インキュベーションマネージャー(IM)安部博文、経営者支援のヨロコビ・オドロキ・感動の日々

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January 10, 2006
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▼自分的にはiTunesとiPodが登場したとき、これでCDは要らなくなると思ったものでした。それであまり聞かないのは売った。


▼やっぱりCDのジャケットも貴重な情報だった。聞き込んだレコードのジャケットの写真を雑誌なんかで見たら、そのアルバムの世界がぱっと浮かぶように、ジャケットは非常に大事なのだ。
レコードがCDになって再登場したとき、もとのレコードのジャケットで出てくるのには理由があったのだわ。

▼結局、以前、レンタル店からCDを借りてiTunesに入れたアルバムで気に入ったのはCDを買ってしまった。ブツとして持っておきたい、そのくせかさばって置き場所に困るのはイヤなんだけど。1枚が終わったら盤を載せ替えるのも面倒なんだけど、それも良い。

▼レコード時代は、針とレコードの物理的接触と回転運動が音楽を聴くときにはついて回っていた。回転運動に拘るのは、小学校時代のレコードプレヤーがそりゃもうおんぼろで駆動部分のチャチなことと言ったら話にならんかった。ターンテーブルはリムドライブで回す式のやつ。モーターの回転を伝えるゴム製の「タイヤ」がターンテーブルに適度な圧力で接触する必要があるんだが、ここのメカニズムが弱かった。それで輪ゴムで補強したりして、回転を安定させるのにさんざん苦労した。音楽を聞くどころじゃなかったね。というわけで、回転運動に対してトラウマがある。
さらに針がレコードの溝を物理的にゴリゴリこすっている、という状態も考えるだけで落ち着かない。

▼テープの時代になってもヘッドの上を物理的にこすっていく点で変わらない。ところがCDになって画期的だったのは、非接触だっちゅうこと。これは凄いことだった。
iPodシャッフルやナノになると回転運動がないところで音楽が飛び出すんだから、こりゃあーた、イノベーション以外の何者でもないわけです。


すごいんだけど、ジャケットの写真から得られるイメージ、時間が経つに従ってアルバムの音楽と一体化していくあの感じ。ジャケットを見るだけで聞く気になったり、ならなくなったりするわけですねえ。それが得られない。

▼私のiTunesには1964曲、鳴らし続けて5.7日分の曲が入ってる。ストックがあるので落ち着けるんだけど、ジャケットなどの物理的実体がないためか、もの足らない感じがします。何なのだろう。

▼CDというメディアはまだ行けるんじゃないのか、という感じがする今日この頃。





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Last updated  January 11, 2006 01:01:49 AM


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