いちべーさんのシルバーライフ

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2022.12.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類



今事情があってもう2週間
息子と二人で過ごしています。
7時前に仕事に出かける息子を見送り
夕方6時頃に帰って来る息子と二人で
夕食作って食べています。
その間は洗濯、食器洗い、などやってますが、一人いる部屋は寒さがひとしおです。

庭仕事せずに色んな本を読んでます。

そのひとつ
水上勉 『土を喰う日々』
です。
水上勉は9つから禅寺に預けられていて
ことに16歳からは老師の陰侍としていて
ことに食事の準備などをしていたそうです。

禅寺での食事の準備や食事も修行の一つで厳しいものがありますね。
禅寺でなくともたとえば江戸時代は個別の膳で食器一揃いが収まっていて食べ終わるとお湯をかけて洗いながら飲んでしまい、膳に仕舞いますね。

そんなそれこそ毎日が精進料理の思い出が語られています。

少し長いけど、ほうれん草の赤い根の話を引用してみます!

「ぼくは一ど台所の隅に、ほうれん草の根のところをうすく切り捨てたのを放置して、老師に見つかったことがあった。老師はだまってそれを拾いあつめられと、「よう洗うて、ひたしの中に入れとけ」と言われた。
......   」
捨てたのにはそれなりに理由が有るんですね。まず根のところの砂が落とせてないことがある、次に葉と根で硬さが違いまず根のところをお湯に入れ、それから葉も湯がかなければならない、など。
それでも老師のいうようにすると
そのほうれん草の赤い根が美味しいのです。
老師は「一番うまいところ、捨ててはあかんがね」

と、そんなぐあいで結構面白いのです。

ー水上勉の作品は一つも読んでいませんが
越前海岸に日本海から吹
き付けてくる北風のなかに咲いている水仙をいつか見に行きたいと思ってますがそれまで心の強さが持ってるかどうか、それが心配です。










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Last updated  2022.12.20 11:22:48
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