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~~~♪♪♪フンフンフ~~~ン♪

シャリシャリシャリ・・・・
???? 「あ~・・・・・・」

????
「もういい加減、木の実や果物ばっかじゃ飽きたな~。
もうそろそろここいら辺でおゼゼ (お金)
ゲットしていかないとマジで体力がヤベェよな~最近じゃ森の動物もなかなか出て来ねぇから、肉も食えねぇしな。
あ~~~~!加工品食いて~~~~!!
ステーキ食いて~!サバ缶食いて~!ピザ食いて~!ウインナー食いて~!カレー食いて~!カップめん食いて~!!!」

グ~~~~ ・・・・・ キュルキュルキュル・・・
????
「・・・・やべ余計腹減ってきた
つぅても、金がねぇと町まで出ても意味ねぇしな~・・・・・・
町でスリするっつ~てもな~、町の警察は町の外(森)で起こる事は無関心なのに、町の中で起こる犯罪には警戒態勢が厳しいからな~、余計なリスクは避けてぇし・・・・・・。
最近では流石に俺の噂が近隣の町で噂になってるみたいだし、もうこの森も潮時かな~?」
!?

ザッ


・・・・・あの服を見ると神父か・・・・・こりゃぁ好都合)

????
)
シャリン

ザザーーーーー・・・・・・ッ
!?

ドサ!!


????
「こんにちは神父様
ボク、お金が無くってここ数日、森の木の実しか食べてないんです~~~
このままでは飢えて死んでしまいます。
なので、この哀れな子羊にお金を恵んで頂けませんか?」

??? 「・・・・・・・・・・・・・・」
????
「・・・・・・何だ?恐怖のあまり声も出ないのか?ったく、これだから神父になるようなエリートさんは~男だったらもっと肝っ玉鍛えろよ!何も捕って食うってんじゃないんだからさ、素直に財布を出せば帰りの電車賃くらいは残しといてやっからサッサと財布を出せよ。」
???
「・・・・君が町で 『山賊の銀狼』
って言われているザフィア?」

ザフィア
!?
「お前・・・・・・何で俺の名を・・・・・」
???
「フゥ・・・ン、あの高さから飛び降りて、この僕を瞬時にねじ伏せる事が出来るなんて、かなりの運動能力の高さだね。・・・・・気に入ったよ、僕の兵隊に欲しいくらいだ。
でも、山賊なのに今まで人を殺った事がないっていうのは、ちょっと優し過ぎるかな~?」
ザフィア
「 は ぁ~?
!
・・・・・・・そっか、お前軍関係者だな?
あのさ、前から何度も言ってっけど、何度来られても俺は一人が合ってるんだ、どこに所属する気もない。
残念だけど~・・・・・・」
???
「へ~、君って軍からもスカウトされてるんだ、凄いね!
益々僕の兵隊に欲しい所だけど~・・・・・・・・・・残念ながら違う。
僕は君の力が欲しいんじゃなく、君自身が欲しいんだ。
お金が欲しいならいくらでも報酬は払うからさ、どう?僕と一緒に来ない?
こんな汚染された森で汚染された木の実を食べているよりはうんとマシだと思うけど?」
ザフィア 「・・・・・・汚染?」
???
「そうだよ、知らなかったの?
ここいら一帯は大昔工業地帯でさ、工場が沢山立ち並んでいたんだ。
でも、先の戦争で工場が破壊されて、汚染物質が垂れ流されたまま放置された事により土が汚染されちゃったんだ。
だから僕らがこの森の監視を任されているんだよ?
・・・・どうしたの?妙な顔をして・・・・」
ザフィア
「うえ~!そんなもんをずっと食ってたのか~~~。
・・・・・・ま、食っちまったもんはしょうがないか!」
???
「君って切り替えが早いと言うか・・・・アッサリした良い性格してるね」
ザフィア
「よく言われる~
それにしてもさ、その十字架の文様、さっきからどっかで見たな~と思って思い出せなかったんだけど・・・・・今思い出した。
お前、『天国への翼』の教団幹部のお小姓だべ?」
???
「お小姓だなんて随分バカにしたような言い方だね、ちょっとムカついたよ。・・・・・まぁいい、どちらにしても、僕達は君に協力して欲しい事があってずっと君を探していたんだ、報酬は君の言うままに払うよ。
来るの?来ないの?どっち?」
ザフィア
「あのさ、あんた自分の立場解ってる?
あんたをねじ伏せて優位に立ってるのは明らかに俺の方なんだからさ、命が惜しかったらそのビッグな態度を改めた方がいいぞ?
・・・・・・ったくぅ、俺様が優しいからいいようなもんだけど・・・・・・。
答えは何度質問されても NO
だ!」
???
「・・・・そっか・・・・じゃぁ仕方ないね・・・・・・・・。
それにしても、よく見たら君って綺麗な瞳してるね、まるで闇夜で輝く黒豹の瞳みたいだ。」

ザフィア
「 はぁ?
また何訳解んない事言ってんの~?
あのね、お兄さんは今すんっごく忙しいんだ、だからチャッチャと金を置いて~・・・・・」
チク・・・・
!?
