森見 登美彦さん
の、 阿呆な妄想ファンタジー
です。
四畳半王国見聞録
「四畳半王国建国史」 ・・・ 四畳半王国。それは 外界の森羅万象に引けを取らない、芳醇で深遠な素晴らしい世界 である。今、この広大無辺の王国に、 余 はたった一人で君臨し、 生尻 による圧制 を敷いている・・・ シュレディンガー方程式に敗北した男が、紆余曲折の後、自らの王国を作り上げる。 これはその建国の歴史だ!
「蝸牛の角」 ・・・ 阿呆神 について語っていた、 四人の阿呆 たち。やがてそれは 親不知の山々の隙間を這い回る青年の話 となり、 重責を押し付けられ、途方にくれる学生 の話となり・・・・
「真夏のブリーフ」 ・・・ 眠いところを、 緊急事態発生 だと起こされた 詭弁論部 の学生。緊急事態の原因は、なんと、 ブリーフ一丁の男性が、日傘を持って立っていること! しかも、そのブリーフの柄が、 黄色地に紫の水玉模様で・・・
「大日本凡人会」 ・・・ 「大日本凡人会」それは、 凡人を目指す、非凡人の集い であるという。 非凡なる才能をもてあましていた彼ら は、過去に幾度も 不当な扱いに甘んじてきた ことから、その 能力を決して世のため人のためには使うまい とこの会を結成したのだが・・・・
「四畳半統括委員会 」 ・・・ <世界四畳半化計画>という恐ろしい計画 を推し進める 謎の組織 。それが <四畳半統括委員会> だ。彼らは まず半畳を占拠し、それから・・・・
「グッド・バイ」 ・・・ 思い上がりもはなはだしく、勘違い丸出しなのに気がつかない(気づきたくない?) 阿呆が延々と語る のは・・・・
「四畳半王国開国史」
・・・ 四畳半王国を 建国
し、「壁の戦い」「床の戦い」「天井の戦い」に 勝利した余
は、さらに 内部の空間のフロンティア
へと乗り出した。 内側へと拡張されてゆく世界。その中で、余が出会ったのは・・・
<阿呆の寄せ鍋、妄想のにこごり、混沌の汗汁あえ> なお話たちは、 精神的な余裕と、阿呆に対する愛情と理解 が無いと、 読むのがしんどいかも・・・ おばさん、 森見さんは好きだけど、これは けっこうしんどかった もの 。 好みが分かれる本 だと思いますね。 もうちっと若い頃 なら楽しめた気もせんでもないが・・・・ あっ、これってモシカシテ精神が年老いてきたってことかしらん??それはちょっといやだなぁ・・・・
夜は短し 歩けよ乙女 2017年04月05日
宵山万華鏡 2017年03月24日
おおあたり 2016年10月26日
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