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パシャッ パシャッ

パシャッ パシャッ
パシャ
パシャッ
カメラマン 「クラツィーアちゃん!その表情のままゆっくり目線を左へ移してくれる~?」
パシャ パシャッ

カメラマン
「そうそうそう! 良い感じ~
・・・・・次は~・・・・・ん?ちょ~っと待って~、後ろのパネル・・・・やっぱり皹入って変な線が出てるじゃない!
多少は編集出来ると思ったけど~・・・これはちょ~っと酷いな~。
ちょっと!スタッフ~!」
アシスタントスタッフ
「は・・・はい!」
カメラマン 「PCでどうにかバックを編集しようと思ったけど、やっぱ気に入らないから大至急バックのパネルを替えて!」
アシスタントスタッフ
「え!?・・・・時間がかなり押してるっすけど、今からですか!?」
カメラマン
「口答えしな~い!時間が無かろうがなんだろうが、このまんまじゃモチベーション上がんなくって良い写真撮れないよ、急いで!セットの花の位置もちゃんと前回と変わらないように気を付けてね!
花1個でも位置が変っちゃったら台無しだからね!」
大道具
「は・・・・はい・・・・」
カメラマン
「それとメイクさ~ん!モデルさんの額が汚れちゃったからメイクし直して!」
大神 「・・・・・・・・・・・・。」
カメラマン 「メイクさん!・・・・・大神さん!!」
!!
大神
「・・・は・・・ハイ!」
カメラマン
「モデルさんのメ・イ・ク!
大神さんも、自分の美容室とこっちの仕事 (老舗ブランド【銀の手鏡】の10~20代の女性向けに新しく立ち上げた別ブランド【parfum papillon】の仕事)
の掛け持ちで疲れてるの解るけどさ~、こちとら時間が目一杯押して大変なの!
プロだったら仕事中は常に気ィ張っててくれなきゃ困るよ!」
大神
「す・・・・すみません!」
アシスタントスタッフ
「篠崎さ~ん! (カメラマン)
撮影中すみません!
今、こっちに向かってる機材を運んでるワゴンのドライバーから電話がありまして、次の撮影に使うF-NNP300番のライトとバックの暗幕が荷台に入っていないって電話があったんですけれども・・・・・」
篠崎カメラマン
「 はぁ!?
何すっトボけた事言ってんの!?今どこだって?」
アシスタントスタッフ 「〇〇高速のサービスエリアですって・・・・」
篠崎カメラマン
「っか~!高速かよ!Uターン出来ねえじゃねぇか!
だ~から高速は使うなって言ったのに・・・・・・いい!俺が直接話す!
お~い!皆悪いけど、あっちの話しの目処が立つまで暫く休憩ね!」
大神
(物腰柔らかい口調がイライラしてくると男になる所が椛甕(カバカメ)
(大神の友達の、元プロレスラーのカメラマンでオカマちゃん。 【プリプストーリー】・・・『プリプ、モデルデビュー!? 3』
に登場してます。何気に好きキャラ♪)
ソックリカメラマンって皆そうなのかな?)
クラツィーア
「大神さん、大丈夫ですか?
篠崎さん (カメラマン)
は良い人なんですけれども、忙しくなると悪気は無くっても口調がキツクなるから・・・・」
大神
「いやいやいや、解ってるよ
今のは篠崎さんの言う通り、僕がボーっとしてたのがいけなかったから・・・これじゃ店のスタッフに注意出来ないよね
・・・・・・それにしても、本当に時間がかなり押してて大変みたいだね」

クラツィーア
「えぇ、まぁこういう現場では時間が足りないなんて言うのは日常茶飯事なんですけれどもね
今回は特にスタジオセットの事で契約していた下請けさんとのやりとりでトラブルが多いみたいで・・・・・でも、時間が無くっても篠崎さんは自分が納得するまで仕事をやりこむでしょ?だから尚更みたい。」
大神 「ふ~ん、僕も自分が納得するまで仕事をやり込むっていう所を見習わないとな」
クラツィーア
「大神さんだって自分の仕事に対して懸命に取り組んでいるじゃないですか。お店がお休みの日でも、新しい技術のカットの勉強やメイクの研究、練習を疎かにしないですし、スタッフへの気配りとかも見ていて勉強になります。
逆に、いつお休みを取ってるのかな?って体が心配になっちゃいますよ。」
大神
「あはは・・・・
そんなに風に言われちゃうと照れちゃうな~励ましてくれてありがとね。 (さっき怒られたから)
でもさ、僕の場合はそんな『自分を高める為に~』・・・とかそんな立派な理由ではないよ。
休みでもハサミを握ってるのは、ただ単にハサミを握ってると落ち着くからであって・・・・メイクもそんな所だよ」
クラツィーア 「ふふ・・・・大神さんらしいですね」
大神
「あはは」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
フゥ・・・・・

クラツィーア 「・・・・・大神さん、大丈夫ですか?さっきからため息ばかりついてるみたい・・・・・」

大神
「え!?さっきから?そ・・・・・そんな事ないよ?」
クラツィーア 「・・・・・・・・・・大神さん、もしかしてこの間のクリスマスの日の・・・・・」

大神 「え!?」
ド キ・・・
