インキュベーションマネージャー(IM)安部博文、経営者支援のヨロコビ・オドロキ・感動の日々

インキュベーションマネージャー(IM)安部博文、経営者支援のヨロコビ・オドロキ・感動の日々

January 25, 2006
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▼今日の午後は休暇を取って、ある団体が行う表彰企業を選ぶ審査会に審査員として参加。


▼結果として顕彰されるにふさわしい企業が選ばれ、審査員と事務局一同納得できた。選考のプロセスで決算書にも目を配るわけだが、非公開会社とは言ってもやはり決算書をどう作るかという意図を持つべきだと感じた。

▼大分県宇佐市に本社がある(株)西日本精機の奈良社長は、自己資本比率80%を目指すと言って1年頑張り、結果的に70%代でしたわ、と仰る。恐れ入る社長だ。理想のプロポーションの決算書のイメージがあって、それを追求している。だからムダがない。売上高は中味が少しずつ入れ替わりながら数字はきちんと出ている。

▼決算書をどう作るかに対して意図をもって経営している会社のものはプロポーションの良い決算書になる。社長は決算書をもっと意識して経営するべきだ、と感じた。具体的には、営業利益が出るよう、売上の確保・維持・増進、経費の節減のあとが見えるかどうか。自己資本比率の高さ。逆に言うと負債の部が過大になっていないこと。資産の部では贅肉のないビジネスの舞台装置作りが行われていること。それが売上高につながっているなあと感じさせること。

▼CF計算書もついていた。面白いことに、決算書から受ける印象と違う、と感じた。さらに、CF計算書から得る印象をもとに企業に対して下す判断がキツくなるなと自分で感じた。具体的に言うと、営業CFが黒字じゃないと非常に不健全な気がする。成長のために投資が先行する場合もあるが、リターンは本業から得られる営業利益だから、これがマイナスだと????という気持ちになる。ところが損益計算書の営業利益がマイナスの場合は、いかんなあと感じつつも、CFよりちょっと甘い受け止め方をしてしまう自分がいた。これはなぜだろうか・・・日常ではBSとPLだけで、CF計算書を見ることがないからかなあ。それと営業CFが決定的に大事で、投資CFは前向き投資をしているかどうかを見る程度、財務CFは参考程度ということで、7:2:1くらいの比重で見るように思っているから、というのもある。この見方はずっと前に何かの講座で聞いた話。すっと頭に入ってCF計算書を見るときのルールになっちゃってる。

▼途中から事務局が灰皿を配り始めた。それを見て思わず「なんと時代錯誤なことを!」と声が出てしまった。結局、誰もタバコに火をつけなかった。





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Last updated  January 25, 2006 10:32:37 PM


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