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2022.12.18
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カテゴリ: 事件
痛ましい北新地のビル放火から昨日で1年が経ちました。
昨年の12月17日、大阪市北区にある「堂島北ビル」の4階にある心療内科クリニックで火災が起き、院長や患者など27人が死亡し、1人が負傷しました。
その時の火災は放火によるもので、その被疑者は火災による死亡者の1人でした。件の心療内科クリニックに通院していた被疑者は、11年間無職で貯金は0円、家族とも絶縁状態だったそうで、生活苦と孤立状態が続いていたそうです。

被疑者の姿はクリニック内の防犯カメラに映っていて、可燃性の液体を床に流してライターで火を点けていたそうです。その後の警察の捜査で、被疑者の自宅からは、これもまた痛ましい事件ですが、​ 京都アニメーション放火事件 ​など放火殺人に関する新聞記事の切り抜きが多数発見されました。
被疑者が事件を起こした動機は、孤独と生活苦に耐えかねての他人を巻き込んだ自殺という事で、警察は被疑者死亡という事で書類送検したそうです。

近年になってからは、他人を巻き込んだ自殺、死刑になりたいから殺人を犯すという内容の事件が多発していますが、自分が人生に絶望したからといって何で他人を道連れにしなければいけないのか、私には理解できません。
心療内科クリニックの放火で亡くなられた院長先生は患者の為に親身になって下さる良い人で、クリニックに通院されていた患者さん達も社会復帰を目指して頑張っていました。
何でそのような人達が、理不尽な考え方の人間の犠牲にならなければいけなかったのか・・・・・・。

京都アニメの事件と違い、被疑者が死亡してしまったのが残念ですが、残された方々には悲しみを乗り越えて強く生きて頂きたい。これだけしか言えません。






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最終更新日  2022.12.19 00:40:07
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