きたひとネット

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2006年05月20日
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私たちの食は多くの科学技術から恩恵を受けながら確保されています。
 戦後の食糧難の時代の生産性から考えると、いかに農薬や化学肥料・各種生産資材の発展によって食糧確保してきたのかと思います。増加の一途をたどっていた人口に対し、どんどん減っている農家戸数を見るに付け、科学技術のありがたさを感じています。
 しかしながら私たち生産者も・消費者の皆さんもすでに利用されてきた科学技術をどこまで理解して利用してきたのでしょうか。
 開発研究者は新しい技術をどこまで一般市民に理解させてきたのでしょうか。
そういう努力はしてきたのでしょうか?

 10年ほど前にはまだ遺伝子組み換え作物を使った加工食品も少なかったと思います。それなのに「不況」だからの物価のデススパイラルの中で「より簡便に、より安く、より見た目の良い物」を選択してきた日本人は、結果世界でも有数の遺伝子組み換え作物の輸入国となっています。
知らなかったとはいえ、確かに私たちはこういう食を選択してきたのです。

食の安心・安全 が重要な国民的関心事であると思いますが、全国に先駆けて食の安全条例やGM作物栽培規制条例を制定した北海道で、将来の食をどういう方向へ選択していくのかを考える~そんなフォーラムにしたいと思っています。

時 :2006年5月28日(日)13:30~16:00


内容:講演~松井博和(北大大学院農学研究科教授・GM作物栽培規制条例案・細則等策定委員会座長)
   参加者意見交換

主催:遺伝子組み換え作物対話フォーラムプロジェクト(北大)
   (このプロジェクトは、科学技術振興機構 社会技術開発センター
    「21世紀の科学技術リテラシー」の助成を受けています。)
参加費:無料

参加申し込みは、このブログの「メールを送る」の機能を使い、私宛にメールでお申し込み下さい。(25日まで)

意見を持つのも反対するのも・対象のことを知ることから始まります。
相手の話を最後まで聞き、感情的にならず北海道の豊かな未来を食を通じて語り合えれば・・・と思います。    






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Last updated  2006年05月20日 22時43分30秒
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Scientific Idea@ Re:分子模型でキラキラアクセ(11/22) こんいちわ。 おもしろいものを作ってま…
yumico2768 @ Re[1]:BSE~これから(12/11) 真田万里さん >BSEもGMも、そして…
真田万里@ Re:BSE~これから(12/11) 11日のグループ分けで、左側二人目にいた…
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