起立性低血圧の原因は多岐に渡るため、個別の症例に応じたきめ細やかな対応が必要とされています。選択的α1受容体刺激薬である「ミドドリン(D)」は、本態性低血圧及び起立性低血圧に対する保険適用のある薬です。
実際に、自律神経不全による起立性低血圧に対して、プラセボよりも有意に立位収縮期血圧を高め、起立性低血圧による眩暈や立ち眩み・倦怠感といった症状を改善することが報告されています。特に、選択性が高い、作用時間が短い、心拍数の増加も起こしにくい性質があることから、比較的安全性の高い選択肢として用いられています。
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