JONの呟き日記

2006年12月30日
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カテゴリ: 味覚
四方を海に囲まれ島国環境で育ってきた我々日本人は、漁業資源にも恵まれ海の幸を豊かに享受してきた国民であるのだが、今日は多くの日本人にとって食卓を飾るうえで欠かせない食材の一つとなっているイカについて考察してみようと思う。
 「煮て良し、焼いて良し、生で良し、味も良し」と四拍子揃っている軟体動物のイカは栄養バランスが大変良く、調理や加工もしやすいうえ消化もよいので、少し臭うが弁当のおかずとしても長方されているのである。
 少々レクチャー気味になり恐縮ではあるが 、「イカ、タコなどの軟体動物には良質で高蛋白なアミノ酸と、肝臓の機能を高め血圧を降下させるタウリン(アミノエチルスルホン酸)という物質も豊富に含まれている。」 と学術書には書いてあり、もう少し補足説明しておくと 、[人の体内で胆汁酸と結合し、タウロコール酸となって食物の消化作用を助け、
神経伝達物質 としても大活躍する一方、 血液に含まれている白血球 の一種である 好中球 が殺菌の際に放出する 活性 酸素や過酸化水素放出を抑えるといった作用もある。」 、「するめの表面に出る白い粉はタウリンが凝縮」 しているのだそうだ。 (赤字箇所一部wikipediaより引用)]
 という訳でタウリンには肝機能を整える作用があることから、酒好きの人間にとってはうってつけのパートナー食材であり、利用しない手はないのである。
 よくテレビCMなどでタウリン1000ミリグラム配合の…とやっているのが今説明したコレなのである。
 小生も週に一度は近くのスーパーに出向き、生鮮食品売場を物色し、なるべく色の黒っぽいイカ(鮮度が良い)を探して二三杯買ってくる。
 本体の皮を剥ぎ細切りにして刺身にし、耳・ゲソは醤油・胡椒で味付けして炒め、酒の肴として賞味するのだが、これが何とも言えず(手前味噌になるが)マイウなのである。
 処で、納豆と並び嫌いな人には大嫌いな「塩辛」なのだが、イカのはらわたを加えた塩辛は何とも言えない風味があり、美味であると聞いているので、小生、自前でイカの塩辛作りにチャレンジしてみようと最近つくづく思っている。
 先に作った本人の弁によれば、「酒肴に良し、ご飯に良し、お茶に良し」で兎に角、えも言われぬ最高の味なのだそうである。
 「紀文」や「桃屋」のブランド品もいいが、時には自分で小細工した「自家製塩辛」を試してみるのも良いものである。
 一年の計は元旦にあり!ではないが、何かを始める良い機会が正月休みである。
 イカに取りつかれ、恋してしまった読者諸氏は是非一度、隠し味付の「自家製塩辛」をお試しアレー!!





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最終更新日  2006年12月30日 17時00分58秒
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