イヴ・シルヴァー
の ヒストリカル・ロマンス
で
ホワイトチャペルの雨音
カナダ在住の作者の デビュー作
。 <ジャック・ザ・リッパー>
を 題材
とした サスペンス色
の濃いお話
で、 何と ヒロインは路上生活者!
母 を亡くす までは、 裕福な商人 である 継父 のもとで 幸せに暮らし ていた ダーシー は、 その後の過酷な運命 のせいで、 今では その日に食べる物どころか寝る場所さえない生活 をしていた・・・。 たった一つの荷物である革製の紙ばさみ を 手 に、 ようやく探し当てた 姉 アビゲイルを訪ねるが、そこは 娼館 で、 女主人 である姉は マダムフェザー と呼ばれていた・・・ そっけない態度をとる姉 からは、 すさんだ人生の跡 が はっきりと見て取れた が、それでも ダーシー に 1シリング硬貨を握らせ、 カーゾン街の ドクター ・ダミアン・コールを 訪ねる よう にと言ってくれた・・・ 推薦の言葉と共に警告の言葉も一緒にではあったが・・・
絵を描くのが得意 な 20歳 のダーシー と、 彼女を雇って くれた 医者 の ダミアン の ロマンス 。 カーゾン街へと向かう途中、 馬車に轢かれかけた ダーシー は、その 馬車の持ち主 に 声 をかけられたとき、 自分は死んで天使の前にいるのかと思った・・・ 男性 は 彼女を 馬車に乗せて くれたうえに、 目的地まで送る と申し出て くれ・・・ しかし、その 馬車に乗っていた のは 彼だけ ではなく、なんと 死体が同乗させていた! おまけに 彼こそが、彼女が 訪ね ようとしていたドクター・コール本人だという! 彼は 姉の言葉に 報いる ように、ダーシーを 雇って くれたし、 とても親切 にしてくれたが・・・
「切り裂きジャック」 は 好きなモチーフ なので、 読んでて楽しかったわ! 疑いを抱かざるおえない行動 をとり続けるダミアン君に 心惹かれ ながらも、それと同時に 恐怖 も感じてるダーシーちゃんの 葛藤 は、ドキドキもんだったし (もっとも、妄想が少々走りすぎるきらいはあったけど、それはまぁ、過剰なくらい用心深くなければ生き残れない場所で生きてきた過去をもつんだかからしかたがないとして・・・) 、 周りの人たちの 怪しげな言動 も、一層 彼への疑いと謎を深める ことになってたしさぁ・・・ただ、 少々説明的になった であろうけど、 犯人の 行動理由に関しての記述 が欲しかったわ・・・ いや、わかるのよぉ・・・どこでその 技術を身につけた かとか、 性的嗜好 とか はさぁ・・・でも、 もうちょっと 書いて欲しかったのよ・・・ 精神に異常をきしてた ってぇだけでは無くってさぁ・・・
最後の騎士と男装の麗人 2017年06月04日
夢見る赤毛の妖精 2017年03月06日
心ときめくたびに 2016年07月31日
PR
カレンダー
カテゴリ
キーワードサーチ
フリーページ
コメント新着