すれば、当初の見込み違いや皮算用が、疲労感をもたらすといってよいかもしれない。

ちなみに、その番組に出ていた専門家によれば、疲労感と、疲労は異なり、疲労とは、元気なときのパフォーマンスを100パーセントとしたときの、いわゆる万全の状態から、どれだけ作業効率や能率が落ちたかを、数値などで測ったもので、疲労感はそれに付随するものらしい。

つまり、脳が万全と考える状態からどれだけ低下しているか、が疲労となるらしい。ぶっちゃけていえば、脳の覚醒意識が、万全と判断する状態から、どれだけ逸脱しているか、が疲労となるだろう。だから、覚醒意識が万全と考える状態が基本で、いわゆる元気と呼ばれる状態になるわけである。

現代人が、覚醒意識で、万全と考える状態、つまり元気と呼ばれる状態は、物質界への肉体を通じて、自分の生存性の実現力と、それを肉体で体験した感性に負うのがわかる。端的にいえば、肉体を道具として、自己の存在を生存欲として実現し、その体験を集め、脳のなかで情報統合して、周囲の現実との一体感をどれだけ感じとれるかどうかで、疲労が生まれてくる、といえるかもしれない。

とどのつまり、物質界に与えた自らの意志が周囲と調和でき一体感をもたらせたどうかで、元気か、疲労か、がやってくるわけで、当初の目論見通りに進めば、元気になるが、進めずに立ち往生し、異なる方向に進むとストレスを感じ、疲労になるわけである。つまり、単純にいえば、脳が思ったように進めれば元気で、思わなかった状況に進むと疲労がたまるわけである。

だから、当初の目論見を、なるべく現実に近づけ、それに沿ったものにすればよいわけで、逆に、ハードルを上げ、理想を高くしてしまうと、実現困難になるために、疲労がたまるわけである。つまり、この番組で挙げられていた、日本人の若者のほうが疲労を貯めてしまうのは、当初の目論見や予定が高すぎて、現実視するよりも、ハードルが高く、理想を追っている、とも考えられる。

逆に高齢者は、経験から、理想よりも現実に近い、自分の肉体の能力に見合った、ほどほどの生き方をするので、疲労がたまらないのかもしれない。一般的にいって、高齢者が若者のようにあまり夢や理想を求めないせいかもしれない。高齢者は長年の経験から、自分の肉体の実現力や限度を知っているので、自分の知性を越える理想を求めないのが、疲労を蓄積しない理由かもしれない。



若者は自らの体験に見合った知性をもつべきで、自らの体験とは程遠い理想の体験、例えば、昨今の少子化による婚活ブームなどで、マスコミが垂れ流す情報に騙されて、結婚相手に、理想のアイドルなどを求めて、現実の体験から脳で考えた自分に見合った相手を選べなくなっているのかもしれない。

そういえば、先日、「マツコの知らない世界」で、婚活の世界をやっていたが、自分にどのような相手が相応しいのか、も考えられない若者の特徴を演出していたのが興味深かった。昔はよく、美人は三日で飽きるし、ブスは三日で馴れる、と、ルックスや容姿よりも性格や価値観が大切といわれたものである。結婚は共同生活なので、自らが育ってきた家庭生活の経験の延長上にあると考えれば想像できるはずなのに、とってつけたようなドラマの結婚生活にいまだに憧れているような未婚の人たちが多いのに驚かされた。

マツコの知らない世界 - Wikipedia

『マツコの知らない世界』植草親子 再び ! 30 代からの婚活の世界 !! 7/8( 火 ) 【 TBS 】

「図々しいにも程がある」マツコの人気番組、 “30 代婚活出演者 ” にネット総ツッコミ … 大反響も批判が集まった理由(女子 SPA !) - Yahoo! ニュース


マスコミが流す情報に振り回されるのでは、結婚生活よりも、金銭を多大に消費し踊らされる毎日に、自分の生活さえも周囲との協調性から成り立たないわけで、結婚の現実が共同生活にある現実を直視できないで、結婚したとしても、不倫などをして離婚などの失敗に終わるだろう。結婚は判断力の欠如、離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の欠如と言われる由縁でもある。

マスコミは金儲けのために、消費者に商品を買わす広告のために、情報を流している現実を知るべきで、アイドルなどは商売の世界なので、その理想を現実に求めれば、金銭を消費して、疲労ばかりを貯めることになるので、結局は、結婚できずに、周囲との協調性を捨て、アイドルなどの追っかけになって独身生活を続けるのが関の山となるだろう。

恐らく、このようなとってつけたアイドルなどを、結婚相手に求める風潮が、結婚に理想を求めた挙句、現実の共同生活から、疲労をもたらし、理想を求めすぎるあまり、周囲から孤立させ、若者を独身にさせている面もあるかもしれない。結婚を求めるのなら、女性には結婚適齢期があり、25歳から30歳までに理想を捨て、自分の現実を周囲との協調性のなかに、みつめる期間があるのがせめてもの救いかもしれない。

とにかく、自らの経験から知性を獲得すべきであり、外から専門家などから与えられる理想による知性では、肉体の実現力がない限りは、絵に描いた餅で、それは例えば、結婚においても、理想を求めるよりも現実を求めるに越したことはなく、共同生活において、疲労を貯めなくてすむだろう。現実との協調性の延長上に結婚があると考えたほうが、疲労が少なくて済むだろう。結婚を求めるのなら、相手に理想を求めるのではなく、自分が相手の理想となるべき協調性をもつべきなのである。

余談が続くが、このように理想を求めすぎると疲労を貯めるばかりなのは、また昨今、日本なのに、わざわざ日本人ファーストと唱える政党が出てきて、いま巷を賑わす話題の煩わしさや、それについてのオールドメディアによる権力忖度のバッシングキャンペーンに、世界をみても、理想の多民族による共生生活を実現している国はなく、いまだにイスラエルとパレスチナが土地を巡って戦争をしているのに、それを日本で求める地上波などのコメンテーター自らが、結婚という共生に失敗し離婚している自覚がないのにも呆れてしまう。

例えば、巷の、日本人ファーストを外国人排外主義と結びつけたTBSの偏向報道についてのネット検証番組は以下である。詳細にわたってファクトチェックされているので、言論の自由を守るために必見である。嘘をついたり、デマを流すことに、言論の自由はない。直ぐに見破れる嘘やインチキを地上波が流しているのは非常に問題で言論統制なので、報道免許を取り上げるべきだろう。

(15) 【報道特集 炎上】元テレビマンから見ても停波レベルな理由を解説 - YouTube

話しが逸れたが、共生は理想だが、現実は困難である。TVのコメンテーターは自分でも実現できていない理想を語るが、そもそも、自分でできない理想を他人に求めるな、といいたい。結婚に失敗した者が共生の理想を語るな。自分に相応しい相手をみつけ、自分に相応しい自分の能力で成し遂げた意見を述べるべきである。外国人、それも不法外国人との共生生活を唱えながら同じ日本人との共生生活で、離婚って、なんて我儘なコメンテーターなんだろう。

このようなオールドメディアが結婚の理想などを煽るから、若者が結婚に理想を求めて、現実は疲労ばかりで、少子化が進んでいる現状がある。このコメンテータは、挙句の果てには、外国人排外主義に結びつけていたらしいが、個人的には、共感できるような意見を何も言わない人物なので、番組から排外してほしいものである。

話しが逸れ捲っているが、今週末には参院選挙もあるので、一応参考になる以前紹介した動画を再度紹介する。地上波よりも遥かにこの国の財政がよくわかり、この国の仕組みや政策がよくわかる。

(15) 1319 回 ロシアが選挙に介入!「スプートニク」に出演する困った人たち - YouTube

【緊急】私の名を騙るヤツらに気を付けてください!




専門家の知性をかりたからといって、それを実現する肉体がなければ、理想を語ろうとも、大谷選手のような成績は実現できないわけなんである。理想を実現するには、それを実行できるだけの肉体が必要なのである。それが物質界での現代人の与えられた立場と役割である。

そのような自分に与えられた立場と役割を自らの覚醒意識ではっきりと認識するのが、いまの現代人の進化段階なのである。

神智学では、ポストアトランティス時代の第5(アーリア、ゲルマン)文化期の、現代人が獲得した覚醒意識の課題は、霊体である、アダムカドモンと呼ばれる高次の人間と、地上の現代人が獲得している低次の人間、つまり、物質体で覚醒意識として顕現している、人智学でいうところの、肉体、エーテル体、アストラル体、自我とを、統合することである、といわれている。

前回、シュタイナーのレム二スケート(∞)状に進展する時間の解説でも紹介したが、宇宙には霊的宇宙と物質宇宙がマクロコスモスとして存在するように、ミクロコスモスと呼ばれる人間も、高次の霊的人間と、低次の物質人間が存在する。プラトンはこの高次の霊的人間をイデアと呼び、低次の人間を洞窟のなかの人間に喩えたわけなんである。ちなみに、神智学では、霊的宇宙を、プララヤと呼び、物質宇宙をマンヴァンタラと呼んでいる。

レムニスケート - Wikipedia

洞窟の比喩 - Wikipedia

神智学の教え | 神智学協会


時間がレムにスケート状に進むというのは、なかなか理解困難なのだが、過去と未来が高次と低次で照応しながら、人間の生活に喩えると、昼と夜とで、覚醒意識と潜在(無)意識を交代しながら進むというわけで、物質科学で理解するには、ディラックの相対論的量子力学でよく解説されるディラックの海に喩えるとわかるかもしれない。ぶっちゃけていえば、ディラックの海が霊体で、人間の潜在(無)意識に相当する。

ディラック方程式 - Wikipedia

ディラックの海 - Wikipedia




場の量子論 - Wikipedia

ゲージ理論 - Wikipedia

摂動論と近似法 - 量子力学における摂動論の基礎、時間依存・時間非依存摂動、変分法、 WKB 近似など様々な近似手法の理論的基礎と応用例について学習します。 | Flashcards World


現代人は、覚醒意識が、過去から未来へと時間が直線上に進むと単純に誤って考えているために、睡眠中の潜在意識との交代を考慮にいれていないために、今日の続きを明日につなげて、直線状に進むと考えているが、直線上に進むのは本来あり得ないのに気づいていない。それは知れば知るほどわからなくなる事象が増えるのでわかるはずなのだが、知性は低次のままでは進むどころか停滞するだけなのである。だから、低次の知性は時間そのものと絶えず高次の知性と照応して、レム二スケートにしか進めないのである。

何が言いたいかと言えば、人間の知性は睡眠中に高次の知性体と出逢うことで、深められるのである。神智学はアカシックレコードを読み解くことで明らかにしている。つまり、人間が現在の知性を持てたのも、人間に先んじて、人間という知性体を卒業して高次の知性をもつ生命体から、知性を植物の種子のように、知性の種子として伝授されているからである。だから、人間自らで直線的に発達させたのではなく、レム二スケートのように、時間として肉体が伝授され、知性が覚醒意識として目覚めたのである。

曲線にはどんな種類があって、どう社会に役立っているのか(その9)-カッシーニの卵形線・レムニスケート等-  | ニッセイ基礎研究所

レムニスケートの幾何学(その114)

神智学によれば、現代人の覚醒意識が、物質界を感知し、認識できるようになるために、マクロコスモスの宇宙が何度となく、霊体と物質体を輪廻転生で繰り返し、地球も土星から、太陽、月、そして現代の地球へと輪廻転生を繰り返し、ミクロコスモスの人間の肉体は、現在の地球が土星であったときから、神々により育成され、進化させられてきた。以下の人智学の教えのサイトからもわかるが、人間が本来もつ意識は7つの段階がある。

神智学の教え | 神智学協会

人間の七本質
人間の七つの本質とは何でしょうか?
 まず、人間の中には二つの異なる性質があります。霊的なものと肉体的なものです。さらに霊的な性質を三つに、肉体的な性質を四つに分け、合わせて七つになります。この七つの性質を表にしてみましょう。

名称 説明
1 肉体       生きている間の全ての本質の媒体
2 プラーナ     生命または生気の本質
3 アストラル体   幽体
4 カーマ・ルーパ  動物的欲望と感情
5 マナス      心、知性
6 ブッディ     智慧、アートマンの媒体
7 アートマン    霊

 アートマンは人間の個人的な特性ではなく、形体のない神聖なエッセンスであって、目に見えず分割することもできない絶対者という意味での霊です。アートマンは人間に影響を及ぼすだけです。人間の中に入り、全身に行き渡るのは、霊の媒体であり直接の発散であるブッディを通して放射された光線です。ブッディはアートマンの媒体です。
 マナスは人間の自我であり知性です。マナスには二つの本質があり、一つはブッディに向かって引き寄せられる高級マナスと、もう一つは動物的欲望と感情の座であるカーマ・ルーパに引き寄せられる低級マナスです。人間には誰にでもこの二つの本質があり、一方がもう一方より活動的です。
 人間は、生きている間は七重の存在であり、死後はカーマ・ローカで五つとなり、デヴァチャンで三つになります。

以上の教えのように、人間は、高次の霊体と、低次の肉体の物質体をもつのがわかる。オカルトでは、前者をアダムカドモンと呼び、後者を単子モナドの土のアダムと呼ぶ。この二つを一つに統合するのが、ポストアトランティス時代の現代人の立場と役割である。ちなみに、高次の霊体は、マナス、ブッデイ、アートマンからなり、低次の肉体の物質体は、肉体、プラーナ=エーテル体、アストラル体、カーマルーパ=自我からなる。

ややこしいのは、肉体といっても、地球紀の現代の物質からなる肉体だけを意味するものではなく、それが土星紀には、いまの肉体の種子のような状態だった肉体をも意味することである。土星紀のその肉体に似たものを表す言葉がないから、代わりに現代の肉体という言葉で代用しているだけなのである。現代の言葉では表現できないものがほとんどで、現代の言葉で代用しているので、あまりに現代の感覚に囚われていると何が何だかわからなくなり、難解なのである。

人智学によれば、いまでも、人間は睡眠中に、この土星紀の意識を経験できるが、それはほとんど深いトランス状態で、潜在意識のなかの深い無の意識といわれている。現代の睡眠学では、ノンレム睡眠の深い睡眠に相当する。人智学では土星意識と呼ばれている。

トランス ( 意識 ) - Wikipedia

日本睡眠学会

睡眠の豆知識|大阪市鶴見区 横堤駅すぐの医療法人 仁和会 和田病院|整形外科・外科・内科・放射線科・リハビリテーション科・ 神経内科・循環器内科・肛門科

睡眠グラフを読む 〜脳波計測なら睡眠の質がここまで分かる! ~ | S'UIMIN (スイミン) - 睡眠の質を脳波で調べる

スリープトレーナー・ヒラノマリさんに聞く Apple Watch を使った睡眠改善 - 睡眠が変われば人生が変わる | マイナビニュース



現代の覚醒意識での脳波解析からわかる、睡眠学でのノンレム睡眠のコア睡眠は、人智学では、人間のかつての太陽紀に与えられたエーテル体と土星紀から種子として引き継いだ肉体の二つの意識をあわせた太陽意識と呼んでいる。この太陽意識は、現在の人間の睡眠中の夢をみない潜在意識と似たものといわれている。そして、睡眠学でのレム睡眠が、アストラル体を与えられた月紀の人間の意識に似た、夢をみる意識と似たものといわれている。いまでも、睡眠中に、これらの意識を通じて、人間よりも高次の天使たち、つまり神々たちとテレパシーで交信している。

だから、人間は睡眠中に、人間以外の高次の存在たちによりテレパシーで交信し、知性を通じて生命力やエネルギーを与えられているので、疲労を回復できるのである。

現代人は、再び霊能力を獲得し、マナスの意識、ブッディの意識、アートマンの意識を獲得するために、そのための実現力となる肉体を、現代社会に奉仕することで、準備しないといけない。それが現代の思いやりで、利己主義を捨てて、弱者に対しての共感から生まれると、シュタイナーに預言されているのはいうまでもないことである。自主的な共感力が次の人類の肉体をつくりあげるのだろう。

「共感力」とは? 高い人に見られる特徴や鍛える方法について紹介 | Oggi.jp

共感力を鍛えるには『教わる側』になれ!体験で実感した方法 # キャリア - Qiita

社会性の本質:自尊感情と共感性のバランスが築く人間関係ー川上真史氏|ひでまる( hidemaru )



以上は共感力の紹介サイトだが、共感力も利己主義で、行き過ぎてしまうと、次のような共感疲労を起こしてしまう。これは、知性として共感しても、実際に肉体的に実現し、弱者を救えないことにあるといえるかもしれない。共感しても救えなければ意味がない。高い知識があっても、肉体でその知識を実現できなければ、ないのと同じである。

「共感疲労」とは?つらいニュースから心を守る対処法 | ストレスチェックマガジン


要するに、知性となる霊体と、その知性を実現する肉体とのバランスが重要なのである。どちらかが過多になり、バランスが崩れると、疲労を蓄積してしまうわけである。だから十分な睡眠をとって、両者のバランスをとりながら、新しい知性と肉体をつくりあげるのが、現代人の進化の課題といえるだろう。現実に見合った理想を掲げるのが肝要といえるだろう。





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Last updated  2025年07月19日 02時44分10秒
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