久々に小春日和の10月30日、31日
この期の営業最後の二日間でした。例によってみんなの生産物ばかりで作る こ~ま鍋は 野菜はもちろん、ゆで卵やチキンボール・落葉きのこ・春よ恋全粒粉のお団子も入って暖まるもので、たくさんのお客さんに無料で感謝の気持ちで食べていただきました。
大量に作る甘酒もお客様にとても喜んでいただけました。・・・
私は汗だくで厨房にいたので・・写真がない。
そしてテントの前では七輪に炭をおこし、サツマイモやジャガイモ。ニンニクなどを焼いてミニアウトドアクッキングも実演!
お客様からも差し入れがあり、私たちもおなかいっぱい!
ところでこんな私たちの直売所に毎週来てくれる助っ人がいます。
終了時間近くなると現れ、ご自分の買い物を済ませ、やおら軍手をはいて品物や販売台テントの撤収まで手伝ってくれます。
そして今回のようなイベント・収穫祭などでも会員並みに早朝からお手伝いに来てくれるその人は 「もったいないわ、千歳」の代表 I さん
売れ残った商品や、選別した残りの小さいいもとか、割れた人参などいわゆる規格外のものを希望するさまざまな福祉施設などへ運んでいるボランティアのグループです。
その彼女はこの日もウエイトレスを手伝ってくれたのですが、最後の後かたづけのあとでこんなかわいい包みをみんなに手渡してくれました。
開けてみると、チョコレートが一つ、そしてたくさんの施設の皆さんから感謝のメッセージが・・・。
裏面には、野菜たちの行方を書いた一覧があり、「もったいないわ・千歳」の活動報告がありました。
この活動をしている I さんたちのガソリン代も時給もない・・・あるのは私たち生産者や受け入れる施設の人たちという人財・・・おつきあい・助けあいのこころ
たくさんある施設の給食の予算は本当に厳しいと聞きます。
一般のお客さんが見向きもしない「皮を剥いたらなくなるでしょ!」と言われるジャガイモでもかわつきのままで、うす~く皮を剥いて喜んで使っていただいています。
売れ残ってしなびた菜っ葉も、虫食いのひどいキャベツも大切に食べてくれる人がいるのも生産者にとっては嬉しいことです。
たまには最盛期のトマトやいちごも差し上げることができました。
「すっごいよろこぶわ。とても買えない贅沢品だから・・・」と言うことです。
私たちも自分たちの食生活を見直し、食べ残しや作りすぎの料理を無くし、食べ物に感謝することを思い起こさなければ・・・と身が引き締まるお手紙でした。
さあ、来期にむけて鋭気と知を養い、畑の後かたづけをしましょう。
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