ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

2008.10.04
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この日のチケットはあっと言う間に売り切れた。
結構高いし、もういいやと思っていたら、急遽譲ってくれる人がいてラッキー。


中村座チラシ.jpg中村座.jpg


大 序 鶴ヶ岡社頭兜改めの場  
二段目 桃井館力弥上使の場      
同 松切りの場  
三段目 足利館表門進物の場      
同 松の間刃傷の場  
八段目 道行旅路の嫁入  
九段目 山科閑居の場

加古川本蔵:仁左衛門    
大星由良之助/桃井若狭之助:橋之助          
顔世御前/お石:孝太郎   
塩冶判官/大星力弥(九段目):勘太郎               
小浪:七之助   
足利直義/大星力弥(二段目):新悟              
高師直:彌十郎              
戸無瀬:勘三郎


お目当ては仁左衛門サマだけど、今回の彼は超シブイ。
あぁカッコイイなあと思ったのは、九段目で、虚無僧姿で網笠をかぶって屋敷の外にずっと立っているその姿。顔は見えないのに、そして時々尺八を吹くだけなのに、佇まいがただ美しくて、屋敷内やそのすぐ外で、嫁に貰うの貰わないだの、死ぬの死なないなどああやこうやあるのに、彼の方に目が行ってしまう。

思ったよりすごい迫力だと思ったのは橋之助で、若狭之助の血の気の多さがよく現われていて、花道にすごい勢いで飛び出してきたときには圧倒された。こういうの、彼はうまいなあと思う。


一途な小浪にぴったりだった。

けど、他の若手の印象は今一つ弱い。
仁左衛門・橋之助に強烈に惹きつけられてしまったので、どうしても仕方ないけど。


あまり歌舞伎を観に行かない私は、このCプロだと「二段目」「三段目の進物の場」「八段目」はこれまで観たことがない。(覚えてない、ってこともあるかも・・・)
この「二段目」や「三段目進物の場」をカットされると、なんで加古川本蔵があんなに大星家に嫌われるのかよくわからないから、なかなか興味深かった。


この中村座は昔の芝居小屋さながらの大きさなので(収容人数800人くらいかな)、どこにいても舞台にすごく近い。歌舞伎座では大向こうの方々に近い3階後方が定席なので、歌舞伎ならではの様式美を今日はことさら強く感じる。
あの裃(かもしも)という装束は、日本人の体形を補って舞台上に大きな面積で役者を視認させるし、その場に2人の重要人物が対峙していると、必ず舞台を斜線でよぎるような構図を裃によって作られるので、あぁ美しいなと感じる。

ベジャールが参っちゃうのはわかる。

バレエとしては、この演目に取材した「ザ・カブキ」があまり好きではないのだけれど、やっぱり11月に観に行こうかなあ・・・、でもチケットはもう取りづらいだろうな・・・と考えてしまった。


何にしても、小さな小屋で、細部までしげしげと眺めることができ、今まで気付かなかったことも発見して、大変面白かった。


雷門.jpg

ところで、この平成中村座、場所がよくわからなかったのは私だけ?
浅草寺境内って言っても本堂裏の向かって左奥。
仲見世通りは10時台でもすでに激混みで、スタスタと歩けず、すご~く時間がかかった。席に着いたのは、幕前の人形による案内が終わったときで、まさしくギリギリ。

上演時間とか休憩とかは、会場に小さく掲示されている以外には事前アナウンスはなかった。最初の20分休憩でみなさんお昼食べちゃう。以後、それ以上に長い
休憩はないから。ということはどこかで(売店でもいいけど)、食事を仕入れて席に持ち込んでおかないと食べ損ねる。

まあ800人くらいの臨時小屋なら仕方ないとは思うけど、世間へのインフォメーションの発信がすごく少ないと思った。特にNETでの情報収集に慣れてる身には、事前情報発信配慮がないと、かなりうろたえる。

今回は「梅」席ねらいだったけど、今日会場でパンフをチェックしたら、それは2階端の席だけで、ほとんどは「竹」席。なぜ、最初の段階で自分では手に入らなかったのかを自覚した一瞬。


PS.
中村座の前に「浅草奥山風景」と銘打った江戸の町並みが再現されていて、飲食店や工芸品などが販売されている。タイムスリップしたようで、ここも面白かった。
http://www.e-asakusa.jp/event/sensouji50th/pam_okuyama.pdf





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Last updated  2008.10.05 15:51:52
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