かつて、かいじゅうたちの本棚があった。

2024年11月28日
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「おむすび」感想つづき。しつこいようだけど、気がついたことがあるので書いておきます。
観るとイヤな気持ちになる、その理由を考えました。病院の栄養士さんと食事を残す患者さんの
ロールプレイ、というシーンで、小手さんが患者役「まずいんだよお~!」と大声で暴言を吐いて
栄養士役のカスミンを怯えさせていました。山本舞香さんの、役名は何だっけ?、きついお嬢さん、も
栄養士役の結ちゃんに「あんたが嫌いだから(食べたくない)」と暴言を吐いていました。その表現が「いろんな人がいるからね」なのは、わかるんです。社会に出たら、気の合わない人とも仕事をしなくちゃいけない、だから今から対策しておこう、間違ってません、合ってます。ただね、このドラマ、「いろんな人」の表現がワンパターンです。「自分のイライラや不満をただただ他人にぶつけてくる人」って表現しかないのかな?
実際、そーいう人が多いのも知ってます、もちろん。そして私は、それが嫌い。自分にあたられるならともかく、ぶつけられている人がじっと堪えているのを見過ごせない。そこでひとこと口を出してしまうのが私の悪い癖かと。以前も書きました。「黙って堪えている人の寛容さに甘えてはいけない」だっけか。だから、できれば他人にイライラをぶつけてくる人をなんとかしたいんです。私にぶつけてくる人には、冷静にイライラの理由は何かたずねます。そして解決の糸口を一緒に探します。黙って堪えたくないし、解決したい。
そもそも私は常に「聞きますよ」モードだから当たり散らされることとかないです、基本的に。そして
世の中には、そんなときも穏やかで優しくうけとめてあげられるまるで神さまのような人もいるんです。それも知ってます。やっぱり年配の人に多いんですよ。特に病院には。旦那さんの行動に振り回されてきた、とか、そーいう人たち、それぞれの事情や背景をよく思いやっている。看護師さんに暴言を吐く、暴力を振るう、そういう人は「年をとって抑えがきかないのよね」と理解して優しく流す。他人のよくない点を許すことができない、のは若い人の極端な正義感にありがちなのかもしれない。私は、若くないけど、他人にイヤな思いをさせることを見過ごせないのは、若いときからいまだにそのまま。まあでも、年をとって言い方には気をつけるようになりました。
でね、「自分のイライラや不安や悲しみを他人にぶつけて解消すること」を当たり前のことと表現してはいけないと思うんです。結ちゃんもアユミちゃんも結ちゃんのお父さんも、怒っていい。怒らないと観ているこちらはモヤモヤが溜まるばかり。もちろん、やり返したら同じレベルに落ちる、だから黙って堪える、のがドラマとしては正しいのかもしれないけど、何か別の切り口があってもいいですよね。あれでは、いろんな人じゃなくて「ひたすら他人にイライラをぶつける人」もいるからね(それは普通)になっちゃいますよ。

「無能の鷹」がおもしろかったのは、かつてのアンジャッシュのすれ違いネタのように、相手の言うこと、やることを良いように解釈してくれて、物事がとんとんと進んでいくところですね。でもあれは、マンガ原作があるから、というのを毎回言ってました、これはマンガだよねーと。でもマンガから学ぶこともあるよ、もちろん。「省いた」社員さんの話とかおもしろかった。工藤阿須加さんのお話もおもしろかったね。役名失念、雉だっけ?。クールに構えていたはずがいつのまにか・・・みたいなね。鷹野さんてキャラは発明ですね。あ、そうか、光る君へチームもたくさんいましたね。一条天皇と百舌彦共演の回もあった。井浦新さんもレギュラーだったし。なんだ、長くなったなあ。読んでくれてありがとう。
以上、おむすび他の感想でした。またね





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Last updated  2024年11月28日 13時28分13秒
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