隊長さんの山ある記

隊長さんの山ある記

Sep 19, 2026
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カテゴリ: 読書
2027年のNHK大河ドラマは「逆賊の幕臣」、主演を松阪桃李が演じることは知っていたが、主人公の小栗上野介(おぐりこうずけのすけ)については、どんな人物だったのかまったく知らなかった。彼に関する本を読書好きの妻が、図書館から借りてきたので、何気なく読みだしたら、これがけっこう興味深くいっきに読み切った。

小栗は、幕末の混乱期のなか、徳川慶喜らに代わって日本が未来に向かって進むべき道を行動に移した人物。明晰かつ沈着な功労者であり、目立った功績として、日本人初の世界一周を試みた体験から、横須賀造船所建設や、日本の生糸生産のモデル工場となった富岡製糸工場の建立にも寄与した。経済政策にも際立った手腕を発揮し、経済にも明るいことから幕府の要職を歴任した人物。

しかし、日本の近代化による繁栄を目にすることなく、夢半ばにして逆に、維新後、新政府軍によって権田村(現 高崎市倉淵町)烏川の河原で無実にもかかわらず、42歳の若さで斬首され非業の死をとげた。その後の維新の目立った要人に隠れてほとんど知られてこなかった小栗上野介を知るうえで、ぜひお薦めの書であると思う。






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Last updated  Sep 23, 2026 10:55:15 PM
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