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2008年06月10日

もう一度「捨てる！」技術
作者：辰巳渚
ページ数：２２２ページ　
値段：７２０円　
初版：２０００年４月２４日

最近結婚して、独身一人暮らしだった２人が一緒の場所に住むようになって荷物が非常に多くなった。結構広い部屋に引っ越したはずだったのになぜか狭い・・・
ということを微妙に感じていましたので、この本を見つけたときすぐ買いだと思いました。

この本は、整理・整頓によって収納量や能力をアップするのではなく、根本的に物の量を減らしていこうと勧めています。
「とりあえず」とっておこうや「もったいないから」とっておこう、「もしかしたら使うかも」とっておこうなど、ありがちな「とっておこう」を、それぞれ、「陥りやすいモノ」、「こんな場面で起きる（具体例を挙げている）」、「心理（どうしてそうなるのかを説明している）」、「こう考えよう（対策を紹介）」の４項目に分けて研究しています。

後半は、「捨てる」ためのテクニックを具体的に１０項目挙げています。

挙げられている例は非常に思い当たる節があるし、テクニックも非常にわかりやすいしすぐに実践できることなのでとてもすばらしいと思いました。

しかし、私が言うのも何なんですが、ちょっと文章としては読みにくいし、繰り返しが多く、いまいち説得力が弱かったように感じました。文章の言葉自体はわかりやすく読みやすいのですが・・・・

とにかく、少し前にベストセラーにもなったらしいし、別の考え方を知ることが出来るので一度は読んでみると良いと思います。私もこの本をきっかけに部屋を片付けてみようと思います。