JONの呟き日記

2013年11月02日
XML
カテゴリ:
saru1
平成25年も残すところふた月あまりとなってしまった。
 時の経過の何となんと早いことか! 

 それに比べて小生の寿命も日一日と短くなっていくではないか。
 齢を重ねること幾世星過ぎたであろう。まさにその実感がヒシヒシと増し加わってくる今日この頃である。

 ところで話は変わるが、日本の言語には「ひらがな」「カタカナ」文字のほかに中国から伝来した「漢字」などの文字が国語として存在しているのだが、実に良くできているなと関心してしまうことがたびたびある。

 「ひらがな・カタカナ」オンリーでもコミュニケーションをとるには十分であり、事欠かないのであるが、知人や友人に話題を提供するのであれば、もう一段ランクアップして語彙・漢字を投入すると、より奥の深いコミュニケーションが可能となり、会話の楽しみが増し加わるのである。

 日本には古来から「四字熟語」や「諺・格言」なるものがあるのだが、使い方により言葉のニュアンスが微妙に違ってくるのがわかる。
 例えば、同じ意味合いで使われているものに「弘法も筆の誤り」と「猿も木から落ちる」というのがある。

 「優れた人でも時には失敗する」ことの例えなのだが、例えば、この「猿も木から落ちる」という諺を年下や後輩に用いるならばともかく、うっかり上司や先輩を目の前にして使ってしまったら大変なことになるのだ。

 上司の性格にもよるだろうが、「不敬な輩!」「無礼千万な奴だ!」ということになり、場合によっては「降格人事」や「左遷」の憂き目にあってしまいかねないのだ。
 諺に限らず、「言葉の使い方・用い方」は公私に違わず注意したいものである。

 ここまでは少々硬い話になってしまったが、こんどは気分を変えて柔らかくしてみよう。

 小生の若かりし頃には、「諺」をモジッテ遊ぶやり方がはやっていたのである。
 上の場合でいくと、「弘法も筆の誤り」や「猿も木から落ちる」では面白くもなんともないので、「弘法も木から落ちる」「猿も筆の誤り」とするのである。

 すると、ぜんぜん違和感がなくピッタリと理に適っているように思えてくるから不思議である。

 屁理屈で言ってしまうと、次のようになる。
 人間はもともと類人猿の時代から木登りが得意な動物でもあるし、猿の方はというと、「日光猿軍団」ではないが、調教次第では筆使いが上達することだって可能なのである。
 下手をするとその辺の連中よりは数倍も達筆になれる可能性を秘めているかもしれないのだ。

 痛勤電車に揉まれ、積極果敢に業務に取り組む振りをしている毎日では面白くも何ともないではないか。ストレスが溜まる一方である。

 世知辛い世の中! たまには発想の転換も必要である。
 読者諸兄も「コトワザもじり」の遊びにでも興じて、ウィットを磨き仲間を愉快にしてみては如何かな。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年11月02日 22時19分24秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: