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2006.12.01
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カテゴリ: 770 広報・報道
「教育と言う洗脳」

今の子供は夢が無い、というのは日本だけではなくて、
同じセリフはどこでもよく聞かれる。

夢を持つような夢想家は、
我がままかバカの要素を要求されるので、
大人が「わがまま言っちゃあいけません」
「あんな馬鹿になっちゃあいけません」と
エライ大人は繰り返し叩き込むのだから、
羊のようにお利口であるのが夢である人間は当然増える。


「くれない族」の親と一緒になって与えられない不満をつぶやき
同じ歴史を親子で仲良く繰り返すパターンも多い。

私も「わがままを言うな」というのは毎日子供にガミガミ言う。
それは、自分の要求、もしくはやっている事が
「わがまま」なのかどうかを認識させるため。
自由と好き勝手のわがままは大きく違う。
私も子供の夢は潰す大人の一人である。

「好きな事をして楽しく暮らす」という
色々に解釈できる言葉はあるが
私自身は自分の基準のレベルがあり、
夢追い人のように「自分だけ楽しく」もなれないので、


私の様な人間ばかりではやはり世の中は面白くないと思う。

夢とは何だろう?
欲と夢は同じようで言葉が違うようにやはり違う。

愛と欲はどうなのだろうか?

エロサイトと呼ばせて頂く内容のようなのが

性欲と愛を混同、錯覚している人は多いけれど
私は人間は利己的であるので愛と性欲は違うと思う。

どの宗教でもその問題は語られているので
昔から繰り返されている「問題」である。

人間らしい、贅沢で豊かな発想の愛や夢も、
人間の欲望とも結びついているので
色んな夢や愛のカタチがあるのだろう。

無気力で夢が無いのと、
「金持ちになりたい」という、ありふれた、夢と呼べるのかわからない
損得勘定の希望しかないのと、
「夢が無い」の中身にも色々あり、
少し前までは人は口にしなかった問題の一つの
「セックス問題」のエロ分野も
根本的な「問題」はいったい何なのか、
人間の姿と結びついて非常に面白い部分である。

焦点を子供の世界にもどし、子供への「性教育」について。

教育は本来は人間と同じようにシンプルであっても良いのだが
子供と教育者だけではなく人間同様フクザツ怪奇に
お上や社会や親が関心をもって至れり尽くせりで、
性の教育も、家庭が教育の場では無くなったからか、
熱心に教えてくださる。

以前にも書いたがアメリカや日本のタブー視と違って、
テレビでお茶の間で気軽に「アダルトビデオ」が
子供を持つ親にとってはうんざりする程見れる状態であるし、
これだけネット上も奇妙なエロ情報が氾濫していて、
ヨーロッパも聖書の言葉と現実はどこか大きくずれている。

これでも小心者なので一応述べさせて頂くと、
私は処女受胎の発想に至るほどエロを否定はしないが、
私もダンナも子供の前でいちゃつくような「進歩的」な親でもなく
自分にとってのプライバシーとパブリックの
「好き嫌い」はある。

妄想の世界は嫌いなのだ。

私の娘が中学生レベルとして去年受けた性教育というのは、
保健体育のいわゆる身体の構造や、赤ちゃんの出生の真実、
セックスはどうやってするのか、
という日本の教養溢れる医学部レベルの高度な中身ではなく、
「やっちゃえばどうなっちゃうのか」
という現実的な教育であった。

欧米は日本以上にうるさい親も多いので、親の許可が、
そういった特別授業には必要である。

親が「いけません」と遮断しても
親がほったらかしで無神経でも、
本来なら私生活と社会生活といずれ両方に出て行くので
家庭だけではなく社会からの教育というのも必要なのだろうし、
先回りして教えてあげたくなるのが子供を愛する教育者の発想なのだろう。

愛情と「やりたい欲望」の関係は横において置き、
「やりたい時代」の無垢で前向きな子供達が知らなければならないのは、

やれば「エイズ」や他の性病の感染の可能性があること。
その為のコンドーム使用の重要性。

やれば「できちゃう」こと。
日本と違って宗教観からも中絶という選択は当たり前ではないので、
「出来ちゃった」で済まされないその後に続く現実。

当たり前の現実を教えるのは
「やってもろくな事は無い」
「子供なんか出来ると大変!」
とも受け取れるメッセージの教育でもあるし、
キラキラした夢を現実という泥で塗り固めて、
どんな時も計算の出来る「賢い」子供にする、
確かに有難い教育である。

こういった現実に則した有意義な性教育の内容は、
大人の反省の上に成り立った内容でもあり、
大人が勉強するべき性教育でもあり、
「少子化問題」とは逆の方向の教育でもあり、
不思議と世の中の「正しい」事は矛盾する。

夢はあっても無くても正しくなるのは大変だ!



華乃智家
hananochika@hotmail.com

編集後記

読んで頂いて有難うございました。
皆様、お身体お大事に!






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Last updated  2006.12.01 22:19:07
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