皆川 博子
さんの 幻想的
な 学園ミステリー
で、
倒立する塔の殺人
戦時中のミッションスクール
が舞台です。
終戦 直後 の 都立***高等女学校 。 異分子 の 「イブ」 と呼ばれる 少女 安部 は、 同級 の 三輪 小枝(さえだ) から 一冊の本 を読んで欲しいと言われる。 手書き の 蔓薔薇模様 の中に書かれた タイトル は 「倒立する塔の殺人」 。それは 複数の 少女達 が 回し書きした小説 で、その 一人 **女学院専門部 の 上月 は、 終戦直前 に チャペル で 空襲 にあって 亡 くなっていた。 誰 ともわからない 遺体 と共に・・・ 何故 彼女は 防空壕 に行かなかったのか、もう一つの遺体は 誰 なのか・・・
最初 に書いているのは **女学院 で はみだし者 の 設楽(しだらく) らしい・・そこには 上月あて と思われる 想い と、あまりにも 早熟な才能 の書いた小説があった・・・
「三つの 選択肢 がある。徹底的に 尽 くすか。ひたすら 見 つめつづけるか。死に至るまで 苦痛 を 与 えるか。 死 なせてはならない。 死 んだらすべてが終わる。 我が恋 もまた。いずれにせよ、 根本 にあるのは、 支配 と 被支配 の関係である。 尽 くすのもまた、 支配 の一つの 形 なのだ」 そんな 言葉 を書き残して 異国の地 で 死 んだ ギイ ・・
悪意 の強いがために 転校 すると言う 異色の少女・・・
「わたくしは、わたくしを 裏切った相手 を、 狂わせる つもりでおります」 ミナモ
本 は 上月の手 に渡り、次に 三輪 の元に来る事になる ・・・時間の共有・・・それを通して見えたものは・・・
たとえ戦中・戦後でも 乙女 は 乙女 です!もんぺだろうが、足にゲートル巻いていようが、花咲く乙女達は 密 やかな 夢 と 憧れ と 秘密 を抱え、くすくす 笑い ながらこの世を 欺く のです・・・
皆川さん は読んだ事が 無かった のですが、 ちょっとはまってしまいました・・ ・ 結構 ご年配な方 なのに、この 妖しく幻想的な文章 って !!!YAですが、子供にだけ読ませるにはあまりにも もったいない!!
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