情報センタ-ふきのとう姫路

情報センタ-ふきのとう姫路

PR

×

Calendar

Profile

G-g

G-g

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

Newport@ ワシントン大学准教授  ノーベル賞や世界ランク上位に位置する…
七資産@ あのさ ↑貴方は楽しい?(-_-;) ついにこの世はこ…
NU CA@ カリフォルニア大学教員  カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学…
Newport Uni.@ ニューポート大学心理学博士  ニューポート大学心理学博士で、カリフ…
みちたか@ 公立学校の先生は良い教え方しません。 初めまして。メール読みまして、コメント…
Newport@ カリフォルニア大学アーバイン  カリフォルニア大学アーバイン(エクス…
ニューポート@ カリフォルニア大学サンタクルズの客員教授 カリフォルニア大学サンタクルズに、ニュ…
大学くん@ 眼科医トップ10に選ばれたニューポート大学法学博士を持つ医師  アメリカ国内で、眼科医トップ10に選…
Newport@ 週刊現代に紹介されるニューポート大学博士の性科学者  ニューポート大学博士で、米国性科学学…
Newport@ ニューポート大学の修了生  世界的に有名なコーネル大学のロースク…
2006.12.08
XML
カテゴリ: 820 ごかいの部屋

DSC_0050.JPG

DSC_0072.JPG

2003.12.3 [No.58:コラム版]
==■===========================================================vv==
 :         ご か い の 部 屋         (ё)
 :   ~ 不 登 校 ・ 引 き こ も り か ら 社 会 へ ~  \§/
 : http://homepage3.nifty.com/Husta/   Byヒューマン・スタジオ 人
--□-----------------------------------------------------------■--
   不登校・ひきこもり経験のある相談員が、          :
            当事者と援助者の両方の立場から語ります。:
                                □
   >> 自 分 の 人 生 の 主 人 公 に な る た め に... <<  :
===============================================================□==

---- ◆□◆ 本 日 の メ ニ ュー ◆□◆ ----------------------------

 ■ 連載コラム[5]:『再び私の経験から──ひきこもり〔中〕』
 □ 教育相談のご案内
 ■「関連情報版」掲載記事の募集について


====・● コ ラ ム ●・=============================================
                 再び私の経験から──ひきこもり


 〔中〕 ひ き こ も り の 原 因 と 心 理

● 体験記からの抜粋・要約
※ 私は、母に「自分たちが教えた誓約書の作成過程は嘘だった」と証言
 されたことをきっかけに、自分が受けてきた「教育」や「援助(カウ
 ンセリング)」を振り返るようになり、それらの営みに対する信頼が
 自分のなかで大きく崩れた。

※ それ以後の勉強によって、繰り返されてきた両親とのトラブルの真因
 に気づき、また「親や教師やカウンセラーが行う教育や援助は、子ど
 もの考え方や感じ方を無視して行うものであり、それらが盛んな現代
 では、教育や援助に圧迫されたり傷ついたりしている青少年が多いだ
 ろう」という問題意識を持つようになった。

※ 私の関心は「どんな教育をやるべきか(教育の方法論)」から「どん
 な教育をやめるべきか(教育のやりすぎ)」へと移り、必然的に教師
 になる夢もさめた。

※ 子ども主体の教育を行う塾、または不登校向けのフリースペースを設
 立したいと思うようになると同時に「子ども自身が教育をされすぎな
 いように考え合う自助グループ」の結成を志したが、前者は自信が持
 てず、後者は参加者が集まらず、ともに失敗した。

※ その後、高校時代の同期生が、児童養護施設の保育士に転職したこと
 を知って、興味がわいて児童福祉業界のことを調べたら、自分に児童
 福祉施設の受験資格があることがわかった。それがきっかけになり、
 児童福祉施設やサポート校など、子ども関係の職場に就職したいとい
 う思いがわき上がり、就職活動を始めた。

※ 苦しみながら足かけ3年続けた就職活動も失敗に終わり、絶望の淵に
 立ってから、自分のなかで前述の問題意識がどんどん整理され、つい
 には「この考え方で生きていこう」という決意に至り、翌年『教育対
 策』と名づけたその考え方に基づく仕事と市民活動をスタートした。

                ●

 整理しますと、私が現在の仕事や市民活動をスタートするまでに、ひ
きこもり始めてからちょうど7年、教師でない仕事を志してから約4年
半、児童福祉施設や民間教育機関への就職活動を始めてから約3年、と
いう歳月を要しています。

 つまり私には、現在の仕事や市民活動をスタートする前に、2回就職
する(仕事を始める)チャンスがあったことになります。そして、幸運
にもどちらかのチャンスをものにできていたとしたら、私のひきこもり
期間は、それだけ短くすんでいた、苦しみもそれだけ軽くすんでいた、
ということは間違いありません。

 しかし、今考えれば、最初のチャンスをつかめたとしても、2度目の
チャンスをつかめたとしても、いずれの場合も、視野の広さも信念の強
さも、現在の自分にははるかに及ばないレベルで仕事を始めたことにな
ります。そんな状態で仕事が長続きしたかどうか、大いに疑問です。
 なぜなら、自分が何かを始められる状態ではないのに、自分の意識だ
けで始めようとしても、長続きすることは少ないからです。

 「抜粋・要約」からおわかりいただけるように、私は、最初の2回の
チャンスでは、そのときどきの思い付きに近い意識によって、仕事選び
を考えています。教師でない仕事を志したときは「教育のブレーキ役に
なりたい」という以上の具体的な実践基盤があったわけではありません
し、何より、仕事を始める自信を回復してはいませんでした。また、児
童福祉施設や民間教育機関への就職をめざしたときも、それらに住み、
または通う子どもたちへの共感はありましたが、その感情も、即席に生
まれた"生煮え"状態のものであったことは否めません。

 結局私は、ひきこもっている間じゅう、仕事をしたいと焦っていたの
です。ひきこもっている自分が許せなくて、仕事をすることで人間とし
て認められたい、恥ずかしくない自分になりたい、というわけです。
 当時の私には、人生に絶望して、仕事をしたいという焦りも何もかも
捨てて、いちど自分が裸になることが必要だったのです。そうしないと、
私は仕事ができる状態にはなれなかったのです。

 さて、ひきこもるおとなの増加にともない「就労支援」という言葉を
よく聞くようになりました。いちどひきこもる時期を生きてしまうと、
履歴書の空白などによって就職は困難になります。そういう社会ですか
ら、確かに就労支援は必要でしょう。たとえば、横浜に「ヤングジョブ
スポットよこはま」という就労支援施設(フリーターも対象)が開設さ
れたことで、人生に希望を持てたひきこもり者は多いと思います。
 ただ、そういう若者が、そこを利用することで実際に就労できるかど
うか。それは、本人の状態しだいだと思います。現に、ほかのある団体
による就労支援プログラムが、失敗したという実例もあるのです。

 前述のとおり、本人は焦っていますから、就労できる状態ではなくて
も「自分は就労できる」という意識は持っているわけです。しかし、そ
の意識を持ってから実際に就労できるまでの道のりは、本人が予想する
以上に長くかかるということは、ザラにあることです。

 要するに、自分のなかにある「意識」と「状態」とのギャップを、本
人が自覚できていない限り、就労支援の試みは「かえって本人にとって
新たなプレッシャー要因になり、本人はますます追い込まれていく」と
いう可能性を、支援者は常に認識しておくことが重要です。
 「意識」と「状態」とのギャップを埋める支援こそが先決なのです。


:筆者:丸山 康彦(まるさん)
  スクールソーシャルワーカー(訪問子ども援助職)。高校時代、
  不登校と留年の末、入学7年後に卒業。高校講師・ひきこもりを経て、
  1999年4月に個人事務所「教育対策研究所」を開設。2001年10月に
  当ヒューマン・スタジオを設立し代表に。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.12.08 02:46:33
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Archives

・2026.10
・2026.09
・2026.08
・2026.07
・2026.06
・2026.05
・2026.04
・2026.03
・2026.02
・2026.01

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: