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2005.10.21
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カテゴリ: 800 日記等

不登校ひきこもり若者支援、就労サポ-ト事業から
情報センタ-ふきのとう 姫路   櫛橋行雄
はじめに
今年は第二次世界大戦が終結して60年目の年である。戦後、民主主義という掛け声の下、目覚しい発展、改革がなされてきた。しかし今、この時期、正の遺産・負の遺産について問い直される事が多くあるのではないかと考える。そこで、今、社会問題として注目を集めている、「若者の包括的な自立支援」について私見を記述し、展望してみる。
昭和40年(1965)ごろ以降
昭和20年8月15日に歴史の変わり目があったとしても人々は「生きる」ことについての考え方を模索しながら前世代(昭和20年度で20~30代)の考え方を引きずりながら、今世代の子供たちは教育を受け「人に迷惑をかけるな、社会に役に立つ人になれ、人のものを欲しがる・・・・」などを実践しなければならなかった。
しかし、せめて「わが子には、われわれの時代のまずしさから解放して、人並みの生活が出来るようにしてやりたい、
不自由な生活はさせたくない、せめて、高等学校を卒業させたい、いい学校に入学し、いい会社に就職し、良い伴侶を見つけ、いい家庭を築かせたい」という願いがあつた。 今世代(昭和40年度で20代前後)の人たちの生活の中に多様な生き方の肯定が台頭し始めた。少子化がはじまり、個室があり、電化製品が整い、豊かさが見え始めた。母親が過剰に溺愛、過保護、自尊感情の衰退?が現われ、登校拒否の児童・生徒が出始めた。自分自身の存在感と自尊感情を大事にするために、自分自身の歴史(教育・社会)を考える前世代(昭和20年-1945年度20~30代)死生観の迷い、[家父長制度の精神が残っている、家族中心、「子どものため」という考え、辛抱、忍耐、離婚率が低い、男尊女卑の考え、物資不足、食料不足、尋常小学校、国民学校、教科書の塗りつぶし第二次世界大戦終結(8月15日)、精神構造の混乱]、今世代(昭和50年-1975年度20代~30代)、[核家族の定着、異世代同居の減少、個人主義、女性の地位向上、物資オイルショクの影響(トイレットペーパーや洗剤などほとんどの物資の買占め騒動、デパートのエスカレータの運転中止などの社会現象も発生した)、辛抱、忍耐の考え]、登校拒否1万人超、「高校進学率92%、大学・短大進学率38%」[平成11年(1999) 不登校児童生徒13万人超]次世代(平成17年-2005年度10代~30代)[終戦後60年を経て、30歳を超えても自分探しを求める未成熟さ、個人が家庭のあり方と対立してしまう不自然さ、日本人としてのアイデンティティーの喪失感は、占領体制下で財閥解体、農地改革などの社会構造の変革と併せて行われた、日本の教育制度の変革によってもたらしたものであるという声も聞かれるようになった。しかし、それは敗戦後の占領よりも、その後の高度経済成長によって極端な効率性、合理性が必然と求められるようになったせいであるとする考え方も少なくない]のみなさん、自分が、1この世の中に存在していると思ったのは何時ごろですか?2自尊感情が芽生えたのは何時ごろからですか?3自分自身の存在感ゃ自尊感情をどのように、育ててきましたか?

文部科学省 生徒指導関係略年表抜粋(太字筆者)
昭和24年(1949) 【戦後復興期】
「文部省設置法」制定。(初等中等教育局の所掌事務として「生徒指導」が規定される。
昭和25年(1950) 【高校進学率43%】
昭和26年(1951) 少年非行の第1のピーク
「学校指導要領一般編」において生徒指導(ガイダンス)が学校教育の重要な任務として取り上げられる。
昭和30年(1955)【高校進学率52%、大学・短大進学率10%】
高度成長 都市人口集中 少年の自殺増加
「夏季休暇中における児童生徒の生活指導について」通知。(自主自律の生活態度の育成。校外生活指導の強化。)
昭和31年(1956) 生きることについて迷い
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」制定。(教育委員会の職務として「生徒指導に関すること」が規定される。生徒指導とは、生徒児童幼児の健康、性格、社会性、公民性及び余暇利用等に関し、教師の行う生活指導、躾をいう。〉
昭和33年(1958)学習指導要領に「道徳」を特設。

【高校進学率58%、大学・短大進学率10%】
昭和39年(1964)東京オリンピック 少年非行の第2のピーク
昭和40年(1965)【高校進学率71%、大学・短大進学率17%】
昭和41年(1966)不登校(学校嫌い)調査開始
昭和42年(1967) 国民の中流意識、核家族の進展

昭和48年(1973) 石油ショック
昭和50年(1975) 登校拒否1万人超
「高校進学率92%、大学・短大進学率38%」
昭和55年(1980) 【高校進学率94%、大学・短大進学率37%】 校内暴力頻発、 登校拒否増加
昭和57年(1982)登校拒否2万人超
昭和58年(1983) 少年非行の第3のピーク
登校拒否に関する手引書を作成。(生徒指導資料第18集
昭和59年(1984) 登校拒否3万人超
昭和60年(1985)【高校進学率94%、大学・短大進学率38%】
昭和63年(1988) 登校拒否4万人超
いじめ、登校拒否問題の深刻な中学校に教員の加配措置を講ずる。
平成元年(1989)【高校進学率95%、大学・短大進学率36%】
 学校不適応対策調査研究協力者会議を設置。(登校拒否、高校中退問題について検討。)
平成4年(1992) 登校拒否7万人超
学校不適応対策調査研究協力者会議「登校拒否(不登校)問題について」
平成5年(1993)【高校進学率96%、大学・短大進学率41%】
「高等学校中途退学問題への対応について」通知。
平成7年(1995) 登校拒否8万人超 阪神淡路大震災
平成9年(1997) 不登校児童生徒10万人超
 神戸少年事件(酒鬼薔薇事件)
平成11年(1999) 不登校児童生徒13万人超
「不登校児童生徒の適応指導総合調査研究委託:スクーリング・サポート・プログラム(SSP)」開始
平成13年(2001)ひきこもり問題池田小学校児童殺害事件
平成14年(2002)「不登校問題に関する調査研究協力者会議」発足。
平成15年(2004)【高校進学率97%、大学・短大進学率49%】
「今後の不登校への対応の在り方について」(不登校問題に関する調査研究協力者会議報告書)「不登校への対応のあり方について」通知。
○伝えられたか?家庭文化の伝播
昭和41年(1966)に不登校(学校嫌い)調査開始され
核家族の進展が進み、高校進学率80%(1951生)以上なり、それぞれに努力し、自分の存在を認め、自尊感情も他の周囲の人々(隣保、自治会、子ども会)と会話をすることによって培われてきた。
今世代の人間が結婚をし、社会生活を営み始め、家庭にあった良き家庭文化を伝播することなく、理解もせず、日本人の遺産を断絶させ、「青い鳥症候群」になってしまった。
自分の足元を見詰める事が少なくなり、ファションに惑わされる生活を余儀なくさせられる時期に翻弄させられた。
利己主義、勝手主義、何をしてもよい、エゴイズムが、個人主義が台頭し始め、次世代へ負の遺産を伝播することになってしまっている。
生活習慣病的に内なるエネルギ-を蓄え、発散させる方法を模索しているうちに時が流れ、自分で社会に付いていけないと考える人も多くなり、「かくれひきこもり症候」(定義されていないひきこもりの症状を有する)の大人が増えていったと考える。その結果、誕生した次世代の若者は今世代親達が、築いたであろう家庭文化の中で育つことになり、機能不全の家族の増加、ホテル家族、虐待された母親が虐待、食文化の変化が起こり、偏った食事、朝の欠食、家族団らんの食事の衰退など家族としての会話の時間が非常に貧弱になり、メディアに振りまわされて、静かに家族の会話(コミュニケ-ション能力)を楽しむ時間がなくなった。
働くという名の下に、子どもがいいこぶつて親から「見捨てられたくない」という思いで、日々の生活をし、行き詰っていることを判ろうとせず、今世代の親自身は前世代の親に育てられたときと同じようにわが子を育てようとした。
その結果、幾つか、行き詰まることが出て来た。多様な価値観の肯定により今世代の親自分自身の存在感をも消失してしまった。
今世代の親自身が将来について夢、希望が見出せなくなった。
その結果、言葉では強いことを表現しているが、いつも不安な生活を余儀なくさせられるようになってしまった。
若者はいう(抜粋)
1 良いこぶって生活をしてきたけれどしんどくなった。
2教えて欲しい、いろんなことをお父さん、お母さん
3いくら言ってもわかってくれないから、親をシカトします。
4見捨てないでくれ。見捨てられたくない。
5安心で、安全な居場所を探している。
6自分の存在を一人の人間として認めて欲しい。何時までも
犬のようにクサリで縛らないで、時には大人扱いをし、時に
は子ども扱いをすることをやめてくれ。
7若者の自尊感情を大事にして欲しい。等
今世代、次世代のみなさん自尊感情を磨くため以下のことを
してみませんか。 自尊感情チェック得点表(ssinri1-a.html)
以下の質問に、今の自分が最も当てはまるか考え、A~Dにチェックしてみましょう A.いえる  B.ややいえる C.ややいえない   D.まるでいえない
1.私は全ての点で自分に満足している
2.私は時々、自分がまるでだめだと思う
3.私にはいくつか良いところがあると思っている
4.私は大抵の人がやれる程度に物事ができると思っている
5.私はあまり得意なことが無い
6.私は時々、確かに自分が役立たずだと感じる
7.私は少なくとも、自分が他人と同じくらいに役立つだけの価値がある人間だと思う8.もう少し自分を尊敬できたならば、と思う
9.いつでも自分を失敗者だと思いがちだ。
10.私は自分に対して前向きの態度をとっている
     ~採点方法~
質問1.3.4.7.10番は、A:4点、B:3点、C:2点、D:1点、
質問2.5.6.8.9番は、A:1点、B:2点、C:3点、D:4点となっています。
この点数は40点満点となっていて、得点が低い=自尊感情(どれだけ自分に自信があるか?)が低い、ということになります。
むすび
戦後教育のなしてきた事を基に、世代の違いによる価値観の押し付けにより、次世代の若者が生きようとしてもいきられないように仕向けていっている今世代のひとに、未来を担う若者らの苦悩がわかり、分かり合える時がくることを願(言葉では簡単かも知れないが、素直になること、意地をはらな
い、愚痴を言わない、在るがままを認める、真剣に次世代の若者とむきあい、親子として、社会人としてコミュニケ-ションをはかることから)いながら稿を閉じる。2005・10・21
不登校ひきこもり若者支援・サポ-ト支援事業
情報センタ-ふきのとう 姫路(兵庫県ひきこもり世話人連絡会)
                       櫛  橋  行  雄 
〒670-0896 姫路市上大野1-11-6E-mail:9484190@maia.eonet.ne.jp
TEL:090-5046-7134FAX:0792-24-5259 
URL:http://blog.livedoor.jp/k9484190/
自分史概略(いままで、今、今から)以下省略
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Last updated  2005.10.21 22:16:12 コメントを書く


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