類語・関連語:六日の菖蒲(あやめ)十日の菊。昼行燈。Useless things / like a brazier in summer and a fun in winter 解説:役に立たないものを揶揄して言う言葉。しかししばらくすると夏扇冬炉になり、役に立つ。マイペースを崩さずやっていけばいいときもある、またわるいときも来る、その繰り返しという話。論衡「作無益之能、納無補之説、以夏進炉以冬奏扇」より。夏炉は夏の火鉢、冬扇は冬の扇。夏は頁+臼+夊の会意文字。頁は冠や面などをつけた人の頭の象形。臼は両手。夊は両足の象形。冠をつけ両手両足を動かしてみやびやかに舞う夏祭りの舞のさまから、夏の意。炉(爐)は火+廬の形声文字。音符の廬(ロ)はくるっと取り巻くの意。火力が逃げないように周囲を囲んだ設備、いろりの意。常用漢字の炉は俗字。冬は金文では日+夊の会意文字。夊は終の原字で、糸の最後の結び目の部分の象形。一年の月日の終わりの季節、ふゆの意。扇は戸+羽の会意文字。鳥の羽のように広がったり閉じたりするとびらの愛。転じてひろげた羽のような扇の意。