―Yin&Yan―

2004/07/27
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カテゴリ: ちょっとイイ話。
年度末で会社を去った人のことについて・・・。

 ウチの会社は世間一般で見てもハッキリ言って厳しい
 方だと思う。
 将来的にはともかく(^-^;、仕事の内容として。

  業務は、公共○業頼りの土木設計・施工計画を主に行っている。
  (そうなんだよ実は。あんまりはっきり書いたことないけど)

 道路・橋梁・河川工事・砂防・測量・地質調査等の分野。

 計画・設計はもちろんのこと、業務の工程、外注計画・指示、
発注者とのやりとり、あらゆる設計・施工その他の条件を考慮

成果とりまとめ…。
 と書き出したらキリが無いが、1つの業務につき、数ヶ月から
1年以上かけて、担当者一人がほとんど全てを仕切って進めていかねば
ならない。
 さらに一人につき、このような業務を何件かかけ持ちをするのだ。

   自分は昨年末に「担当者」から外れて、今この部署にいるのだが…。
  「担当者」だった頃を思い出すと鳥肌が立つ(笑)。
   よくこんな仕事をやってたなぁ、と。 
   毎晩の残業はストレスによる胃痛を我慢しながらしていたなぁ…。

 で、冒頭の人について。

  上記のような密度の濃い業務であるのに、あまりにもムチャな仕事量

 ついには倒れて救急車で運ばれてしまった(当たり前だ)。

  そして何も手を打ってくれなかった会社に愛想をつかし、退職。
 しばらくは静養する、と聞いていた。

 最近、この人(Aさんとする)にウチの社員が会う機会があった。
聞くところによると、大型免許を取得し、現在は運送会社に勤めて


   ウチの会社にいた最後の頃に比べると、すごく生き生きとして、
  明るい表情だったそうだ。

 「ハッキリいって、設計業務に携わっていたころに比べると、頭を使う
  量はこれっぽっちもないが、今は目標もあり、非常に充実した毎日。」

   とのこと。

  おそらく、この(ウチのような)業界を知る人達の大半は、
 彼のような転職を聞くと、
 「もったいない(能力を使ってない)」「仕事の選択を誤ってる」
 と思うに違いない。

 しかし、自分には彼の気持ちが良くわかる。

  例えそれまで積み重ねてきた仕事のキャリアが無になろうとも、
 ホントに自分にあった、やりがいのある仕事に出会えることが
 大事なのだ。

  自分も実は、この部署に配属となったときは、
 周りからえらく同情されたものだ(^-^;
 本人はまぁ(全く、ではないけど)そんなふうには
 思ってなかったんだけどね。
 (逆に半分は嬉しかったくらい)

 ホントに自分のやりたい仕事にどれだけの人が付けているだろうか。
 現実問題として、様々な障害がある。
 経済的な問題、仕事をこなす能力、将来性、家族の問題等々。

 彼には扶養する家族もいて、家のローンも組んだばっかりだったハズ
 だが(^^;)、なんとかやっていけてるようだ。


 彼のはじけるような笑顔が目に浮かび、ちょっと嬉しくなった話だった。





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Last updated  2004/07/27 10:42:41 PM
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