屋敷しもべ妖精の下僕

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2008年01月02日
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カテゴリ: 未分類
干し柿。

この秋にはあまり長いこと干さず、半生で冷凍したとのこと。夫と私があまりに美味しい美味しいというので、焦ったのだろう。半生があまりに美味しかったので、産直市場に正月分を残して全部出荷してしまい、持ち帰らせてやれない、すまないね、とは義父の弁。
美味しいのを美味しいうちに食べてもらえるのがなによりのことと思う。

その話をしてたら、義弟のNさんが、昨年の柿は甘柿も素晴らしく美味しかったんですよ、と言い出した。そう、ここは庭先や畑に、甘柿渋柿合わせて7本も柿の木がある。

畑の南に植わってる三本の木から、異常気象のせいか、実の数は一本から10個もとれなかったのだけど、どれも傷もなく、大きさも味も今までみたなかの最高級の柿だったんですよ、と大絶賛。


この柿の実の話ほど嬉しいことはなかった。その三本は、結婚が決まったとき、母がこちらに贈った富有柿の苗だった。

母は思い込んだらトコトンの人だった。苗木(おもに桜)を頒布する日本花の会に入り、自分のうちには植えられないけど、とあちこちに苗木をおくりつけた。仲人さん宅には桜の苗木を、夫の実家には柿の苗木を、と聞いたとき、私は沢山柿の木が植わってるし、仲人さんも古くからあるお家なのに、迷惑なことをして!と母に抗議したのだった。

ありがたいことに、義父はその苗木を畑の端に植えて、大きくなったら木陰が出来るから。仲人の大叔父さまも田んぼの端にズラッと植えて畦道がしっかりするし、春は見映えがよい、と喜んでくれた。

私の母方の祖母も心臓を悪くして倒れるまでの一人暮らしのあいだ、娘(母)の贈ってくれた枝垂桜を庭のシンボルツリーとして大事にしていたし、私の下二人の妹たちが通った中学にも大木となった桜の木があって、花の便りのたびに見にいった。




いつか、私達4姉妹で母の柿をお相伴に預からせてもらえる日がくるといいな。





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Last updated  2008年01月16日 15時28分52秒
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