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親の気持ち・親の疑問(3)
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10月度行事
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10月14日 スト-ンエイジ上映会
白鳥哲監督 来姫決定
http://www.tetsu-shiratori.com/
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http://dir.yahoo.co.jp/talent/12/m99-0240.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/ç TM ½é³¥å"²
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=559594
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「苦しんでいるように見えません」
こういう疑問を投げかける親御さんも少なくありません。自宅でのわ
が子の様子を見ていると、気楽に過ごしているとしか思えない、とお感
じになるようです。
「昼前に起きてくる」「(不登校の場合)学校の授業が始まる時間ま
で不機嫌」などといった不穏な点もあるにはあるが、そのあとはいたっ
て穏やか。テレビを見て笑ったり、ゲームを楽しんだりしている。つら
そうな素振りなどみじんも見せない。カウンセラーは「本人はつらいん
です」と言うが、うちの子は違うケースではないだろうか・・・。
自宅でのわが子の様子をこのように受け止めていると「うちの子は不
登校ではなくただの 怠け休みではないのか
」という疑いが生じてくるこ
ともあるでしょう。
反対に、本人が常に不穏な状態、あるいは荒れている場合も、苦しん
でいるように見えないでしょう。
学校に行けない、社会に出られない、という自分の状態に悩んでいる
とは、とても感じられないような言動(生意気、一人前の口を利く、な
ど)に終始している、すなわち「態度が悪い」場合です。
たとえば、親への対応への反発や「おれのことなんかどうでもいいんだ
ろう」という言葉を前号で挙げましたが、それらに対して親御さんは、
「甘ったれるな」「わがまま言うな」と言いたくなることでしょう
。
そういう態度・言動を示されると「この子は苦しんでいるのではなく、
ただ甘えているだけ、わがままなだけ」と思いたくもなるでしょう。
不登校やひきこもりは、何をもって「苦しんでいる」「つらい」と言
えるのでしょうか
。
まず一般論として、人は自分の感情を常に表出するわけではない、と
いうことがあります。
誰でも、どんなときでも自分の 感情を表出
できるわけではありません
よね。 本人の性格、背景、その場の環境(周囲との人間関係)、などい
ろいろな要素が絡み合って、表出できるかどうか分かれます。
まして、ひとりで閉じこもっていながら 感情表出
するのは、簡単なこ
とではないと思います。
「だから『苦しいんだ』『つらいんだ』と訴えればいいじゃないか」
「訴えてくれないと気持ちがわからないからどうしようもない」
おっしゃるとおりです。
ただ、前述のとおり、いろいろな要素があることを考慮しなければな
りません。
まず、そもそも不登校やひきこもりが、 社会的に認められていない行
為であることを重視する必要があります。
そういう背景がありますから、 彼らの多くは、自分の親だって自分の
行為を認めてくれないと確信しています。そうであるかぎり、親に苦し
さ・つらさを訴えても、受け止めてもらえるとは思えないので、なかな
か訴えようとしないでしょう。
さらにやっかいなことに、 彼らは自分自身でも自分の行為を認めてい
ないことが多いのです
。そうなると、たとえ親が認めてくれても、苦し
さ・つらさを訴えることは困難です。なかには、訴えることにすら罪悪
感を抱く青少年もいるのです。
このように考えると、親御さんがわが子の不登校やひきこもりを認め
ていない状況では、お子さんが苦しさ・つらさを訴えていなくても、苦
しんでいる可能性が濃厚です。また認めていても、お子さんが自分で認
めることができないかぎり、やはり苦しんでいると想像できます。
一方、お子さんが不登校やひきこもりになる前、 親子がとても仲がよ
く、ケンカもできるような関係だった場合
、彼らはしばしば苦しさ・つ
らさを訴えるはずです。
ただ、親子としての気安さや、彼らの甘え下手な性格から、訴え方が
先ほどの言葉でいう 「態度が悪い」場合
も少なくないでしょう。そうす
ると「本人は苦しんでいるのではなく、ただ甘えているだけ、わがまま
なだけ」と親に受け取られてケンカになったりするため、本人がだんだ
ん虚しくなって訴えなくなる、という皮肉なケースもあります。
しかし、彼らの 「態度の悪さ」は、追いつめられている心理状態を表
しているとは考えられないでしょうか
。「 窮鼠(きゅうそ)猫をかむ
」
ということわざを思い起こしながら、お子さんの気持ちに思いを巡らせ
てみていただければと願います。
ところで、病気を持っている人の場合、症状によっては、苦しそう・
つらそうに見えないことがよくあります。何らかの症状によって「体が
つらいので電車の優先席に座ったら叱られた」という投書が新聞に載る
ことは珍しくありません。
不登校やひきこもりも、これによく似ています。
すなわち、 不登校やひきこもりは、体の状態にたとえるなら「頭痛持
ち」「故障持ち」のようなものです。
つまり、日常生活ではなんとか普通に動けるけれども、常に痛みがあ
るため、 無理がきかず、気力がわかない状態
なわけです。
もう少し心理的な描写をすれば「 のどにトゲが刺さっている状態
」と
も表現できます。いずれにせよ、 はたからは見えにくいのですが "心の
痛み" を常に抱えているといえます。
テレビもゲームもやりますし、機嫌がいいときもあるでしょう。しか
し彼らの 心の疼(うず)きは、必ずやってくるのです
。
:筆者:丸山 康彦(まるさん)
スクールソーシャルワーカー(訪問子ども援助職)。高校時代、
不登校と留年の末、入学7年後に卒業。高校講師・ひきこもりを経て、
1999年4月に個人事務所「教育対策研究所」を開設。2001年10月に
当ヒューマン・スタジオを設立し代表に。
━━・● ご あ ん な い ●・
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