類語・関連語:机上の空論。空理空論。An armchair theory / an impracticable theory / a desk plan 解説:現場の声や経験が入ると机上の空論だと言って片づけられなくて済むのに,その労を省いて絵に描いた餅のようなプランがある。現場の知がないプランは,たとえばビジネスプランコンテストなど競い合う場面になると現場の知を取り入れたプランに比べて明らかに弱い。だのになぜ後を絶たないのだろうか。たぶん現場に行くのが面倒くさい,現場の声を聞くと思い描いた仮説がそのまま通用しないだろうと予想がつく,現場を知ったところで全体を理解できるわけではないと思って省く,など理由をつける。机上の論から出発するのは全然OKなんだけど,最後まで現場知らずでは,現場に持って行ったとき使えないプランになっているリスクが大。そんなことなら,現場(と近いものでも良い)とすり合わせながらプランを考えるほうがよほど時間と労力の節約になる。効果も出る。今日の言葉は,プランを立てる時は労を惜しんではいけないということを教える言葉。机上は机の上。机は木+几の形声文字。音符の几(キ)はつくえの意。木を付して意味をはっきりさせた。上はうえの意の指事文字。論は言+侖の形声文字。音符の侖(リン)は筋道を立てるの意。言を付して筋道を立てて述べるの意。