ということで、県文化会館の裏へやってきました。

これが現在のNHK奈良放送局(放送会館)ですが、 「古くて小さい映画館」
の跡地としては大きすぎるような気もしますね。ここが「鍋屋町27番地」です。
鋳物工場ということで調べると、「山中鋳造所 鍋屋町22番地」というのが検索でかかり、電話番号も出ますが、地図には全く出てきません。(GoogleMapだと駐車場) 電話帳のデータだけがのこっているのでしょうか。
「NHKのところにあった鋳物工場は、小学生の社会見学などもあった」という話ですから、それなりの広さもあったのでしょう。奈良町の昔話でおなじみの増尾正子さんもNHKのある場所は「大きな鉄工所だった」と書かれています。
さて「今のNHKのもう一本裏」ということになると、昭和40年代の奈良を知る人間にとってはピンと来る建物があります。それこそ「いつ壊れてもおかしくない」ような建物ですが、一癖ありそうなテナントや住人で記憶に残るのがこの「半田アパート」です。


そもそもアパートといいながら、南側に洗濯物を干すような設備もなさそう。中街道の旧錦市場と似たような臭いがします。あちらの方も、元は劇場だったという話もあります。
そもそも、この中途半端な敷地面積が「古い小さな劇場」ぽいような気がします。 いずれ「きたまち」に詳しい方が決着させて下さることでしょう。
どうも正解は、このあたりらしいです。

NHKのすぐ東の通りで、県庁の西側から北へきたところ。手前が半田アパートのある交差点になります。(道が狭いので、なかなか写真が撮りにくいです)
中央にあるのが産経新聞の奈良支局、駐車場、小さく見える瓦屋根の民家、そしてちょっと洒落たマンションと続きます。「電気館」があったのは、この家並みの一部だったようですが、その名残となるような建物の痕跡は見あたりません。
実は「電気館」は、もともと芝居小屋だったようで、そのとなりに銭湯があり、白塗りの「女形」さんが男湯に入ってきて男の子がビックリしたという話が伝わっているそうです。
木辻方面でも、もと劇場や映画館と思われるところがいくつかありますが、今回はこのぐらいにしておきます。ともかく、奈良の街の中に近年閉鎖となった三ヶ所(友楽の東西、観光会館地下)以外にも、多くの映画館があったということは記憶に残しておきたいところです。
テレビやビデオの時代について行けなかったといえばそれまでですが、今は逆にテレビがネットでの画像・動画配信の時代について行けなくなっている状況が生まれてきているのではないでしょうか。
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