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convientoさん
先週買った時、氷水につけて、そのまま食べながら帰って来た。美味しいね~と皆で感激したのだが、息子たちの手が伸びてくるスピードがドンドン速くなって…。ゆっくりじっくりまったり、と味わうことができなくてとても心残りだった。昨日、その葡萄屋さんを紹介した方から、行ってきました、とメールがあった。(食べたい) その方のHPの掲示板に書き込みした。(食べようかな) 夫から電話がきて、私の妹たち三家族の集まりに加わって、みんなでバーベキューをしたとのこと。(悔しい~!ゼッタイ買っていっぱい食べてやる)
そんなわけで、朝のアニメタイムが終わると、4人で車に乗り込んだ。例の地震以来、子供たちは家族が離ればなれになるのを嫌がって、一緒に行動してくれるようになった。水筒にお茶をつめて、いざ出発。今日のお目当てはバラディのみ!!
片道45分。途中で道に迷いながらも無事到着。一人、ペン次は乗り物に酔いやすく、後ろでぐったりしていた。私と同じか、もう少し年上らしい女性が声をかけてきた。いろいろ他の人にも指示を出していたので、農園の奥さんではないかと思う。バラディを指差しながら、「コレ下さい!」とお願いした。 「これは大きいでしょう?ほかのサイズにしましょうか?」 とちょっと小さめのバラディを箱から取り出してきた。「いえ、大きい方がいいです、コレがいいです。一年に1、2回しか食べられないから…」
「美味しいでしょう?ウチの息子もコレしか食べないんですよ」え~!?それはないでしょう、これだけいろんな葡萄があるんだから~!…と内心では叫びながらも、「本当に美味しいですね、こちらまで足を伸ばす甲斐があります」バラディ一つにしようかと思ったが、やはり誘惑に耐えがたく、親子巨峰も3房購入した。
親子巨峰というのは、同じ房のなかに、種があるのとないのが混在している巨峰だ。本来なら、みんな元は親子巨峰で、子供(種無し)の実を全部摘果して、たっぷり親の実だけを育てたのが巨峰になる、らしい。その手間をかけられないのは自家用として値も下がる。今年は早くそしてよく実って、嬉しい悲鳴だったそうだ。そう思うと、葡萄ってなんて手のかかった贅沢な果物だろう。
バラディは、検索すればどんな葡萄か分かると思う。一言いうとしたら、よくご馳走のシーンで出てくる葡萄はバラディかその親戚に違いない。皮ごと食べられ、サクサクした果肉。今からなら、長野、勝沼方面へ行けばまだ収穫してるところがあるだろうけど、我が家の葡萄のシーズンはこれで終わり。今、冷蔵庫で冷やしている。ゆっくり味わおう。
そうそう、その直売所の駐車場は天井がぶどう棚で覆われていた。袋がかかったのもあれば、そのままのものも。いくつか実が落ちていたのを、ドビーがすばやく拾った。止めようとしたが遅かった。「超スッパ~~~!!」とドビーの顔が訴えていた。