いや~! 暑い、暑い!! 「今年の夏は本当に暑いザンスよ。」
暦の上では「立秋」も過ぎ、とっくに秋なのだが、「ギンギラギン」の太陽と肌にピリピリくる暑さからはもういい加減解放されたいと心底願うものである。
振り返れば今年の夏もまさに「記録尽くし」の夏であった。(何故か過去形…)。
気象庁が観測を初めて以来「気象観測史上初」という記録が軒並み更新されたのである。
「熱中症で病院に搬送された患者数、全国の最高気温観測地点数、真夏日・猛暑日の観測日数、各地で発生した集中豪雨による1時間当たりの降雨量の記録などなど」、事例を挙げれば枚挙に暇がないほどである。
日本の諺に「冬来りなば春遠からじ」というのがある。
どういう意味かと言えば、「辛い時期を凌げば、必ず幸福な時がやってくるということ」を季節に例えて表現したものである。
屁理屈になるが、この流れに沿って続けてみると、「夏来りなば秋遠からじ」と言うことになる。
差し詰め、「辛い酷暑の時期を凌げば、必ず気持ち良い涼しい時期がやってくる」ということになるであろう。
小生も本心望む所なのだが、今年ばかりは、「そうは問屋が卸さない」という気がしてならないのである。
なぜか? なぜならば、地球全体が満身創痍に陥っているからである。
その原因は、一説によれば、太陽から放射される「フレアー」が関係しているらしい。
太陽から放射される異常なほど強烈な「フレアー」が地球の磁場に悪影響をもたらしているらしのだ。
その最たる影響は「エルニーニョ・ラニーニャ現象」などによる「海流の変化・偏西風の蛇行」などとなって表れ、世界的な異常気象(干ばつ・豪雨・熱波・寒波など)に繋がっているらしいのである。
という訳で、色々あった日本の夏も佳境を過ぎ、残暑の季節を迎えている。
そして刻一刻と秋の気配が漂ってくるはずなのだが、しかし何故か今年はすんなりとこのまま夏が終わってしまう気がしないのである。
オマケがあるかも知れないのだ。どんなオマケ?
例えば10月も突然のように35℃~36℃の日がやってきたりするかも知れない。
「エンドレスサマー」という事態にでもなれば、情緒豊かな日本の四季は何処へやら…ということになり、どこそこの飲食店名よろしく「(春夏冬)秋がこない」国と化してしまうのである。
そういえば少し昔に戻るが、「夏が終わらない~」というフレーズを、哀愁感を漂わせ、しみじみと歌い上げていた歌手がいた。
今思い出した。(因みに小生は矢沢永吉の「エンドレス・サマー」という曲が大好きなのだ!)
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