母親が抗甲状腺薬内服中のときは薬剤も胎盤を通過するので、生後4~5 日程度は、一過性の機能低下症のみ/機能低下ののちに機能亢進症があり正常化/一過性の機能亢進症のみ、など母体からの移行抗体量などにより様々な病態を呈します。一過性だが重篤な場合治療を要することもあります。
甲状腺ホルモンの作用は全身の細胞での代謝の促進であり、結果として多彩な症状が出現します。新生児時期には易刺激性、皮膚湿潤、頻脈がまず出現し、その後重症度に応じて多呼吸、肝腫大、浮腫、不整脈などの心不全徴候が出現します。また、甲状腺腫、眼球突出、四肢振戦なども認められることがあります。
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