夢みる頃が過ぎても、一人空を見ていたい・・・

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2020.02.08
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カテゴリ: 読書




P75-78


 【不適切な自己評価】自分のことを知らないとどうなるのか?

 ある少年に不適切な誤りがあった場合、その少年がそれを正したいとう気持ちを
持つには、まず、 ”自分の今の姿を知る” といったプロセスが必用になります。自己の
問題や課題に気づかせ”もっといい自分になりたい”といった気持ちを持たせることが、
変化のおための大きな動機づけになるのです。
 ところが、もしここで、多くの問題や課題を抱える人が、”自分には問題がない”
”自分はいい人間だ”と信じていて、 自己の姿を適切に評価できていなければどうなる
でしょうか?

動機づけも生じないので、誤りを正せないばかりか対人関係においても様々な不適切
な行動につながってしまうのです。

 例えば少年院では、
・自分のことは棚に上げて、他人の欠点ばなり指摘する
・どんなにひどい犯罪を行っていても自分はやさしい人間だという


といった少年たちがみられました。殺人事件を起こしている少年でさえも「自分は

評価を何とか修正せねば更生させることはできない」と課題の所在も強く感じさせ
されました。

なぜ、自己評価が不適切になるのか?
 ではなぜ彼らは適切な自己評価ができないのでしょうか?それは 適切な自己評価
は他者との関係性の中でのみ育つから
です。

 例えば、
 ”自分と話しているAさんはいつも怒った顔をしている。自分はAさんから嫌われて
いる気がする。自分のどこが悪かったのだろう”
 ”あのグループのみんなはいつも笑顔で私に接してくれる。きっと私はみんなから
好かれているんだ。案外と私は人気があるのかも”

 といったように、相手から送られる様々なサインから、「自分はこんな人間かも
しれない」と少しづつ自分の姿に気づいていくのです。

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 人も同様です。無人島で独り暮らしをしていると、「本当の自分の姿」は分かり
ません。つまり、 自己を適切に知るには、人との生活を通して他者とのコミュニケ
ーションを行う中で、適切にサインを出し合い、相手の反応を見ながら自己にフィ
ードバックするという作業を、数多くこなすことが必要なのです。


 ところが、もしこちらが相手からのサインに注意を向けない、一部の情報だけ
受け取る、歪んで情報を受け取る(相手が笑っているのに起こっていると受け
取ったり、怒っているのに笑っていると受け取ったりする)とどうなるでしょうか?
自己へのフィードバックは歪んでしまいます。 適切な自己評価には偏りのない
情報収取力が必要なのです。




”人が一人でいるのは良くない”
(創世記2:18)
・・・ホントにそうだナ~
と、思いつつ





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最終更新日  2020.02.08 23:21:12
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