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商売されてる方なら毎日のように気になるのがこの「景気」ってやつ・・・
得意先をまわっていて、いつも話題に出るのがこの話し
「大江戸さん、どう景気(他の店の)は?」が挨拶ことば
「ええっ、あんまし良くないみたいですね」と言えば相手はとりあえずは納得して喜ぶ
「結構みなさん忙しいみたいですよ~」なんて言おうものなら
口をきいてくれない客がたくさんいる(笑)
早い話、自分のところが暇だからよそのお店のことが気になって訊いてくるわけだ
そして、できるだけ自分の器量のせいにしたくはないものだから景気のせいにしたがる
世間一般が景気悪ければ、自分の店が悪いのは当然だと安心をする
でも安心したところで客が入ってこなければ一銭になるわけでもない(笑)
長年商売をしていると景気が良いときもあれば悪い時もあることを学習する
本来、良い時に蓄え悪い時のために備えることが重要なのを覚えるはずなのだが
とかく人間は自分勝手なもので、少し忙しいと自分の実力と努力のせいに
暇だと他人のせいにしたがる傾向があるようだ
今にして思えば、バブルの崩壊の後にいなくなった人たちは
自分の都合の良いように解釈してきた人が多かったのではないかと思う
いやそれが悪いというわけではない、誰でもそうだった
自分自身も例外ではなく、その傾向にあるときがあった
少し勉強のつもりでマンションに投資をして手痛い目にあったときがある
そして、その処理にはその後何年にもわたって苦労をした(汗)
その時は、太陽は今日沈めば明日必ず昇るのと同じで
まじめに仕事をしてさえすれば今日よりか明日、明日よりか明後日は
必ず良くなると信じていた そいいうことからすると
自分もおめでたい人間の一人であったと言えるだろう(笑)